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更新: 2026-04-03 09:15:34
決算 2026-02-13T15:30

2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

株式会社KeyHolder (4712)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社KeyHolderの2025年12月期連結決算は、売上収益は増加したものの、利益面では前期比で大幅な減少となりました。これは、前期に計上された特別利益の反動が主因であり、事業の実態としては、総合エンターテインメント事業の好調が目立つ一方で、映像制作事業や広告代理店事業の苦戦が業績全体に影響を与えています。貸借対照表では、自己資本比率が微増し、財務の安定性は維持されています。キャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが増加し、投資活動によるキャッシュフローは大幅な減少から増加に転じましたが、財務活動によるキャッシュフローは減少しました。今後の見通しとしては、事業体制強化による業績回復を目指す計画です。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上収益(営業収益) 35,630 14.6
営業利益 1,573 △43.9
税引前利益 1,058 △59.8
当期純利益 999 △56.0
親会社の所有者に帰属する当期純利益 857 △65.7
当期包括利益合計額 1,000 △56.2
1株当たり当期純利益(円) 45.56 △65.7
希薄化後1株当たり当期純利益(円) 45.56 △65.7
配当金(円) 10.00 記載なし
年間配当金合計(百万円) 188 記載なし
配当性向(連結)(%) 21.9 記載なし
親会社所有者帰属持分配当率(連結)(%) 0.8 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上収益は、総合エンターテインメント事業、物流事業の伸長により、前期比14.6%増と堅調に推移しました。しかし、営業利益、税引前利益、当期純利益は大幅な減少となりました。これは、前期に株式会社トポスエンタープライズのグループインに伴い、2,551百万円の負ののれん発生益を特別利益として計上したことによる影響が大きく、前期の利益水準が一時的に高かったため、前期比での減少率が大きくなっています。 セグメント別では、総合エンターテインメント事業は、デジタル・コンテンツ部門のV字回復などにより、売上収益14,550百万円(同1.2%増)、セグメント利益1,808百万円(同207.1%増)と大幅な増益を達成しました。一方、映像制作事業は、海外案件や配給事業における先行費用等の計上により、売上収益6,445百万円(同4.3%減)、セグメント利益94百万円(同38.5%減)となりました。広告代理店事業は、クライアントの広告出稿ボリューム縮小や体制強化に伴う管理費増加、利益率の悪化により、売上収益6,547百万円(同17.3%減)、セグメント損失25百万円(前期はセグメント利益174百万円)と減収減益(損失化)となりました。物流事業は、前期の負ののれん発生益を除くと、売上収益5,605百万円(前期は売上収益1,290百万円)と大幅に増加し、セグメント利益421百万円(前期はセグメント利益2,689百万円)となりました。その他事業も売上収益、セグメント利益ともに増加しました。 1株当たり当期純利益も、利益の減少に伴い大幅に低下しました。配当金は前期と同額の10円が実施されました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

(注:決算短信には詳細な貸借対照表の記載がないため、一部推測を含みます。正確な数値は有価証券報告書等でご確認ください。)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |----------------------|----------------|--------| | 流動資産 | 記載なし | 記載なし | | 現金及び預金 | 記載なし | 記載なし | | 受取手形及び売掛金 | 記載なし | 記載なし | | 棚卸資産 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 固定資産 | 記載なし | 記載なし | | 有形固定資産 | 記載なし | 記載なし | | 無形固定資産 | 記載なし | 記載なし | | 投資その他の資産 | 記載なし | 記載なし | | 資産合計 | 54,830 | 1.0%増 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------------------|----------------|--------| | 流動負債 | 記載なし | 記載なし | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | 記載なし | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 固定負債 | 記載なし | 記載なし | | 長期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 負債合計 | 32,079 | △0.8% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |----------------------|----------------|--------| | 株主資本 | 記載なし | 記載なし | | 資本金 | 記載なし | 記載なし | | 利益剰余金 | 記載なし | 記載なし | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 22,750 | 3.7%増 | | 負債純資産合計 | 54,830 | 1.0%増 |

貸借対照表に対するコメント: 資産合計は54,830百万円となり、前期末比1.0%増加しました。これは主に現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、持分法で会計処理している投資が増加したことによるものです。一方で、有形固定資産は減少しました。 負債合計は32,079百万円となり、前期末比0.8%減少しました。これは主に営業債務及びその他の債務、契約負債が増加した一方で、その他の金融負債が減少したことによるものです。 純資産合計は22,750百万円となり、前期末比3.7%増加しました。これは主に利益剰余金が配当金の支払いにより減少した一方で、親会社の所有者に帰属する当期純利益の計上により増加したことによるものです。 自己資本比率は41.2%(前期40.4%)となり、前期から微増しており、財務の安定性は維持されています。流動比率や当座比率などの安全性指標に関する詳細なデータは決算短信からは読み取れませんが、自己資本比率の安定から、一定の安全性が確保されていると考えられます。

4. 損益計算書

(注:決算短信には詳細な損益計算書の記載がないため、一部推測を含みます。正確な数値は有価証券報告書等でご確認ください。)

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 35,630 14.6 100.0%
売上原価 記載なし 記載なし 記載なし
売上総利益 記載なし 記載なし 記載なし
販売費及び一般管理費 記載なし 記載なし 記載なし
営業利益 1,573 △43.9 4.4%
営業外収益 記載なし 記載なし 記載なし
営業外費用 記載なし 記載なし 記載なし
経常利益 1,058 △59.8 3.0%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 1,058 △59.8 3.0%
法人税等 記載なし 記載なし 記載なし
当期純利益 999 △56.0 2.8%

損益計算書に対するコメント: 売上高は前期比14.6%増と堅調でしたが、売上総利益、販売費及び一般管理費に関する詳細データがないため、各利益段階での詳細な分析は困難です。 営業利益率は4.4%(前期9.0%)と大幅に低下しました。これは、前期に計上された負ののれん発生益の影響を除くと、事業収益性の低下を示唆しています。 経常利益率は3.0%(前期6.5%)と低下しました。 当期純利益率は2.8%(前期11.9%)と大幅に低下しました。 ROE(自己資本利益率)は、親会社の所有者に帰属する当期純利益857百万円 ÷ 自己資本平均額(約22,341百万円)≒ 3.8%(前期は11.9%)と大幅に低下しました。 コスト構造については、決算短信からは詳細な分析ができませんが、広告代理店事業における管理費の増加などが利益を圧迫した可能性があります。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

科目 金額(百万円) 前期比(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,178 35.3
投資活動によるキャッシュ・フロー 251 記載なし
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,444 記載なし
現金及び現金同等物期末残高 5,096 23.7
フリーキャッシュフロー 記載なし 記載なし

キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュ・フローは3,178百万円と、前期比35.3%増加しました。これは、税引前利益や減価償却費及び償却費の計上が主な要因と考えられます。 投資活動によるキャッシュ・フローは251百万円の増加となりました。前期は3,904百万円の減少でしたが、当期は定期預金の預入、有形固定資産の取得、子会社株式の取得による支出があったものの、利息及び配当金の受取、被担保債権の回収による収入により増加に転じました。 財務活動によるキャッシュ・フローは2,444百万円の減少となりました。これは、長期借入れによる収入があったものの、利息及び配当金の支払、長期借入金の返済、リース負債の返済による支出が上回ったためです。 現金及び現金同等物の期末残高は5,096百万円となり、前期末比23.7%増加しました。

6. 今後の展望

2026年12月期の通期連結業績予想は、売上収益36,000百万円(前期比1.0%増)、営業利益1,600百万円(前期比1.7%増)、親会社の所有者に帰属する当期純利益1,000百万円(前期比16.6%増)と見込んでいます。 事業体制の強化として、俳優の唐沢寿明氏、山口智子氏による「TEAM KARASAWA」とAOIが業務提携契約を締結し、芸能活動のサポート・バックアップを開始します。また、FAPを存続会社、bijouxを消滅会社とする合併を行い、マネジメントレーベル「bijoux」として事業を継続します。 総合エンターテインメント事業では、所属アーティストのコンテンツ強化やオーディション開催などを通じて、俳優、アーティストなどのコンテンツを順次強化していく計画です。 乃木坂46、SKE48、Novelbrightなどの主要アーティストの活動やイベントが予定されており、ライブ・エンターテインメント部門の更なる活性化が期待されます。 リスク要因としては、経済情勢の変動、物価上昇による消費者マインドへの影響、金融資本市場の変動、供給面での制約などが挙げられています。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 総合エンターテインメント事業は大幅な増益、映像制作事業、広告代理店事業は減益、物流事業、その他事業は増収増益となりました。
  • 配当方針: 2025年12月期は前期と同額の10円が実施されました。2026年12月期は11円に増配予想です。
  • 株主還元施策: 配当金の実施が主な株主還元策です。
  • M&Aや大型投資: 当期に株式会社Red Listおよび株式会社アオイコーポレーションを子会社化しました。
  • 人員・組織変更: 広告代理店事業部門では営業力強化を目的に人員を増員しました。また、bijouxを存続会社とする合併を実施しました。
  • 会計方針の変更: IFRSにより要求される会計方針の変更があった旨が記載されています。詳細は添付資料で確認が必要です。
  • 連結範囲の変更: 新規に株式会社アオイコーポレーションを連結子会社化しました。

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