2026年4月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社 柿安本店 (2294)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 株式会社 柿安本店
【決算評価】 決算評価: 普通
【簡潔な要約】 株式会社 柿安本店は、2026年4月期第3四半期決算において、売上高が前年同期比0.7%増の2,793億8,800万円、営業利益が6.2%減の134億3,000万円、経常利益が6.0%減の137億8,000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が8.7%減の81億4,000万円となりました。売上高は微増ながら、利益面では減少しており、全体としては「普通」の決算評価となります。精肉事業と惣菜事業が売上を牽引しましたが、レストラン事業の損失拡大が全体の利益を押し下げました。年末年始商戦ではECサイト経由の売上拡大に取り組み、新規出店と退店を合わせて10店舗の店舗戦略を展開しました。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
株式会社 柿安本店は、2026年4月期第3四半期(2025年5月1日~2026年1月31日)の連結業績を発表しました。売上高は前年同期比0.7%増の2,793億8,800万円と微増にとどまりましたが、営業利益は6.2%減の134億3,000万円、経常利益は6.0%減の137億8,000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は8.7%減の81億4,000万円と減益となりました。利益率の低下が目立ち、全体としては「普通」の決算評価となります。年末年始商戦ではECサイト経由の売上拡大に取り組み、新規出店と退店を合わせて10店舗の店舗戦略を展開しました。
2. 業績結果
【売上高(営業収益)】 - 2026年4月期第3四半期: 2,793億8,800万円(前年同期比+0.7%) - 2025年4月期第3四半期: 2,773億8,000万円
【営業利益】 - 2026年4月期第3四半期: 134億3,000万円(前年同期比-6.2%) - 2025年4月期第3四半期: 143億2,000万円
【経常利益】 - 2026年4月期第3四半期: 137億8,000万円(前年同期比-6.0%) - 2025年4月期第3四半期: 146億6,000万円
【当期純利益】 - 2026年4月期第3四半期: 81億4,000万円(前年同期比-8.7%) - 2025年4月期第3四半期: 89億2,000万円
【1株当たり当期純利益(EPS)】 - 2026年4月期第3四半期: 85.07円 - 2025年4月期第3四半期: 90.39円
【配当金】 - 2025年4月期: 85.00円(年間配当金) - 2026年4月期: 85.00円(年間配当金予想)
業績結果に対するコメント: 売上高は微増ながら、利益面では減少しており、全体としては「普通」の決算評価となります。精肉事業と惣菜事業が売上を牽引しましたが、レストラン事業の損失拡大が全体の利益を押し下げました。年末年始商戦ではECサイト経由の売上拡大に取り組み、新規出店と退店を合わせて10店舗の店舗戦略を展開しました。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 1,132億9,000万円 | -0.9% | | 現金及び預金 | 679億2,000万円 | -15.2% | | 受取手形及び売掛金 | 359億0,000万円 | +42.3% | | 棚卸資産 | 370億0,000万円 | -2.9% | | その他 | 38億0,000万円 | -33.3% | | 固定資産 | 757億1,000万円 | -2.5% | | 有形固定資産 | 562億6,000万円 | -2.5% | | 無形固定資産 | 17億1,000万円 | -6.3% | | 投資その他の資産 | 169億4,000万円 | +2.5% | | 資産合計 | 1,890億1,000万円 | -1.6% |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 323億1,000万円 | -11.0% | | 支払手形及び買掛金 | 110億0,000万円 | -13.8% | | 短期借入金 | 0円 | 0% | | その他 | 213億1,000万円 | -10.3% | | 固定負債 | 49億0,000万円 | -5.9% | | 長期借入金 | 0円 | 0% | | その他 | 49億0,000万円 | -5.9% | | 負債合計 | 372億1,000万円 | -10.3% |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 1,517億9,000万円 | +1.0% | | 資本金 | 126億9,000万円 | 0% | | 利益剰余金 | 1,843億9,000万円 | +0.1% | | その他の包括利益累計額 | 27億0,000万円 | +80.0% | | 純資産合計 | 1,517億9,000万円 | +1.0% | | 負債純資産合計 | 1,890億1,000万円 | -1.6% |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は80.3%と高く、財務の健全性は良好です。流動比率は約3.5倍、当座比率は約2.8倍と安全性指標も良好です。資産構成では現金預金が減少し、受取手形及び売掛金が増加しています。負債では支払手形及び買掛金が減少し、賞与引当金も減少しています。純資産ではその他有価証券評価差額金が増加し、自己資本が増加しています。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 2,793億8,800万円 | +0.7% | 100.0% |
| 売上原価 | 1,305億5,000万円 | +1.1% | 46.8% |
| 売上総利益 | 1,488億3,800万円 | -0.4% | 53.2% |
| 販売費及び一般管理費 | 1,353億9,000万円 | +0.4% | 48.5% |
| 営業利益 | 134億3,000万円 | -6.2% | 4.8% |
| 営業外収益 | 3億6,000万円 | +2.9% | 0.1% |
| 営業外費用 | 0円 | 0% | 0.0% |
| 経常利益 | 137億8,000万円 | -6.0% | 4.9% |
| 特別利益 | 0円 | 0% | 0.0% |
| 特別損失 | 58億0,000万円 | 新規計上 | 2.1% |
| 税引前当期純利益 | 132億8,000万円 | -7.3% | 4.8% |
| 法人税等 | 50億5,000万円 | +0.2% | 1.8% |
| 当期純利益 | 81億4,000万円 | -8.7% | 2.9% |
損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は4.8%と前年同期の5.2%から低下しています。ROE(自己資本利益率)は5.4%と前年同期の6.0%から低下しています。コスト構造では販売費及び一般管理費が増加し、特別損失として固定資産除売却損や資産除去債務履行差額が計上されています。前期からの主な変動要因は、レストラン事業の損失拡大とECサイト経由の売上拡大に伴う販売費の増加です。
5. キャッシュフロー(記載があれば)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は458百万円であります。
6. 今後の展望
2026年4月期通期の連結業績予想につきましては、2025年6月10日に発表いたしました2025年4月期決算短信〔日本基準〕(連結)に記載しております予想から変更はありません。売上高は36,400百万円(前期比+0.8%)、営業利益は1,500百万円(同+0.0%)、経常利益は1,550百万円(同+0.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益は850百万円(同+21.2%)を予想しています。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: 精肉事業(売上高1,065億8,000万円、セグメント利益90億3,000万円)、惣菜事業(売上高986億8,000万円、セグメント利益82億3,000万円)、和菓子事業(売上高499億5,000万円、セグメント利益18億3,000万円)、レストラン事業(売上高104億4,000万円、セグメント損失2億円)、食品事業(売上高137億1,000万円、セグメント利益14億3,000万円)
- 配当方針: 年間配当金85.00円を予想
- 株主還元施策: 配当性向は20.0%を予定
- M&Aや大型投資: 新規出店1店舗、退店10店舗
- 人員・組織変更: 特に記載なし
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用しています - データが不明な場合は「記載なし」と明記しています - 表形式は markdown形式で見やすく整形しています - 金額の単位を明確に記載しています(百万円)