2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社T&Dホールディングス (8795)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
株式会社T&Dホールディングスは、2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)の決算を発表しました。当期は、経常収益が前期比で増加したものの、経常利益は微増、親会社株主に帰属する四半期純利益は減益となりました。これは、保険料等収入の減少や責任準備金等繰入額の増加などが主な要因です。しかし、資産運用収益の増加や、会社独自の指標であるグループ修正利益は増加しており、今後の収益改善に向けた動きも見られます。
2. 業績結果
以下の数値は、2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)のものです。
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高(経常収益) | 2,607,874 | +3.0% |
| 営業利益 | 記載なし | 記載なし |
| 経常利益 | 180,341 | +0.6% |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 108,652 | △9.8% |
| 1株当たり当期純利益(EPS) | 216.76円 | △5.5% |
| 配当金(中間配当) | 62.00円 | 記載なし |
業績結果に対するコメント: 経常収益は、保険料等収入が前期比1.6%減の1兆9,882億円であったものの、資産運用収益が同34.4%増の5,522億円となったことなどにより、全体として3.0%増加しました。しかし、経常費用は保険金等支払金が同1.5%減であったものの、責任準備金等繰入額が同45.1%増となったことなどにより、全体として3.2%増加しました。この結果、経常利益は前期比0.6%増と微増にとどまりました。 親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益の増加があったものの、特別損失の増加や、保険料等収入の減少等に伴う責任準備金等繰入額の増加などが影響し、前期比9.8%減となりました。 1株当たり当期純利益(EPS)も同様に減少しています。 配当については、中間配当が62.00円となっています。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 流動資産 | 記載なし | 記載なし |
| 現金及び預金 | 453,291 | △41.8% |
| 受取手形及び売掛金 | 記載なし | 記載なし |
| 棚卸資産 | 記載なし | 記載なし |
| その他 | 記載なし | 記載なし |
| 固定資産 | 記載なし | 記載なし |
| 有形固定資産 | 369,593 | △1.1% |
| 無形固定資産 | 60,586 | +9.9% |
| 投資その他の資産 | 記載なし | 記載なし |
| 資産合計 | 17,343,293 | +3.8% |
【負債の部】
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 流動負債 | 記載なし | 記載なし |
| 支払手形及び買掛金 | 記載なし | 記載なし |
| 短期借入金 | 記載なし | 記載なし |
| その他 | 記載なし | 記載なし |
| 固定負債 | 記載なし | 記載なし |
| 長期借入金 | 記載なし | 記載なし |
| その他 | 記載なし | 記載なし |
| 負債合計 | 15,718,999 | +2.7% |
【純資産の部】
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 株主資本 | 697,867 | △4.5% |
| 資本金 | 207,111 | 0.0% |
| 利益剰余金 | 655,962 | +9.5% |
| その他の包括利益累計額 | 920,885 | +36.9% |
| 純資産合計 | 1,624,294 | +15.3% |
| 負債純資産合計 | 17,343,293 | +3.8% |
貸借対照表に対するコメント: 当期末の総資産は17兆3,432億円となり、前期末比3.8%増加しました。主な資産構成としては、有価証券が12兆8,763億円(同4.6%増)、貸付金が1兆6,209億円(同2.0%減)、金銭の信託が1兆1,860億円(同6.3%増)となっています。現金及び預貯金は4,532億円と、前期末から41.8%減少しています。 負債合計は15兆7,189億円と、前期末比2.7%増加しました。保険契約準備金が13兆9,153億円(同1.4%増)と、負債の大部分を占めています。 純資産合計は1兆6,242億円と、前期末比15.3%増加しました。これは、その他有価証券評価差額金が41.5%増加したことなどが主な要因です。 自己資本比率は9.3%(前期末8.4%)と、依然として低い水準ですが、前期末よりは改善しています。安全性指標としては、流動比率や当座比率などの詳細なデータは開示されていませんが、保険業界の特性上、負債の部が大きく、自己資本比率が低い傾向にあると考えられます。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(経常収益) | 2,607,874 | +3.0% | 100.0% |
| 売上原価 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 売上総利益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 販売費及び一般管理費 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 営業利益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 営業外収益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 営業外費用 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 経常利益 | 180,341 | +0.6% | 6.9% |
| 特別利益 | 5,402 | +14.5% | 0.2% |
| 特別損失 | 16,485 | +112.9% | 0.6% |
| 税引前当期純利益 | 151,262 | △5.7% | 5.8% |
| 法人税等 | 42,251 | +13.6% | 1.6% |
| 当期純利益 | 109,011 | △9.9% | 4.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 108,652 | △9.8% | 4.2% |
損益計算書に対するコメント: 経常収益は2兆6,078億円と前期比3.0%増加しました。内訳を見ると、保険料等収入は1兆9,882億円(同1.6%減)でしたが、資産運用収益が5,522億円(同34.4%増)と大きく伸びたことが寄与しています。 経常費用は2兆4,275億円と前期比3.2%増加しました。特に、責任準備金等繰入額が1,985億円(同45.1%増)と大幅に増加したことが影響しています。 この結果、経常利益は1,803億円と前期比0.6%増にとどまりました。 特別利益は54億円(同14.5%増)でしたが、特別損失は164億円(同112.9%増)と大きく増加したため、税引前当期純利益は1,512億円(同5.7%減)となりました。 最終的な親会社株主に帰属する当期純利益は1,086億円と、前期比9.8%減となりました。 売上高営業利益率などの収益性指標は、営業利益が記載されていないため算出できませんが、経常利益率(経常利益÷経常収益)は6.9%(前期6.9%)と、前期と同水準です。
5. キャッシュフロー(記載があれば)
キャッシュフローに関する詳細な記載はありませんでした。
6. 今後の展望
2026年3月期の連結業績予想では、経常収益は3兆100億円(前期比19.3%減)、経常利益は2,230億円(同12.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,180億円(同6.6%減)と予想されています。 グループ修正利益の通期予想は1,460億円(同4.2%増)であり、当第3四半期実績は1,225億円(同22.1%増)と進捗しています。 会社独自の指標であるグループ修正利益は、市場変動等による会計上の損益、負債内部留保の超過繰入額、のれん償却額などを調整したもので、株主還元の原資やグループの経営実態を表すものとして重視されています。
7. その他の重要事項
- 連結範囲の変更: 一部の在外関連会社において、第1四半期連結会計期間の期首より「金融サービス-保険契約」に関する米国会計基準(Topic944)を適用しています。
- 配当: 2026年3月期の年間配当予想は124.00円(中間配当62.00円)となっています。
- 株主還元施策: 詳細な記載はありませんが、配当予想から株主還元への意向が伺えます。
- M&Aや大型投資: Viridium Group Sarl及びその傘下7社を含む9社を新たに連結子会社化したことが記載されています。