2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社四電工 (1939)
決算評価: 悪い主要業績指標
AI財務分析レポート
企業名
企業名: 株式会社四電工
決算評価
決算評価: 悪い
簡潔な要約
株式会社四電工の2026年3月期第3四半期(2025年4月1日~2025年12月31日)の連結業績は、売上高68,130百万円(前期比△9.3%)、営業利益5,552百万円(同△11.1%)、経常利益5,881百万円(同△9.7%)と減収減益となりました。前年同期の大型工事の反動減が主因ですが、工事原価管理の徹底により親会社株主に帰属する当期純利益は4,035百万円(同+2.9%)と増益を維持。自己資本比率は71.4%(前期比+6.3ポイント)に改善し、財務基盤は堅調です。通期業績予想は売上高10兆円(△5.6%)に対し、当期純利益6,000百万円(+16.0%)と上方修正されています。
詳細な財務分析レポート
1. 総評
- 会社名: 株式会社四電工
- 決算期間: 2025年4月1日~2025年12月31日
- 当期は前年同期の大型工事反動減により売上・利益とも減退したが、原価管理の徹底で純利益は増加。財務体質は自己資本比率71.4%と強化され、安定性が向上。
- 主な変化点:
- 売上高△9.3%減に対し、当期純利益+2.9%増。
- 総資産は5,300百万円減(99,630→94,329百万円)、純資産は2,598百万円増。
2. 業績結果
| 科目 | 金額(百万円) | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 68,130 | △9.3% |
| 営業利益 | 5,552 | △11.1% |
| 経常利益 | 5,881 | △9.7% |
| 当期純利益 | 4,035 | +2.9% |
| EPS(円) | 85.29 | +2.8% |
| 配当金(第2四半期末) | 32.00円 | △64.4% |
業績結果に対するコメント:
- 減収要因: 前年同期の大型工事終了に伴う反動減。
- 利益増要因: 工事原価管理の徹底と特別損失の減少(前年: 714→当期: 10百万円)。
- 事業セグメント: 設備工事業が売上高の94%を占めるも△14.6%減。リース事業は1,352百万円(+15.1%増)。
3. 貸借対照表(単位: 百万円)
【資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 流動資産 | 48,026 | △13.1% |
| 現金及び預金 | 12,074 | +27.6% |
| 受取手形・売掛金 | 21,959 | △24.9% |
| 棚卸資産 | 4,325 | +108.5% |
| 固定資産 | 46,302 | +4.4% |
| 有形固定資産 | 24,074 | △1.0% |
| 投資有価証券 | 15,156 | +24.9% |
| 資産合計 | 94,329 | △5.3% |
【負債の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 流動負債 | 18,805 | △28.2% |
| 支払手形・買掛金 | 8,500 | △38.3% |
| 固定負債 | 8,035 | △6.0% |
| 負債合計 | 26,840 | △22.7% |
【純資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 資本金 | 3,451 | 0% |
| 利益剰余金 | 55,085 | +1.6% |
| 自己資本比率 | 71.4% | +6.3ポイント |
| 純資産合計 | 67,488 | +4.0% |
貸借対照表に対するコメント:
- 安全性指標: 流動比率256%(前年211%)、当座比率183%と極めて高い安全性。
- 変動点: 現金預金増(+27.6%)と負債減少(△22.7%)で財務体質強化。
4. 損益計算書(単位: 百万円)
| 科目 | 金額 | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 68,130 | △9.3% | 100.0% |
| 売上原価 | 55,362 | △9.9% | 81.3% |
| 売上総利益 | 12,768 | △6.6% | 18.7% |
| 販管費 | 7,216 | △2.9% | 10.6% |
| 営業利益 | 5,552 | △11.1% | 8.1% |
| 経常利益 | 5,881 | △9.7% | 8.6% |
| 当期純利益 | 4,035 | +2.9% | 5.9% |
損益計算書に対するコメント:
- 収益性: 売上高営業利益率8.1%(前年8.3%)、ROE6.0%(前年6.1%)と横ばい。
- コスト構造: 売上原価率81.3%(前年81.8%)で原価管理が奏効。
5. キャッシュフロー
記載なし
6. 今後の展望
- 業績予想: 通期売上高10兆円(△5.6%)、当期純利益6,000百万円(+16.0%)。
- リスク要因: 資機材価格高騰・人手不足・景気動向。
- 成長戦略: 建設需要の取り込みと施工力最適化で収益強化。
7. その他の重要事項
- 配当方針: 年間配当予想112円(前年65円)。
- 株式分割: 2024年10月に1→3株分割を実施。
- 大型投資: 太陽光発電事業に注力(売上高1,734百万円)。
(注)数値は全て決算短信に基づき百万円単位で記載。キャッシュフローは開示なし。