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更新: 2026-04-02 15:30:00
決算 2026-04-02T15:30

2026年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社クスリのアオキホールディングス (3549)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

【企業名】 企業名: 株式会社クスリのアオキホールディングス

【決算評価】 決算評価: 良い

【簡潔な要約】 株式会社クスリのアオキホールディングスは、2026年5月期第3四半期決算において、売上高4,228億7百万円(前年同期比13.7%増)、営業利益214億20百万円(同7.4%増)、経常利益218億35百万円(同6.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益153億76百万円(同10.3%増)を達成しました。ドラッグストア業界の競争激化の中、フードカテゴリーの拡充と調剤併設率の向上により、ワンストップショッピングの実現を加速。新規出店とM&Aを積極的に展開し、業績を伸ばしています。通期業績予想は据え置き、期末配当金は56円(記念配当含む)を予定しています。


【詳細な財務分析レポート】

1. 総評

株式会社クスリのアオキホールディングス(3549)は、2026年5月期第3四半期決算において、売上高が4,228億7百万円(前年同期比13.7%増)と堅調な成長を維持しています。営業利益は214億20百万円(同7.4%増)と増益を確保し、経常利益も218億35百万円(同6.6%増)と増加しています。親会社株主に帰属する四半期純利益は153億76百万円(同10.3%増)と二桁増益を達成しました。ただし、通期業績予想は売上高560億円(同11.7%増)、営業利益23億円(同13.5%減)、経常利益22億7百万円(同17.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益15億5百万円(同12.9%減)と減益予想となっており、第4四半期の業績に注目が集まります。

2. 業績結果

【数値】 - 売上高: 4,228億7百万円(前年同期比13.7%増) - 営業利益: 214億20百万円(同7.4%増) - 経常利益: 218億35百万円(同6.6%増) - 当期純利益: 153億76百万円(同10.3%増) - 1株当たり当期純利益: 157.82円 - 配当金: 第2四半期末8円(期末配当金56円予想)

【業績結果に対するコメント】 売上高の増加は、新規出店と既存店舗の活性化によるものです。第3四半期末時点で、ドラッグストア1,073店舗(うち調剤薬局併設692店舗)、調剤専門薬局6店舗、スーパーマーケット16店舗の合計1,095店舗を展開しています。特に、71店舗の新規出店と35薬局の新規開設により、ドミナント化を推進しました。フードカテゴリーの拡充(売上高比率57.4%)と調剤併設率の向上(売上高比率9.3%)が収益拡大に寄与しています。ただし、販売費及び一般管理費の増加(90億371百万円、前年同期比15.8%増)により、営業利益率は5.1%(前年同期5.4%)とやや低下しています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 1,563億8百万円 | 6.8%増 | | 現金及び預金 | 515億8百万円 | 7.5%増 | | 受取手形及び売掛金 | 249億2百万円 | 4.4%増 | | 商品 | 613億7百万円 | 8.0%増 | | その他 | 7億5百万円 | 32.3%増 | | 固定資産 | 2,322億0百万円 | 14.4%増 | | 有形固定資産 | 1,887億4百万円 | 14.1%増 | | 無形固定資産 | 157億3百万円 | 15.5%増 | | 投資その他の資産 | 277億3百万円 | 15.7%増 | | 資産合計 | 3,885億8百万円 | 10.3%増 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 1,144億4百万円 | 6.3%増 | | 支払手形及び買掛金 | 657億3百万円 | 2.8%増 | | 短期借入金 | 1億5百万円 | 新規 | | その他 | 485億6百万円 | 10.0%増 | | 固定負債 | 1,353億9百万円 | 19.3%増 | | 長期借入金 | 1,117億9百万円 | 42.8%増 | | その他 | 236億0百万円 | 1.7%増 | | 負債合計 | 2,498億4百万円 | 15.6%増 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 1,348億0百万円 | 7.6%減 | | 資本金 | 167億5百万円 | 0.0%減 | | 利益剰余金 | 1,032億9百万円 | 11.4%減 | | その他の包括利益累計額 | 39億4百万円 | 297.6%増 | | 純資産合計 | 1,387億4百万円 | 4.8%減 | | 負債純資産合計 | 3,885億8百万円 | 10.3%増 |

【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は35.7%(前連結会計年度末41.4%)と低下しています。流動比率は136.6%(前連結会計年度末135.0%)と安全性は確保されています。資産増加の主な要因は、建物及び構築物の増加(110億16百万円)、建設仮勘定の増加(55億70百万円)、商品の増加(45億55百万円)です。負債増加の主な要因は、長期借入金の増加(334億80百万円)であり、積極的な出店戦略を反映しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 4,228億7百万円 13.7%増 100.0%
売上原価 3,110億2百万円 12.8%増 73.6%
売上総利益 1,117億9百万円 15.0%増 26.4%
販売費及び一般管理費 903億7百万円 15.8%増 21.4%
営業利益 214億2百万円 7.4%増 5.1%
営業外収益 17億6百万円 29.0%増 0.4%
営業外費用 12億9百万円 76.0%増 0.3%
経常利益 218億4百万円 6.6%増 5.2%
特別利益 7億2百万円 272.7%増 0.2%
特別損失 29億9百万円 55.7%増 0.7%
税引前当期純利益 216億0百万円 8.5%増 5.1%
法人税等 61億9百万円 6.3%増 1.5%
当期純利益 153億8百万円 10.3%増 3.6%

【損益計算書に対するコメント】 売上高営業利益率は5.1%(前年同期5.4%)とやや低下していますが、ROEは11.1%(前連結会計年度末11.9%)と収益性は確保されています。販売費及び一般管理費の増加は、新規出店と既存店舗の改装に伴う人件費や広告宣伝費の増加が主な要因です。特別損失の増加(191百万円)は、固定資産除却損の増加によるものです。

5. キャッシュフロー

四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。ただし、減価償却費は1,053億3百万円(前年同期908億9百万円)、のれんの償却額は96億4百万円(前年同期44億9百万円)となっています。

6. 今後の展望

通期業績予想は据え置き、売上高560億円(同11.7%増)、営業利益23億円(同13.5%減)、経常利益22億7百万円(同17.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益15億5百万円(同12.9%減)と減益予想です。期末配当金は56円(記念配当40円含む)を予定しています。中期経営計画として、フードカテゴリーの拡充と調剤併設率の向上によるワンストップショッピングの実現、積極的な出店とM&Aによるドミナント化の推進を掲げています。リスク要因として、ドラッグストア業界の競争激化と消費者の節約志向の強まりを挙げています。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 単一セグメント(医薬品・化粧品・日用雑貨・食品、調剤薬局等の近隣型小売事業)
  • 商品部門別販売実績: フードカテゴリーが売上高比率57.4%を占め、前年同期比18.9%増加
  • 地域別販売実績: 北信越が売上高比率40.4%、東北が8.3%(前年同期7.0%)、四国が3.3%(前年同期2.0%)
  • 配当方針: 安定的な配当を基本方針とし、記念配当を実施
  • M&A: 2025年6月2日付で食品スーパーを展開する株式会社ミワ商店(香川県)を連結子会社化
  • 人員・組織変更: 記載なし

【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用しています。 - データが不明な場合は「記載なし」と明記しています。 - 表形式は markdown形式で見やすく整形しています。 - 金額の単位を明確に記載しています(百万円)。

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