2026年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社NEXYZ.Group (4346)
決算評価: 良い主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
株式会社NEXYZ.Groupは、2026年9月期第1四半期(2025年10月1日~2025年12月31日)において、売上高は前期比微増、営業利益は大幅増と、堅調な業績を達成しました。エンベデッド・ファイナンス事業におけるキュービクル式高圧受電設備の受注拡大や、メディア・プロモーション事業における更新売上の好調が業績を牽引しました。一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益は前期比で微減となりましたが、これは主に会計上の処理による影響と考えられます。全体として、事業の成長性は維持されており、今後の更なる収益拡大が期待できる状況です。
2. 業績結果
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 6,397 | 2.2 |
| 営業利益 | 323 | 36.9 |
| 経常利益 | 271 | 16.1 |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 74 | △1.0 |
| 1株当たり四半期純利益(EPS) | 5.69円 | 記載なし |
| 配当金(年間予想) | 20.00円 | 記載なし |
業績結果に対するコメント: 売上高は前期比2.2%増と微増にとどまりましたが、営業利益は36.9%増と大幅に増加しました。これは、売上原価の増加率が売上高の増加率を下回ったこと、および販売費及び一般管理費の効率化が寄与したと考えられます。経常利益も16.1%増と堅調に推移しました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前期比1.0%減となりましたが、これは主に「法人税等」の増加による影響と考えられます。エンベデッド・ファイナンス事業は、キュービクル式高圧受電設備の受注増加により売上高4.0%増、セグメント利益41.1%増と大きく伸長しました。メディア・プロモーション事業は、更新売上の好調により増収となりましたが、電子雑誌やECサポート等のソリューション業務における季節性の反動や案件縮小により、売上高6.4%減、セグメント利益7.8%減となりました。その他事業は、売上高249.5%増と大幅に増加しましたが、セグメント損失を計上しました。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 流動資産 | 14,905 | △6.3 | | 現金及び預金 | 8,278 | △1.9 | | 受取手形及び売掛金 | 3,097 | 7.1 | | リース債権 | 2,077 | △39.6 | | 商品及び製品 | 608 | 25.1 | | その他 | 472 | △14.7 | | 貸倒引当金 | △884 | △12.5 | | 固定資産 | 8,285 | △2.2 | | 有形固定資産 | 1,090 | 0.9 | | 無形固定資産 | 132 | 9.1 | | 投資その他の資産 | 7,063 | △2.9 | | 資産合計 | 23,191 | △4.9 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------------|---------------|--------------| | 流動負債 | 10,011 | △9.5 | | 支払手形及び買掛金 | 1,764 | △27.9 | | 短期借入金 | 1,100 | 0.0 | | 1年内返済予定の長期借入金 | 1,775 | △2.0 | | 未払金 | 745 | 11.7 | | 未払法人税等 | 38 | △92.0 | | その他 | 1,464 | 25.3 | | 固定負債 | 4,923 | △7.1 | | 長期借入金 | 3,581 | △8.3 | | その他 | 1,341 | △3.0 | | 負債合計 | 14,934 | △8.7 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |------------------------|---------------|--------------| | 株主資本 | 2,236 | △5.7 | | 資本金 | 100 | 0.0 | | 資本剰余金 | 1,218 | 21.7 | | 利益剰余金 | 1,818 | △16.2 | | 自己株式 | △900 | 0.0 | | その他の包括利益累計額 | 1,683 | △13.5 | | 非支配株主持分 | 4,337 | 17.2 | | 純資産合計 | 8,257 | 2.8 | | 負債純資産合計 | 23,191 | △4.9 |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は16.9%(前期2025年9月期は17.8%)と、依然として低い水準にありますが、前期比では微減となりました。流動資産はリース債権の減少などにより前期比6.3%減となりました。負債合計は前期比8.7%減となりました。特に流動負債の減少が目立ちます。純資産合計は前期比2.8%増となりました。利益剰余金は配当金の支払いにより減少しましたが、資本剰余金および非支配株主持分が増加したことが純資産合計の増加に寄与しました。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | 売上高比率(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 6,397 | 2.2 | 100.0% |
| 売上原価 | 3,364 | 6.0 | 52.6% |
| 売上総利益 | 3,033 | △1.9 | 47.4% |
| 販売費及び一般管理費 | 2,709 | △5.1 | 42.3% |
| 営業利益 | 323 | 36.9 | 5.0% |
| 営業外収益 | 7 | △12.5 | 0.1% |
| 営業外費用 | 60 | 445.5 | 0.9% |
| 経常利益 | 271 | 16.1 | 4.2% |
| 特別利益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 特別損失 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 税引前当期純利益 | 271 | 19.4 | 4.2% |
| 法人税等 | 152 | 100.0 | 2.4% |
| 当期純利益 | 119 | △21.2 | 1.9% |
| 非支配株主に帰属する四半期純利益 | 45 | △40.8 | 0.7% |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 74 | △1.0 | 1.2% |
損益計算書に対するコメント: 売上高は微増でしたが、売上原価の増加率が売上高を上回ったため、売上総利益は前期比1.9%減となりました。しかし、販売費及び一般管理費を前期比5.1%削減したことにより、営業利益は36.9%増と大幅に増加しました。営業外費用が増加した影響で経常利益の伸び率は営業利益よりも鈍化しましたが、16.1%増と堅調でした。当期純利益は、法人税等の増加により前期比21.2%減となりました。売上高営業利益率は5.0%(前期3.8%)と改善しました。
5. キャッシュフロー
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 減価償却費は33百万円でした。
6. 今後の展望
株式会社NEXYZ.Groupは、2026年9月期通期連結業績予想として、売上高33,000百万円(前期比16.1%増)、営業利益2,000百万円(前期比9.9%増)、経常利益1,900百万円(前期比9.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益950百万円(前期比2.9%増)を見込んでいます。 エンベデッド・ファイナンス事業では、業務用LED照明、冷蔵庫、空調などの商品ラインナップ拡充、地方銀行や信用金庫との提携強化、高単価商材の受注や公共工事への入札強化を進めます。また、和歌山の第一電機設備工業株式会社の完全子会社化により、電気工事分野の専門性を強化し、M&Aや業務提携も積極的に検討していく方針です。 メディア・プロモーション事業では、「アクセルジャパン」プロジェクトにおける新規・更新契約の拡大、電子雑誌「旅色」におけるインバウンド対策強化や多商材化戦略による広告売上の増加、ECサポートサービス等の事業領域拡大を目指します。 これらの事業拡大により、増収増益を見込んでいます。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: エンベデッド・ファイナンス事業は売上高5,243百万円(前期比4.0%増)、セグメント利益328百万円(前期比41.1%増)と好調。メディア・プロモーション事業は売上高1,145百万円(前期比6.4%減)、セグメント利益206百万円(前期比7.8%減)。その他事業は売上高24百万円(前期比249.5%増)、セグメント損失2百万円。
- 配当方針: 2026年9月期通期配当予想は1株当たり20.00円となっています。
- 株主還元施策: 記載なし。
- M&Aや大型投資: 和歌山の第一電機設備工業株式会社の株式取得による完全子会社化を実施。
- 人員・組織変更: 記載なし。