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更新: 2025-12-05 15:30:00
決算 2025-12-05T15:30

2026年7月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社エイチームホールディングス (3662)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

企業名: 株式会社エイチームホールディングス

決算評価: 非常に良い

簡潔な要約

株式会社エイチームホールディングスの2026年7月期第1四半期(2025年8月1日~2025年10月31日)は、売上高5,529百万円(前期比△2.6%)と微減したものの、営業利益270百万円(同+20.5%)当期純利益295百万円(同+128.2%)が大幅増益。D2C事業が売上高+26.5%と好調で、子会社売却による特別利益153百万円が寄与。自己資本比率62.3%と財務基盤は堅調。通期業績予想は売上高2.4%増を見込む一方、経常利益△43.2%減と課題も残る。


詳細な財務分析レポート

1. 総評

  • 会社名: 株式会社エイチームホールディングス
  • 決算期間: 2025年8月1日~2025年10月31日
  • 売上高は微減したが、利益率改善と特別利益により純利益が128%増と突出した成長を示した。
  • 事業別ではD2C部門が売上高+26.5%と牽引役に。
  • 財政面では現預金775百万円減少したが、負債削減(△822百万円)で自己資本比率62.3%を維持。
  • 今後の課題はエンターテインメント事業の回復(売上高△6.4%)と暗号資産関連リスク管理。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前年同期比
売上高 5,529 △2.6%
営業利益 270 +20.5%
経常利益 234 +2.3%
当期純利益 295 +128.2%
EPS(円) 15.89 +127.7%
配当金(年間予想) 28.00 -

業績結果に対するコメント: - 増益要因:
①金融メディア事業の広告費抑制によるコスト削減
②D2C事業「lujo」の継続利用者増(売上高+26.5%)
③子会社(エイチームフィナジー)売却による特別利益153百万円
- 減収要因:
①エンターテインメント事業のゲームアプリ不振(売上高△6.4%)
②暗号資産評価損71百万円の発生
- セグメント別利益:
メディア・ソリューション(+34.8%)、D2C(+11.8%)、エンターテインメント(△30.9%)

3. 貸借対照表(単位: 百万円)

【資産の部】

科目 金額 前期比
流動資産 10,352 △7.2%
現金及び預金 5,525 △12.3%
売掛金 2,579 △3.0%
棚卸資産 338 +11.5%
暗号資産 1,175 △4.9%
固定資産 4,018 △0.7%
有形固定資産 339 △2.0%
無形固定資産 1,509 △5.2%
資産合計 14,370 △5.5%

【負債の部】

科目 金額 前期比
流動負債 3,927 △18.1%
買掛金 285 △11.2%
未払法人税等 43 △92.4%
固定負債 1,289 +3.8%
負債合計 5,216 △13.6%

【純資産の部】

科目 金額 前期比
資本金 1,713 ±0%
利益剰余金 5,640 △2.3%
自己株式 △334 +9.2%
純資産合計 9,153 △0.2%
負債純資産合計 14,370 △5.5%

貸借対照表コメント: - 自己資本比率62.3%(前期59.3%)と財務健全性向上
- 流動比率263%(流動資産÷流動負債)で短期支払能力は極めて高い
- 暗号資産1,175百万円が資産の8.2%を占める点に注意必要
- 未払法人税等が△92.4%減と大幅改善

4. 損益計算書(単位: 百万円)

科目 金額 前期比 売上高比率
売上高 5,529 △2.6% 100.0%
売上原価 845 △1.0% 15.3%
売上総利益 4,683 △2.9% 84.7%
販管費 4,412 △4.1% 79.8%
営業利益 270 +20.5% 4.9%
営業外費用 78 +387% 1.4%
経常利益 234 +2.3% 4.2%
特別利益 153 - 2.8%
当期純利益 295 +128.2% 5.3%

損益計算書コメント: - 営業利益率4.9%(前期3.9%)で収益性改善
- 販管費率79.8%→84.7%と効率化進む
- 暗号資産評価損71百万円が営業外費用を圧迫
- 実効税率18.4%(法人税等÷税引前利益)と低水準

5. キャッシュフロー

  • 記載なし

6. 今後の展望

  • 2026年7月期通期予想:
    売上高24,500百万円(+2.4%)、経常利益900百万円(△43.2%)
  • 成長戦略:
    ①M&Aによるデジタルマーケティング事業のワンストップ化
    ②D2C事業の継続利用者拡大
  • リスク要因:
    ①暗号資産価格変動(当期評価損71百万円)
    ②ゲームアプリ市場の競争激化
  • 年間配当予想28円(前期22円)と株主還方針強化

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
  • メディア・ソリューション: 売上高3,931百万円(△5.7%)
  • D2C: 売上高708百万円(+26.5%)
  • エンターテインメント: 売上高888百万円(△6.4%)
  • M&A動向:
    2024年6月にmicroCMSを買収、2025年8月にエイチームフィナジーを売却
  • 配当方針: 中期で配当性向30%を目標

(注)数値は決算短信に基づき百万円単位で作成。キャッシュフロー関連データは非開示。

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