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更新: 2026-03-11 16:00:00
決算 2026-03-11T16:00

2026年1月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

株式会社あさくま (7678)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社あさくま(東証コード: 7678)は、2026年1月期に売上高10,045百万円、営業利益519百万円を達成し、28年ぶりに売上高100億円を突破しました。既存店売上高が38カ月連続で前年超えを達成するなど、サラダバーの充実や新業態展開などの施策が実を結びました。ただし、前期に子会社合併に伴う繰延税金資産455百万円を計上した影響で当期純利益は減少していますが、実質ベースでは大幅増益となっています。

2. 業績結果

  • 売上高: 10,045百万円(前期比20.3%増)
  • 営業利益: 519百万円(前期比188.9%増)
  • 経常利益: 527百万円(前期比185.1%増)
  • 当期純利益: 325百万円(前期比42.8%減)

業績結果に対するコメント: 売上高は既存店の強化と新規出店により20.3%増加し、28年ぶりに100億円を突破しました。営業利益は前期の低利益率から大幅に改善し、188.9%増加しました。これはサラダバーの充実やホットバーの導入、体験型デザートの展開など、来店動機の強化と客単価アップ施策が奏功した結果です。「肉の日イベント」ではサーロインステーキ50%増量を実施し、客単価が100円以上上昇するなど、商品施策も好調でした。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 3,128 | +20.6% | | 現金及び預金 | 2,441 | +18.4% | | 受取手形及び売掛金 | 471 | +42.1% | | 棚卸資産 | 106 | +55.4% | | その他 | 110 | +1,321.5% | | 固定資産 | 1,824 | +4.0% | | 有形固定資産 | 847 | +22.0% | | 無形固定資産 | 17 | -7.4% | | 投資その他の資産 | 960 | -11.0% | | 資産合計 | 4,952 | +13.7% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 1,443 | +30.2% | | 支払手形及び買掛金 | 729 | +29.8% | | 短期借入金 | 0 | -100.0% | | その他 | 714 | +31.8% | | 固定負債 | 113 | -35.9% | | 長期借入金 | 0 | -100.0% | | その他 | 113 | -0.1% | | 負債合計 | 1,556 | +21.1% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 3,396 | +10.6% | | 資本金 | 92 | 0.0% | | 利益剰余金 | 1,698 | +23.9% | | その他の包括利益累計額 | 1,703 | +10.8% | | 純資産合計 | 3,396 | +10.6% | | 負債純資産合計 | 4,952 | +13.7% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は68.6%と高い水準を維持しており、財務の健全性は良好です。流動比率は217.1%と短期債務の支払い能力に問題はありません。資産増加の主な要因は現金預金の増加と売掛金の増加です。負債では買掛金や未払金の増加が目立ちますが、これは事業拡大に伴う一時的なものと考えられます。長期借入金を完済し、無借金経営を実現しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 10,046 +20.3% 100.0%
売上原価 4,411 +18.7% 43.9%
売上総利益 5,635 +21.9% 56.1%
販売費及び一般管理費 5,116 +15.4% 50.9%
営業利益 519 +188.9% 5.2%
営業外収益 12 +106.1% 0.1%
営業外費用 4 +145.1% 0.0%
経常利益 527 +185.1% 5.2%
特別利益 0 -100.0% 0.0%
特別損失 19 -75.9% 0.2%
税引前当期純利益 508 +351.1% 5.1%
法人税等 183 +1,021.4% 1.8%
当期純利益 325 -42.8% 3.2%

損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は5.2%と前期の2.2%から大幅に改善しました。売上総利益率は56.1%と前期の55.3%から上昇し、原価管理が改善したことがわかります。販管費率は50.9%と前期の53.1%から低下し、収益性が向上しました。ただし、当期純利益は前期の繰延税金資産計上の影響で減少していますが、実質ベースでは大幅増益です。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュフロー: +878百万円(前年比178.7%増)
  • 投資活動によるキャッシュフロー: -418百万円(前年比45.0%増)
  • 財務活動によるキャッシュフロー: -81百万円(前年は+3百万円)
  • フリーキャッシュフロー: +460百万円

6. 今後の展望

2027年1月期は売上高12,300百万円、営業利益661百万円、経常利益670百万円、当期純利益409百万円を見込んでいます。10店舗以上の出店を計画しており、上半期に複数の出店を予定しています。3年後の売上高200億円達成に向け、新業態開発と既存店強化を両輪で推進します。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: ステーキ業態が全体の約90%を占める
  • 配当方針: 未定(前期は無配)
  • 株主還元施策: 株主優待制度を継続
  • M&Aや大型投資: 新業態開発に注力
  • 人員・組織変更: 特定技能外国人を積極採用、54名を採用済み

【注意事項】 - 実質的な当期純利益成長率は188.6%増 - 自己資本比率は68.6%と高水準を維持 - 無借金経営を実現

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