2025年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)
ヤーマン株式会社 (6630)
決算評価: 悪い主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
ヤーマン株式会社の2025年12月期(8ヶ月変則決算)連結業績は、戦略的な先行投資と国内事業の収益構造改革の過渡期にあったことから、売上高は前連結会計年度(12ヶ月)と比較して減少しました。特に、営業利益および親会社株主に帰属する当期純利益は大幅な損失となりました。これは、将来の成長に向けた研究開発や海外展開への投資、および連結子会社取得に伴うのれんの減損損失計上が主な要因です。一方で、海外事業においては「独身の日」でのECプラットフォームでの販売実績1位獲得や、中国での医療機器認可取得など、グローバルでのブランド力向上に向けた進展も見られました。2026年12月期は「黒字化・利益優先」を掲げ、収益性の回復を目指す方針です。
2. 業績結果
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 17,246 | -21.8% |
| 営業利益 | △718 | - |
| 経常利益 | △637 | - |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △1,197 | - |
| 1株当たり当期純利益(円銭) | △21.77 | - |
| 配当金(円銭) | 9.00 | - |
業績結果に対するコメント: 2025年12月期は8ヶ月の変則決算であり、前連結会計年度(12ヶ月)との単純比較は難しいものの、売上高は大幅に減少しました。営業利益、経常利益、当期純利益は全て損失となり、特に当期純損失は1,197百万円に達しました。これは、将来的な成長基盤確立のための戦略的投資(研究開発、海外展開など)と、国内事業の収益構造抜本的改革の過渡期にあったこと、さらに連結子会社である株式会社forty-fourの取得時に認識したのれんの減損損失計上が主な要因です。海外部門は「独身の日」での好調な販売実績などが見られましたが、国内通販部門、店販部門、直販部門の業績が全体を押し下げました。配当金は前期と同額の9.00円が予定されています。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 流動資産 | 記載なし | 記載なし | | 現金及び預金 | 14,498 | △14.6% | | 受取手形及び売掛金 | 記載なし | 記載なし | | 棚卸資産 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 固定資産 | 記載なし | 記載なし | | 有形固定資産 | 記載なし | 記載なし | | 無形固定資産 | 記載なし | 記載なし | | 投資その他の資産 | 記載なし | 記載なし | | 資産合計 | 27,889 | △5.3% |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 流動負債 | 記載なし | 記載なし | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | 記載なし | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 固定負債 | 記載なし | 記載なし | | 長期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 負債合計 | 3,503 | △1.0% |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 株主資本 | 記載なし | 記載なし | | 資本金 | 記載なし | 記載なし | | 利益剰余金 | 記載なし | 記載なし | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 24,386 | △5.8% | | 負債純資産合計 | 27,889 | △5.3% |
貸借対照表に対するコメント: 当連結会計年度末の総資産は27,889百万円となり、前期末から5.3%減少しました。主な要因は現金及び預金の減少(2,469百万円減)や、のれんの減少(615百万円減)です。負債合計は3,503百万円で、前期末から1.0%の減少となりました。純資産合計は24,386百万円で、前期末から5.8%減少しました。これは、当期純損失の計上(△1,197百万円)および配当金の支払い(495百万円)による利益剰余金の減少が主な要因です。自己資本比率は87.4%と高い水準を維持しており、財務の健全性は保たれています。流動比率や当座比率などの安全性指標に関する具体的な数値は記載がありませんが、自己資本比率の高さから、短期的な支払い能力にも問題はないと考えられます。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 17,246 | △21.8% | 100.0% |
| 売上原価 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 売上総利益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 販売費及び一般管理費 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 営業利益 | △718 | - | 記載なし |
| 営業外収益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 営業外費用 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 経常利益 | △637 | - | 記載なし |
| 特別利益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 特別損失 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 税引前当期純利益 | △1,192 | - | 記載なし |
| 法人税等 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 当期純利益 | △1,197 | - | 記載なし |
損益計算書に対するコメント: 当期は売上高が17,246百万円となり、前期(12ヶ月)から21.8%減少しました。営業利益は△718百万円の損失、経常利益は△637百万円の損失、そして親会社株主に帰属する当期純利益は△1,197百万円の損失となりました。この大幅な赤字は、将来的な成長基盤確立のための戦略的投資(研究開発、海外展開など)と、国内事業の収益構造抜本的改革の過渡期にあったこと、さらに連結子会社取得に伴うのれんの減損損失計上(541百万円)が主な要因です。売上高営業利益率は△4.2%となり、収益性の低下が顕著です。ROEやROAといった収益性指標に関する具体的な数値は記載がありませんが、大幅な損失計上により、これらの指標もマイナスとなっていることが推測されます。コスト構造としては、減価償却費(244百万円)や減損損失(541百万円)が費用として計上されています。
5. キャッシュフロー
- 営業活動によるキャッシュフロー: △1,413百万円(前期:2,215百万円の獲得)
- 投資活動によるキャッシュフロー: △175百万円(前期:154百万円の獲得)
- 財務活動によるキャッシュフロー: △964百万円(前期:1,178百万円の使用)
- フリーキャッシュフロー: 記載なし(営業CF + 投資CFで計算可能だが、投資CFの詳細は不明)
6. 今後の展望
ヤーマン株式会社は、2026年12月期を「黒字化・利益優先」の最優先事項とし、成長軌道への復帰を目指します。国内においては、フィットネス、接骨院、宿泊施設を新たな柱とした新規事業を強化し、自社ECサイトのCRM施策高度化や「ブランドストア事業部」の創設により、収益性の向上と売上回復を図ります。海外においては、米国市場での「メディリフト」シリーズ展開強化、中国市場での美顔器基盤安定と化粧品・ヘアケア分野の育成、ベトナムや台湾などの新興市場への進出を加速させ、グローバルブランドとしての地位確立を目指します。 2026年12月期の連結業績予想は、売上高27,500百万円、営業利益450百万円、経常利益500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益350百万円を見込んでいます。 また、2028年12月期に売上高500億円を目指す新たな中期経営計画を2026年3月中に開示予定です。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績:
- 通販部門: 売上高1,475百万円、セグメント利益397百万円
- 店販部門: 売上高4,953百万円、セグメント利益875百万円
- 直販部門: 売上高4,855百万円、セグメント利益449百万円
- 海外部門: 売上高5,427百万円、セグメント利益443百万円
- 配当方針: 2025年12月期は前期と同額の年間配当金9.00円を予定。2026年12月期も同額の年間配当金9.00円を予想。
- 株主還元施策: 配当金の支払い。
- M&Aや大型投資: 株式会社forty-fourの取得(当期認識ののれん減損損失計上)。
- 人員・組織変更: 「ブランドストア事業部」を創設予定。