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更新: 2026-03-13 15:30:00
決算 2026-03-13T15:30

2026年4月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

HEROZ株式会社 (4382)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

HEROZ株式会社は、2026年4月期第3四半期において、売上高4,687百万円、営業利益358百万円を計上し、前年同期比で売上高+7.8%、営業利益+126.4%の大幅な増収増益を達成しました。AI/DX事業の収益拡大とAIエージェント機能の実装による競争力強化が寄与し、営業利益率は7.7%と前年の3.6%から大きく改善しました。AI Security事業もゼロトラストセキュリティサービスの拡販が進み、全体の業績を牽引しています。

2. 業績結果

  • 売上高: 4,687百万円(前年同期比+7.8%)
  • 営業利益: 358百万円(前年同期比+126.4%)
  • 経常利益: 266百万円(前年同期比+189.8%)
  • 当期純利益: △49百万円(前年同期は△180百万円の損失)
  • 1株当たり当期純利益(EPS): △3.25円
  • 配当金: 未定

業績結果に対するコメント: AI/DX事業の収益拡大が顕著で、AIエージェント機能の実装による競争力強化、稼働案件数・引き合いの増加、大型案件の獲得等が寄与しました。BtoC領域では「将棋ウォーズ」「棋神アナリティクス」「棋神ラーニング」が安定した収益を上げ、BtoB領域ではLLMを含むAIやITに関する投資が実証実験フェーズから本格導入フェーズへ移行する中、案件数・引き合いの増加や大型案件の獲得等により収益が拡大しました。AI Security事業もゼロトラストセキュリティサービス「Vario Ultimate Zero」の拡販が進み、全体の業績を牽引しています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 4,600,506 | △0.8% | | 現金及び預金 | 1,546,912 | △10.8% | | 受取手形及び売掛金 | 928,979 | +3.6% | | 棚卸資産 | 230,467 | +50.7% | | その他 | 894,148 | +15.1% | | 固定資産 | 3,504,722 | △2.9% | | 有形固定資産 | 180,878 | △15.2% | | 無形固定資産 | 2,531,283 | △1.6% | | 投資その他の資産 | 792,560 | △3.2% | | 資産合計 | 8,105,229 | △0.5% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 1,736,966 | +17.0% | | 支払手形及び買掛金 | 157,302 | +10.4% | | 短期借入金 | 350,000 | +75.0% | | その他 | 1,229,664 | +20.0% | | 固定負債 | 989,006 | △32.1% | | 長期借入金 | 948,500 | △30.8% | | その他 | 40,506 | △48.2% | | 負債合計 | 2,725,973 | △7.5% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 4,539,826 | +0.3% | | 資本金 | 63,447 | +41.8% | | 利益剰余金 | △845,090 | △6.2% | | その他の包括利益累計額 | 22,419 | +23.9% | | 純資産合計 | 5,379,256 | +3.4% | | 負債純資産合計 | 8,105,229 | △0.5% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は56.3%と前期末の56.1%からやや改善しました。流動比率は264.9%と前期末の305.2%から低下しましたが、依然として高い水準を維持しています。資産構成では無形固定資産の割合が高く、AI関連技術への投資が進んでいることが伺えます。負債面では長期借入金の減少が目立ち、財務体質の改善が進んでいます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 4,687,013 +7.8% 100.0%
売上原価 2,610,049 +10.0% 55.7%
売上総利益 2,076,963 +5.2% 44.3%
販売費及び一般管理費 1,718,324 -5.7% 36.7%
営業利益 358,638 +126.4% 7.7%
営業外収益 45,977 +19.2% 1.0%
営業外費用 58,256 +17.8% 1.2%
経常利益 265,615 +189.8% 5.7%
特別利益 0 ±0.0% 0.0%
特別損失 0 ±0.0% 0.0%
税引前当期純利益 265,615 +189.8% 5.7%
法人税等 314,945 +1,076.5% 6.7%
当期純利益 △49,330 +102.6% -1.1%

損益計算書に対するコメント: 営業利益率は7.7%と前年の3.6%から大きく改善し、収益性の向上が顕著です。販売費及び一般管理費は前年比で5.7%減少し、コストコントロールが進んでいることが伺えます。営業外費用の増加は暗号資産評価損26,165千円が発生しているほか、主に当社における繰延税金資産の取崩等により、連結全体での法人税等調整額は△13,595千円(△は利益)となっています。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

記載なし

6. 今後の展望

2026年4月期の連結業績予想につきましては、2025年12月12日に公表いたしました連結業績予想の数値から変更はありません。売上高6,400百万円、営業利益500百万円、経常利益420百万円、親会社株主に帰属する当期純利益50百万円を計画しています。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: AI/DX事業とAI Security事業の2セグメント
  • 配当方針: 未定
  • 株主還元施策: 未定
  • M&Aや大型投資: JPYC株式会社との業務提携契約締結
  • 人員・組織変更: 記載なし

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