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更新: 2026-01-29 13:00:00
決算 2026-01-29T13:00

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社シーティーエス (4345)

決算評価: **非常に良い**

主要業績指標

AI財務分析レポート

企業名

企業名: 株式会社シーティーエス

決算評価

決算評価: 非常に良い


簡潔な要約

株式会社シーティーエスの2026年3月期第3四半期(2025年4月~12月)は、売上高9,618百万円(前年同期比+7.6%)、営業利益2,514百万円(同+8.4%)、経常利益2,849百万円(同+20.5%)と堅調な業績を達成した。主力のDDS事業(デジタルデータサービス)が「サイトアシストパッケージ(SAP)」の普及により売上高5,649百万円(同+9.1%)を記録し、経常利益は投資有価証券の配当金増加や持分法投資利益の計上も寄与した。自己資本比率は76.4%と財務基盤も強化されている。通期予想は前期比増収増益を維持しており、中期経営計画に基づく事業転換が効果を発揮している。


詳細な財務分析レポート

1. 総評

  • 会社名: 株式会社シーティーエス
  • 決算期間: 2025年4月1日~2025年12月31日(第3四半期累計)
  • 総合評価: 売上高・利益ともに堅調に増加し、特に経常利益は20%超の大幅増を達成。DDS事業の成長と財務戦略(投資有価証券の保全効果)が業績を牽引した。
  • 主な変化点:
  • 売上高は建設ICT需要の堅調さと「SAP」の普及により増収。
  • 経常利益は営業外収益(投資有価証券配当金・持分法利益)の増加で大幅改善。
  • 自己資本比率が76.4%(前期比+1.0pt)と財務体質が強化された。

2. 業績結果

科目 2026年3月期第3四半期(百万円) 前年同期比増減率
売上高 9,618 +7.6%
営業利益 2,514 +8.4%
経常利益 2,849 +20.5%
当期純利益 2,031 +26.4%
1株当たり当期純利益(EPS) 49.18円 -
配当金(第3四半期末) 14.00円 前年同期比+12.0%

コメント:
- 増減要因:
- DDS事業の「SAP」需要拡大(売上高+9.1%)とSMS事業のレンタル堅調(売上高+8.7%)が貢献。
- 営業外収益は投資有価証券配当金増加と持分法投資利益(ファイルフォース社の黒字化)が寄与。
- 特別利益として政策保有株式(トプコン株)の売却益を計上。
- 収益構造:
- 営業利益率は26.1%(前期比+0.1pt)と安定。DDS事業のセグメント利益率は32.1%(同+1.0pt)と向上。


3. 貸借対照表

【資産の部】(単位:百万円)

科目 2025年12月31日 前期比
流動資産 6,906 △96
現金及び預金 4,033 △496
受取手形・売掛金 1,799 +132
棚卸資産 574 +57
固定資産 12,509 +2,431
有形固定資産 3,922 +289
投資有価証券 8,277 +2,070
資産合計 19,415 +2,334

【負債の部】

科目 2025年12月31日 前期比
流動負債 2,084 △309
買掛金 519 △123
未払法人税等 341 △204
固定負債 2,489 +675
繰延税金負債 1,106 +504
負債合計 4,573 +364

【純資産の部】

科目 2025年12月31日 前期比
資本金 3,000 0
利益剰余金 10,156 +936
その他有価証券評価差額金 2,339 +1,079
純資産合計 14,841 +1,969
負債純資産合計 19,415 +2,334

コメント:
- 安全性指標:
- 自己資本比率は76.4%(前期比+1.0pt)で極めて高い水準。
- 流動比率は331%(流動資産6,906 ÷ 流動負債2,084)で短期的な支払能力も安定。
- 資産構成: 投資有価証券が8,277百万円(前期比+2,070百万円)と大幅増。資産保全目的で流動性を確保しつつインフレヘッジを強化。


4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高 9,618 +7.6% 100.0%
売上原価 4,713 +7.8% 49.0%
売上総利益 4,905 +7.4% 51.0%
販管費 2,391 +6.4% 24.9%
営業利益 2,514 +8.4% 26.1%
営業外収益 335 +58.3% 3.5%
営業外費用 0 - 0%
経常利益 2,849 +20.5% 29.6%
当期純利益 2,031 +26.4% 21.1%

コメント:
- 収益性: 売上高営業利益率は26.1%と高水準。ROE(年率換算)は18.3%(当期純利益2,031 ÷ 純資産14,841 × 12/9)。
- コスト構造: 販管費は人件費増(処遇改善)とマーケティング費増が影響も、売上総利益の伸びが吸収。


5. キャッシュフロー

記載なし


6. 今後の展望

  • 業績予想: 通期売上高12,885百万円(+9.0%)、営業利益3,353百万円(+9.0%)を維持。
  • 中期計画(2026年3月期目標):
  • 売上高128億円(+19% vs 2023年3月期)、営業利益率25%超、ROE20%超。
  • DDS事業の「SAP」普及(全国2,600社対象)と官公庁向けクラウド映像サービス展開を推進。
  • リスク: 建設業界の人手不足・資材高騰、競争激化。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
  • DDS事業: 売上高5,649百万円(+9.1%)、セグメント利益率32.1%(+1.0pt)。
  • SMS事業: 売上高2,909百万円(+8.7%)、セグメント利益率18.0%(△0.2pt)。
  • 株主還元: 年間配当予想は29.00円(前年比+16%)。自己株式取得を継続(期末自己株式数734,921株)。
  • 投資戦略: 資産保全目的の投資有価証券保有を継続(売買益目的ではない)。

分析責任者: 財務アナリスト
: 数値は決算短信に基づき百万円単位で記載。キャッシュフロー等、記載がない項目は「記載なし」としています。

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