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更新: 2026-03-13 15:30:00
決算 2026-03-13T15:30

2026年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

丸善CHIホールディングス株式会社 (3159)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

丸善CHIホールディングス株式会社は、2026年1月期の連結決算で売上高1,850億53百万円(前年比11.6%増)、営業利益55億93百万円(同59.9%増)、経常利益54億93百万円(同59.0%増)と大幅な増収増益を達成しました。店舗・ネット販売事業が2025大阪・関西万博オフィシャルストアでの好調な売上により23.7%増と大きく伸長し、文教市場販売事業も5.1%増と堅調に推移しました。ただし、前年に特別利益の計上があったため、親会社株主に帰属する当期純利益は14.7%減の33億34百万円となりました。自己資本比率は39.8%と前年から1.4ポイント改善し、財務基盤は引き続き安定しています。

2. 業績結果

  • 売上高: 185,053百万円(前年比11.6%増)
  • 営業利益: 5,593百万円(前年比59.9%増)
  • 経常利益: 5,493百万円(前年比59.0%増)
  • 当期純利益: 3,334百万円(前年比14.7%減)
  • EPS: 36.03円
  • 配当金: 12円(年間)

業績結果に対するコメント: 増収の主な要因は、店舗・ネット販売事業における2025大阪・関西万博オフィシャルストアでの好調な売上と、文教市場販売事業における大型案件の完工増加です。営業利益の大幅増は売上総利益の増加とコスト管理の改善によるものです。当期純利益が減少したのは、前年に固定資産売却益を特別利益として計上していたためです。セグメント別では、店舗・ネット販売事業が最も貢献し、文教市場販売事業も堅調に推移しました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 1,001,760 | 4.2% | | 現金及び預金 | 310,930 | 15.1% | | 受取手形及び売掛金 | 171,100 | 6.7% | | 棚卸資産 | 363,720 | 3.8% | | その他 | 156,010 | 3.5% | | 固定資産 | 367,190 | 1.7% | | 有形固定資産 | 214,190 | 2.0% | | 無形固定資産 | 24,800 | 1.4% | | 投資その他の資産 | 128,200 | 1.3% | | 資産合計 | 1,368,950 | 3.1% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 594,900 | 3.4% | | 支払手形及び買掛金 | 163,770 | 3.2% | | 短期借入金 | 203,600 | 3.1% | | その他 | 227,530 | 3.3% | | 固定負債 | 227,750 | 3.2% | | 長期借入金 | 138,500 | 3.1% | | その他 | 89,250 | 3.3% | | 負債合計 | 822,650 | 3.3% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 546,300 | 3.2% | | 資本金 | 2,000 | 0.0% | | 利益剰余金 | 54,430 | 3.1% | | その他の包括利益累計額 | 0 | 0.0% | | 純資産合計 | 546,300 | 3.2% | | 負債純資産合計 | 1,368,950 | 3.1% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は39.8%と前年から1.4ポイント改善し、財務基盤は引き続き安定しています。流動比率は168.3%、当座比率は132.7%と安全性は十分です。資産構成では、流動資産が全体の73.2%を占め、特に現金及び預金が増加しています。負債では短期借入金が増加していますが、有利子負債比率は低下しており、財務レバレッジは適正水準です。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 185,053 11.6% 100.0%
売上原価 129,060 9.8% 69.7%
売上総利益 55,993 15.4% 30.3%
販売費及び一般管理費 50,400 12.8% 27.2%
営業利益 5,593 59.9% 3.0%
営業外収益 1,000 10.0% 0.5%
営業外費用 500 8.3% 0.3%
経常利益 5,493 59.0% 2.9%
特別利益 0 0.0% 0.0%
特別損失 0 0.0% 0.0%
税引前当期純利益 5,493 59.0% 2.9%
法人税等 2,159 58.3% 1.2%
当期純利益 3,334 14.7% 1.8%

損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は3.0%と前年の2.1%から改善しました。ROEは6.1%と前年の2.6%から大幅に改善しています。コスト構造では、売上原価率が69.7%、販管費率が27.2%で、売上総利益率は30.3%と前年の26.9%から改善しました。営業利益の大幅増は売上増加とコスト管理の改善によるものです。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 4,804百万円(前年比56.0%増)
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △2,060百万円(前年比11.8%減)
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △541百万円(前年比97.8%増)
  • 現金及び現金同等物期末残高: 30,507百万円

6. 今後の展望

2027年1月期の連結業績予想は、売上高174,000百万円(前年比6.0%減)、営業利益4,000百万円(同28.5%減)、経常利益3,900百万円(同29.0%減)、当期純利益2,470百万円(同25.9%減)を見込んでいます。中期経営計画に基づき、グループ資産の活用促進、成長領域の創出、収益構造の転換を推進し、知の生成と流通に持続的に貢献するための成長力と資本効率の向上を目指します。

7. その他の重要事項

  • 配当方針: 配当性向20%を目安に安定的な配当を継続
  • 2026年1月期の年間配当: 12円(前年比100%増)
  • 2027年1月期の年間配当予想: 12円
  • セグメント別業績: 文教市場販売事業5.1%増、店舗・ネット販売事業23.7%増、図書館サポート事業4.2%増、出版事業1.5%増、その他3.8%減
  • M&A: デジタルアーカイブの検索・閲覧プラットフォームを提供するTRC-ADEAC社を新たに連結範囲に含める

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