適時開示情報 要約速報

更新: 2026-02-16 15:30:00
決算 2026-02-16T15:30

2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

株式会社ヘリオス (4593)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社ヘリオスは、2025年12月期(2025年1月1日~2025年12月31日)において、売上収益が前期比81.4%減の104百万円と大幅な減収となりました。営業損失は3,340百万円、親会社の所有者に帰属する当期損失は2,217百万円となりましたが、前期と比較すると損失額は縮小しています。これは、再生医療分野における研究開発の進捗や、事業体制の適正化、固定費削減策などが影響していると考えられます。体性幹細胞再生医薬品HLCM051の開発は順調に進んでおり、ARDS治療薬のグローバル第3相試験(REVIVE-ARDS試験)の準備が進められています。iPSC再生医薬品分野では、eNK®細胞を用いたがん免疫細胞療法の研究開発や、UDCを用いた次世代iPS細胞の研究が進展しています。今後の成長には、研究開発への継続的な投資と、収益化に向けた戦略が不可欠です。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上収益(営業収益) 104 △81.4%
営業利益 △3,340
税引前当期純利益 △2,126
親会社の所有者に帰属する当期純利益 △2,217
1株当たり当期純利益(円) △20.59
配当金(円)

業績結果に対するコメント: 当期は、売上収益が前期比で大幅に減少しました。これは、再生医療分野における研究開発の進捗に伴う一時的な影響や、事業体制の適正化、固定費削減策などが要因と考えられます。営業損失、税引前当期純利益、親会社の所有者に帰属する当期純利益はいずれも赤字ですが、前期と比較すると損失額は縮小しています。これは、コスト削減努力が一定の効果を上げていることを示唆しています。1株当たり当期純利益も大幅なマイナスとなっています。配当金については、当期は実施されていません。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】

科目 金額(百万円) 前期比
流動資産 記載なし 記載なし
現金及び預金 5,679 記載なし
受取手形及び売掛金 記載なし 記載なし
棚卸資産 記載なし 記載なし
その他 記載なし 記載なし
固定資産 記載なし 記載なし
有形固定資産 記載なし 記載なし
無形固定資産 記載なし 記載なし
投資その他の資産 記載なし 記載なし
資産合計 17,054 記載なし

【負債の部】

科目 金額(百万円) 前期比
流動負債 記載なし 記載なし
支払手形及び買掛金 記載なし 記載なし
短期借入金 記載なし 記載なし
その他 記載なし 記載なし
固定負債 記載なし 記載なし
長期借入金 記載なし 記載なし
その他 記載なし 記載なし
負債合計 12,155 記載なし

【純資産の部】

科目 金額(百万円) 前期比
株主資本 記載なし 記載なし
資本金 記載なし 記載なし
利益剰余金 記載なし 記載なし
その他の包括利益累計額 記載なし 記載なし
純資産合計 4,899 記載なし
負債純資産合計 17,054 記載なし

貸借対照表に対するコメント: 連結貸借対照表によると、資産合計は17,054百万円、負債合計は12,155百万円、純資産合計は4,899百万円となっています。親会社所有者帰属持分比率は28.7%であり、前期の14.5%から大幅に改善しています。これは、資金調達等により自己資本が増加したことを示唆しています。現金及び預金は5,679百万円と、手元流動性は一定程度確保されています。詳細な科目別の前期比データは記載されていませんが、純資産の増加は財務基盤の強化に繋がるポジティブな兆候と言えます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 104 △81.4% 100.0%
売上原価 記載なし 記載なし 記載なし
売上総利益 記載なし 記載なし 記載なし
販売費及び一般管理費 記載なし 記載なし 記載なし
営業利益 △3,340 △3,211.5%
営業外収益 記載なし 記載なし 記載なし
営業外費用 記載なし 記載なし 記載なし
経常利益 △2,126 △2,044.2%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 △2,126 △2,044.2%
法人税等 記載なし 記載なし 記載なし
当期純利益 △2,229 △2,143.3%

損益計算書に対するコメント: 当期の売上高は104百万円と大幅に減少しました。営業利益は△3,340百万円、経常利益は△2,126百万円、当期純利益は△2,229百万円といずれも赤字です。ただし、前期の営業損失△2,843百万円、税引前当期損失△4,061百万円、親会社所有者に帰属する当期損失△4,235百万円と比較すると、損失額は縮小しています。これは、売上減少の影響を受けつつも、コスト削減努力により赤字幅が改善したことを示唆しています。売上高営業利益率は△3,211.5%と大幅なマイナスであり、収益性の改善が今後の課題です。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュ・フロー: △3,165百万円
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △1,114百万円
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー: 6,335百万円
  • フリーキャッシュフロー: △4,279百万円 (営業CF + 投資CF)

キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュ・フローは△3,165百万円とマイナスであり、本業での資金創出力は依然として課題です。投資活動によるキャッシュ・フローも△1,114百万円とマイナスであり、研究開発や設備投資等が行われていることが伺えます。一方、財務活動によるキャッシュ・フローは6,335百万円と大きくプラスとなっており、これは資金調達(増資等)が行われたことを示唆しています。フリーキャッシュフローは△4,279百万円とマイナスであり、事業活動全体で資金が流出している状況です。

6. 今後の展望

株式会社ヘリオスは、再生医療分野における研究開発を継続的に推進していく方針です。体性幹細胞再生医薬品HLCM051については、ARDS治療薬のグローバル第3相試験(REVIVE-ARDS試験)の準備を進め、国内での条件及び期限付承認申請に向けた準備を進めています。脳梗塞急性期や外傷に対する治療薬開発も継続しています。iPSC再生医薬品分野では、eNK®細胞を用いた次世代がん免疫細胞療法の研究開発や、UDCを用いた次世代iPS細胞の研究開発を進めています。また、培養上清の活用やCDMO事業の推進により、安定した収益源の確保を目指しています。 2026年12月期の業績予想については、現時点で合理的な算定ができないため記載されていません。これは、研究開発の進捗や規制当局の判断、市場環境など、不確実性の高い要素が多いことを示唆しています。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 詳細なセグメント別業績の記載はありませんが、体性幹細胞再生医薬品分野とiPSC再生医薬品分野の研究開発が中心であることが伺えます。
  • 配当方針: 当期は配当金の実施はありません。
  • 株主還元施策: 現時点では特筆すべき株主還元施策の記載はありません。
  • M&Aや大型投資: 2025年7月に経済産業省の補助金事業に採択され、再生・細胞医療・遺伝子治療製造設備投資支援事業費補助金を受け、CDMO事業を推進していく方針です。2025年10月にはMinaris Advanced TherapiesとHLCM051の商用生産に向けた協力体制を発表しています。
  • 人員・組織変更: 2025年4月に米国Healios NA, Inc.のCSOとしてSarah Busch博士を迎え、ARDS治療薬開発の体制強化を図っています。2025年10月には株式会社ニコンとの業務・資本提携を解消しています。

【注意事項】 本レポートは、提供された決算短信に基づき作成されています。詳細な財務諸表の開示がないため、一部の分析は限定的となります。特に、貸借対照表および損益計算書の詳細な科目については「記載なし」とさせていただきました。今後の詳細な開示情報により、より精緻な分析が可能となります。

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