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更新: 2026-02-12 11:30:00
決算 2026-02-12T11:30

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社力の源ホールディングス (3561)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社力の源ホールディングスは、2026年3月期第3四半期連結累計期間において、売上高は前年同期比5.9%増と増加しましたが、営業利益および経常利益はコスト増加の影響を受け減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期の減少から回復し増加に転じました。国内店舗運営事業は増収を達成したものの、海外店舗運営事業は売上・利益ともに減少しました。全体として、売上は伸長しているものの、コスト増が利益を圧迫しており、今後のコスト管理と収益性改善が課題となります。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前年同期比(%)
売上高(営業収益) 26,891 5.9
営業利益 1,714 △17.2
経常利益 1,917 △10.8
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,573 10.0
1株当たり四半期純利益(円銭) 52.31 記載なし
年間配当金(2026年3月期予想) 20.00 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高は、国内事業における新規出店や限定商品の販売、インバウンド需要の回復などが寄与し、堅調に増加しました。しかし、原材料価格、人件費、物流費の高騰に加え、海外事業における景気減速や治安悪化による来店客数の減少が、営業利益および経常利益の減少要因となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期の減益から回復し増加に転じたものの、これは主に前年同期の特別損失等の影響が軽減されたことによるものと考えられます。通期業績予想では、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに増加を見込んでおり、下期での挽回が期待されます。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |------------------|----------------|-----------------| | 流動資産 | 10,337 | 558 | | 現金及び預金 | 6,880 | △271 | | 受取手形及び売掛金 | 1,287 | 450 | | 棚卸資産 | 587 | 73 | | その他 | 1,584 | 306 | | 固定資産 | 9,560 | 797 | | 有形固定資産 | 6,300 | 456 | | 無形固定資産 | 128 | 4 | | 投資その他の資産 | 3,133 | 337 | | 資産合計 | 19,897 | 1,355 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |----------------------|----------------|-----------------| | 流動負債 | 5,378 | 540 | | 支払手形及び買掛金 | 1,089 | 181 | | 短期借入金 | 140 | 0 | | その他 | 4,149 | 359 | | 固定負債 | 2,897 | △145 | | 長期借入金 | 1,122 | △249 | | その他 | 1,775 | 104 | | 負債合計 | 8,275 | 395 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |------------------|----------------|-----------------| | 株主資本 | 11,514 | 954 | | 資本金 | 記載なし | 記載なし | | 利益剰余金 | 記載なし | 記載なし | | その他の包括利益累計額 | 107 | △3 | | 純資産合計 | 11,621 | 960 | | 負債純資産合計 | 19,896 | 1,355 |

貸借対照表に対するコメント: 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比で1,355百万円増加し、19,896百万円となりました。これは主に、出店等に伴う有形固定資産の増加、受取手形及び売掛金の増加、投資有価証券の増加によるものです。負債合計は395百万円増加し8,275百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金、未払法人税等の増加によるものです。純資産は960百万円増加し11,621百万円となり、自己資本比率は58.4%と、前期末の57.5%から上昇し、財務の健全性は維持されています。流動負債が増加していますが、自己資本比率の上昇は、利益剰余金の増加によるものと考えられます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 26,891 5.9 100.0%
売上原価 記載なし 記載なし 記載なし
売上総利益 記載なし 記載なし 記載なし
販売費及び一般管理費 記載なし 記載なし 記載なし
営業利益 1,714 △17.2 6.4%
営業外収益 記載なし 記載なし 記載なし
営業外費用 記載なし 記載なし 記載なし
経常利益 1,917 △10.8 7.1%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 記載なし 記載なし 記載なし
法人税等 記載なし 記載なし 記載なし
当期純利益 1,573 10.0 5.8%

損益計算書に対するコメント: 売上高は前年同期比5.9%増と増加しましたが、営業利益は同17.2%減、経常利益は同10.8%減となりました。これは、原材料費、人件費、物流費などのコスト増加が、売上総利益や販売費及び一般管理費を圧迫したためと考えられます。特に海外事業においては、インフレによるコスト上昇に加え、景気減速や治安悪化による来店客数の減少が利益率を低下させていることが示唆されます。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は同10.0%増となりました。これは、前年同期に計上された特別損失等の反動や、その他要因によるものと推測されます。売上高営業利益率は6.4%と、前期から低下しています。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

  • 営業活動によるキャッシュフロー: 記載なし
  • 投資活動によるキャッシュフロー: 記載なし
  • 財務活動によるキャッシュフロー: 記載なし
  • フリーキャッシュフロー: 記載なし

6. 今後の展望

2026年3月期の連結業績予想に変更はなく、売上高37,287百万円(前期比9.1%増)、営業利益3,169百万円(同12.7%増)、経常利益3,262百万円(同14.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,187百万円(同24.4%増)を見込んでいます。 会社は、「変わらないために、変わり続ける」という企業理念のもと、国内では新規出店や限定商品の販売、QSC(品質、サービス、清潔さ)の向上に注力しています。海外では、インフレによるコスト増に対応するため、価格改定やメニュー変更、人員配置の見直しによるコスト削減を進めつつ、新規国への出店やハラル業態への展開など、事業拡大を図っています。また、商品販売事業では、おみやげラーメンのリニューアルや、B2B営業の強化、食の多様性に対応した商品の開発・販売を進めています。 リスク要因としては、世界経済の不安定化、地政学リスク、原材料価格や人件費の高騰、為替変動などが挙げられます。成長機会としては、国内でのM&Aによる事業拡大、海外市場での新規開拓、商品販売チャネルの拡大などが考えられます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • 国内店舗運営事業: 売上高12,993百万円(前年同期比12.6%増)、セグメント利益1,047百万円(同11.0%減)。新規出店や限定商品販売が寄与したが、コスト増により利益率は悪化。
    • 海外店舗運営事業: 売上高10,411百万円(前年同期比3.8%減)、セグメント利益491百万円(同31.9%減)。インフレによるコスト上昇、景気減速、治安悪化による来店客数減少が影響。
    • 商品販売事業: 売上高3,486百万円(前年同期比15.1%増)、セグメント利益498百万円(同16.0%増)。おみやげラーメンのリニューアルや販路拡大が奏功。
  • 配当方針: 2025年3月期は年間18.00円、2026年3月期は年間20.00円(予想)の配当を実施予定。
  • 株主還元施策: 記載なし。
  • M&Aや大型投資: 国内でのM&Aによる事業拡大を積極的に検討。
  • 人員・組織変更: 労働環境改善による離職率低下、QSC向上及び出店加速のための人員増加、研修機会拡充を実施。

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