2026年10月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社ジェイ・エス・ビー (3480)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 株式会社ジェイ・エス・ビー
【決算評価】 決算評価: 普通
【簡潔な要約】 株式会社ジェイ・エス・ビーは、2026年10月期第1四半期決算で売上高が前年同期比9.9%増の167.7億円となりました。営業利益は254百万円の損失、経常利益は321百万円の損失、当期純利益は382百万円の黒字を確保しました。学生マンション事業を中心に物件管理戸数が増加し、賃貸関連サービスの売上は好調に推移しましたが、保証家賃や減価償却費などの費用増加により利益は伸び悩みました。自己資本比率は45.4%で、財務基盤は安定しています。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
株式会社ジェイ・エス・ビー(東証3480)の2026年10月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比9.9%増の167.7億円と好調に推移しました。しかし、営業利益は254百万円の損失、経常利益は321百万円の損失と利益面では苦戦が続いています。当期純利益は382百万円の黒字を確保しましたが、前年同期の486百万円の赤字から改善したものの、利益率の改善には至っていません。学生マンション事業を中心に物件管理戸数が増加し、賃貸関連サービスの売上は好調に推移しましたが、保証家賃や減価償却費などの費用増加により利益は伸び悩みました。
2. 業績結果
【数値比較】 - 売上高: 167.7億円(前年同期比+9.9%) - 営業利益: -25.4百万円(前年同期比-55.0%) - 経常利益: -32.1百万円(前年同期比-55.2%) - 当期純利益: 38.2百万円(前年同期比+178.8%)
【業績結果に対するコメント】 売上高は9.9%増と好調に推移し、学生マンション事業を中心に物件管理戸数の増加が寄与しました。しかし、営業利益は赤字幅が拡大し、経常利益も損失が続いています。これは、管理戸数増加に伴う保証家賃や自社所有物件に係る租税公課及び減価償却費の発生、メンテナンス原価や食材費等の増加が影響しています。当期純利益は黒字転換しましたが、これは固定資産売却益や投資有価証券売却益を特別利益として計上したことが大きく寄与しています。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 - 流動資産: 16,545百万円(前期比-16.9%) - 固定資産: 71,084百万円(前期比+3.0%) - 資産合計: 87,630百万円(前期比-1.5%)
【負債の部】 - 流動負債: 15,639百万円(前期比+2.0%) - 固定負債: 32,171百万円(前期比+0.6%) - 負債合計: 47,811百万円(前期比+0.9%)
【純資産の部】 - 株主資本: 39,047百万円(前期比-4.3%) - その他の包括利益累計額: 771,818百万円 - 純資産合計: 39,819百万円(前期比-4.3%)
【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は45.4%で、前期末の46.8%から低下しましたが、財務基盤は安定しています。流動比率は105.7%、当座比率は72.2%で、短期的な支払い能力に問題はありません。資産構成では固定資産比率が81.1%と高く、不動産賃貸管理事業の特性が表れています。負債面では長期借入金が28,555百万円と前期末比で242百万円増加しています。
4. 損益計算書
【損益計算書詳細】 - 売上高: 167.7億円(前年同期比+9.9%) - 売上原価: 158.2億円(前年同期比+8.5%) - 売上総利益: 9.5億円(前年同期比+39.6%) - 販売費及び一般管理費: 120.6億円(前年同期比-3.1%) - 営業利益: -2.5億円(前年同期比-55.0%) - 営業外収益: 7.3億円(前年同期比+110.1%) - 営業外費用: 14.0億円(前年同期比+58.6%) - 経常利益: -3.2億円(前年同期比-55.2%) - 特別利益: 8.1億円(前年同期比+814.9%) - 特別損失: 0.4億円(前年同期比-60.2%) - 税引前当期純利益: 4.9億円 - 法人税等: 1.1億円 - 当期純利益: 3.8億円(前年同期比+178.8%)
【損益計算書に対するコメント】 売上高営業利益率は-1.5%と前年同期の-3.7%から改善しましたが、依然として赤字が続いています。販売費及び一般管理費は前年同期比で3.1%減少しましたが、売上原価の増加が利益を圧迫しています。営業外収益の増加は受取利息及び配当金の増加によるもので、営業外費用の増加は支払利息の増加が主な要因です。特別利益の大幅増加は固定資産売却益と投資有価証券売却益によるもので、これが当期純利益の黒字転換に大きく寄与しています。
5. キャッシュフロー(記載があれば)
四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。減価償却費は491,106千円、のれんの償却額は12,868千円でした。
6. 今後の展望
2026年10月期通期の連結業績予想に変更はありません。中期経営計画「GT02」の最終年として、長期ビジョン「Grow Together 2030」のフェーズ2に位置付け、両利きの経営と組織改革を掲げた事業の足固めを計画達成に向けて着実に進めていきます。キャピタルアロケーション戦略の一環として自社所有物件の売却を進め、得た資金を新たな物件開発に充当する循環サイクルを確立していきます。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: 単一セグメント「不動産賃貸管理事業」のため記載省略
- 配当方針: 年間配当金予想は115円(前期比+10円増配)
- 株主還元施策: 配当性向向上を目指す
- M&Aや大型投資: 新規物件開発を積極的に推進
- 人員・組織変更: 組織改革を進め、効率的な経営体制を構築
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載