2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社セレコーポレーション** (5078)
決算評価: 悪い**主要業績指標
AI財務分析レポート
企業名
企業名: 株式会社セレコーポレーション
決算評価
決算評価: 悪い
簡潔な要約
株式会社セレコーポレーションの2026年2月期第3四半期(2025年3月1日~2025年11月30日)の連結業績は、売上高15,380百万円(前年同期比10.1%減)、営業利益1,304百万円(同17.5%減)、経常利益1,310百万円(同18.3%減)、当期純利益861百万円(同22.8%減)と、全体的に減収減益となった。主力事業である賃貸住宅事業と賃貸開発事業が不振で、特に開発事業は売上高53.2%減と大幅な落込みを記録した。一方、賃貸経営事業は管理戸数増加と高入居率(98.2%)を維持し、売上高5.9%増を達成した。今後の課題は建築コスト高や金利上昇への対応と、長期ビジョン「ビジョン2030」の目標達成に向けた戦略の見直しである。
詳細な財務分析レポート
1. 総評
- 会社名: 株式会社セレコーポレーション
- 決算期間: 2025年3月1日~2025年11月30日(第3四半期累計)
- 総合評価: 売上高・利益ともに前年同期を下回り、特に賃貸開発事業の大幅減益が業績を押し下げた。一方、賃貸経営事業は堅調に推移し、管理戸数と入居率の高さが収益を支えた。自己資本比率84.0%と財務基盤は安定しているが、中長期戦略「ビジョン2030」の目標(売上高400億円、営業利益率10%)達成には課題が残る。
- 前期比の主な変化点:
- 売上高:17,117百万円 → 15,380百万円(△10.1%)
- 営業利益:1,580百万円 → 1,304百万円(△17.5%)
- 経常利益:1,603百万円 → 1,310百万円(△18.3%)
2. 業績結果
| 科目 | 2026年2月期第3四半期 | 前年同期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 15,380百万円 | 17,117百万円 | △10.1% |
| 営業利益 | 1,304百万円 | 1,580百万円 | △17.5% |
| 経常利益 | 1,310百万円 | 1,603百万円 | △18.3% |
| 当期純利益 | 861百万円 | 1,116百万円 | △22.8% |
| 1株当たり純利益(EPS) | 254.44円 | 329.11円 | △22.7% |
| 年間配当金(予想) | 135.00円 | 135.00円 | 0.0% |
業績結果に対するコメント:
- 減収減益の要因:
- 賃貸住宅事業: 販売棟数減少(戦略的商品絞り込み)により売上高13.0%減。
- 賃貸開発事業: 土地代・建築費高騰や金利上昇の影響で売上高53.2%減。
- 収益源の内訳:
- 賃貸住宅事業(売上高7,068百万円、構成比46%)
- 賃貸開発事業(売上高1,353百万円、構成比9%)
- 賃貸経営事業(売上高7,878百万円、構成比51%)
- 特記事項: 管理戸数は12,720戸(前期末比245戸増)、入居率98.2%を維持。
3. 貸借対照表(単位: 百万円)
【資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比増減 |
|---|---|---|
| 流動資産 | 21,778 | △257 |
| 現金及び預金 | 17,369 | △1,192 |
| 受取手形・売掛金 | 記載なし | — |
| 棚卸資産 | 記載なし | — |
| 販売用不動産 | 4,409 | +980 |
| 固定資産 | 2,997 | +159 |
| 資産合計 | 24,775 | △97 |
【負債の部】
| 科目 | 金額 | 前期比増減 |
|---|---|---|
| 流動負債 | 3,672 | △509 |
| 支払手形・買掛金 | 記載なし | — |
| 短期借入金 | 記載なし | — |
| 工事未払金 | 223減 | — |
| 固定負債 | 281 | +8 |
| 負債合計 | 3,953 | △501 |
【純資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比増減 |
|---|---|---|
| 株主資本 | 20,822 | +403 |
| 資本金 | 記載なし | — |
| 利益剰余金 | 記載なし | — |
| 純資産合計 | 20,822 | +403 |
| 負債純資産合計 | 24,775 | △97 |
貸借対照表に対するコメント:
- 自己資本比率: 84.0%(前期82.1%)と極めて高く、財務健全性は良好。
- 流動比率: 流動資産21,778百万円 ÷ 流動負債3,672百万円 = 593%(安全性が極めて高い)。
- 変動要因: 現預金減少(△1,192百万円)は物件仕入れや配当支払い(468百万円)による。
4. 損益計算書(単位: 百万円)
| 科目 | 金額 | 前期比増減 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 15,380 | △10.1% | 100.0% |
| 売上原価 | 記載なし | — | — |
| 売上総利益 | 記載なし | — | — |
| 販売費及び一般管理費 | 記載なし | — | — |
| 営業利益 | 1,304 | △17.5% | 8.5% |
| 営業外収益 | 記載なし | — | — |
| 営業外費用 | 記載なし | — | — |
| 経常利益 | 1,310 | △18.3% | 8.5% |
| 税引前当期純利益 | 記載なし | — | — |
| 法人税等 | 記載なし | — | — |
| 当期純利益 | 861 | △22.8% | 5.6% |
損益計算書に対するコメント:
- 収益性指標:
- 売上高営業利益率:8.5%(前期9.2%)
- ROE(年率換算): 4.1%(前期5.5%)
- コスト構造: 建築資材高騰や労務費上昇が原価圧迫要因。販管費の詳細は開示なし。
5. キャッシュフロー
- 記載なし
6. 今後の展望
- 業績予想(2026年2月期通期):
- 売上高20,085百万円(△16.0%)、営業利益1,551百万円(△23.1%)、当期純利益917百万円(△35.2%)。
- 戦略:
- 「ビジョン2030」(売上高400億円、営業利益率10%)達成に向け、ニッチ戦略(ゲスト・エリア・構造の選択的集中)を推進。
- リスク要因:
- 建築コスト高騰、金利上昇、賃貸市場の競争激化。
7. その他の重要事項
- 配当方針: 年間配当金135円を据え置き(配当性向50%前後)。
- 成長施策:
- 脱炭素対応住宅「東京ゼロエミ住宅」や高断熱仕様の拡大。
- 産学連携(共立女子大・千葉工業大等)による居住性向上の研究開発。
- 人員体制: 技術者育成のため教育研修を強化。
注記: 数値は百万円単位、△は減少を示す。記載のない項目は開示なし。