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更新: 2026-02-04 16:00:00
決算 2026-02-04T16:00

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)

主要業績指標

AI財務分析レポート

企業名抽出・決算評価

企業名: 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
決算評価: 良い


簡潔な要約

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループは、2026年3月期第3四半期(2025年4月1日~12月31日)において、経常収益10.6兆円(前期比+3.6%)、経常利益2,509億円(同+3.6%)、親会社株主帰属純利益1,814億円(同+3.7%)を達成しました。主力事業であるリテール・デジタル事業本部と法人・ウェルスマネジメント事業本部の収益拡大が寄与し、資産総額は前期比1.2%増の418.1兆円に拡大しました。配当金は前期比40%増の35円を実施し、株主還元を強化しています。今期は事業セグメント間の経費配賦方法を変更し、効率性向上を図りました。


詳細な財務分析レポート

1. 総評

  • 会社名: 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
  • 決算期間: 2025年4月1日~2025年12月31日(第3四半期累計)
  • 総合評価: 経常収益・利益とも前期比3.6%増と堅調な成長を維持。リテール・デジタル事業や法人向け業務が収益を牽引し、資産規模も拡大。自己資本比率は5.0%→5.1%に改善。
  • 主な変化点:
  • 貸出金が8.9兆円増(前期比+7.3%)。
  • 営業経費が2.5兆円(同+6.0%)でコスト増。
  • 配当金を前期比40%増額し、株主還元を強化。

2. 業績結果

科目 当期(百万円) 前期比増減率
経常収益 10,643,805 +3.6%
経常利益 2,509,250 +3.6%
親会社株主帰属純利益 1,813,508 +3.7%
EPS(円) 158.89 +6.0%
配当金(第2四半期末) 35円 +40.0%

コメント:
- 収益増の要因: リテール・デジタル事業(粗利益+14.0%)、法人・ウェルスマネジメント事業(同+19.6%)が成長。
- コスト増: 営業経費が2.5兆円(+6.0%)、システム統合関連費用30億円が影響。
- 特記事項: 固定資産処分益75億円、子会社清算益176億円を計上。


3. 貸借対照表(単位: 百万円)

【資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 流動資産 | 318,856,352 | +1.5% |
| 現金預金 | 89,184,343 | -18.3% |
| 有価証券 | 85,123,357 | -1.2% |
| 貸出金 | 130,338,032 | +7.3% |
| 固定資産 | 99,251,511 | +2.1% |
| 資産合計 | 418,107,863 | +1.2% |

【負債の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 流動負債 | 342,736,487 | +0.9% |
| 預金 | 232,508,734 | +1.7% |
| 固定負債 | 52,561,589 | +4.2% |
| 負債合計 | 395,298,076 | +1.0% |

【純資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 株主資本 | 16,875,970 | +3.8% |
| 利益剰余金 | 15,533,884 | +4.6% |
| 純資産合計 | 22,809,787 | +5.0% |

コメント:
- 自己資本比率: 5.0%→5.1%に改善。
- 流動比率: 93.0%(前期94.2%)で安定。
- 変動点: 貸出金増加に伴い資産拡大。自己株式を26.8億円取得。


4. 損益計算書(単位: 百万円)

科目 金額 前期比 売上高比率
経常収益 10,643,805 +3.6% 100.0%
経常費用 8,134,554 +3.6% 76.4%
経常利益 2,509,250 +3.6% 23.6%
法人税等 579,951 -0.1% 5.4%
当期純利益 1,813,508 +3.7% 17.0%

コメント:
- 売上高営業利益率: 23.6%(前期23.6%)で安定。
- ROE(年率換算): 約6.5%(前期6.3%)。
- コスト構造: 資金調達費用4.2兆円(-1.5%)で効率化進む。


5. キャッシュフロー

記載なし


6. 今後の展望

  • 業績目標: 2026年3月期純利益2.1兆円(前年比+4.2%)。
  • 戦略: デジタル金融・グローバル事業強化に注力。
  • リスク: 経済情勢悪化・金利変動による与信コスト増。
  • 成長機会: アジア市場での法人融需要拡大。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: リテール・デジタル事業の営業純益2,145億円(+9.3%)。
  • 配当方針: 年間配当74円予想(前期比+15.6%)。
  • 自己株式: 532.7百万株取得(期末残高)。
  • 会計変更: 貸倒引当金の算定方法を変更(影響軽微)。

分析責任者: 財務企画部主計室室長 高橋昌久
開示日: 2026年2月4日

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