2026年4月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社ビューティガレージ (3180)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 株式会社ビューティガレージ
【決算評価】 決算評価: 普通
【簡潔な要約】 株式会社ビューティガレージ(東証3180)は、2026年4月期第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比13.8%増の278億3,706万円、営業利益は同11.9%減の89億5,292万円、経常利益は同12.6%減の89億1,574万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同12.0%減の56億4,378万円となった。物販事業は堅調に推移したが、店舗設計事業とソリューション事業の利益が減少したことが全体の業績に影響した。通期業績予想に変更はない。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
株式会社ビューティガレージ(以下、当社)の2026年4月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比13.8%増と二桁成長を維持したものの、利益面では減益となった。物流費の低減が進み、四半期ベースでは徐々に収益性の改善が見られるものの、通期での利益目標達成には課題が残る。特に、店舗設計事業とソリューション事業の利益減少が全体の業績に影響を与えた。
2. 業績結果
- 売上高: 27,838,706千円(前年同期比13.8%増)
- 営業利益: 895,292千円(前年同期比11.9%減)
- 経常利益: 891,574千円(前年同期比12.6%減)
- 当期純利益: 564,378千円(前年同期比12.0%減)
- 1株当たり当期純利益: 45.00円(前年同期比12.0%減)
業績結果に対するコメント: 売上高は二桁成長を維持し、物販事業を中心に堅調な推移を見せた。しかし、営業利益と経常利益は前年同期比で減少した。これは、店舗設計事業とソリューション事業の利益が減少したことが主な要因。特に、店舗設計事業は年末年始時期を含む第3四半期が閑散期であることに加え、第4四半期に案件が集中していることもあり、売上・利益共に伸び悩む結果となった。一方で、物流費の低減が進み、四半期ベースでは徐々に収益性の改善が実現している。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 12,147,681 | -7.2% | | 現金及び預金 | 3,232,848 | -27.4% | | 受取手形及び売掛金 | 3,244,407 | -10.3% | | 棚卸資産 | 3,907,006 | +9.6% | | その他 | 1,763,420 | +12.1% | | 固定資産 | 5,001,091 | +58.0% | | 有形固定資産 | 2,024,224 | +323.0% | | 無形固定資産 | 391,084 | +9.8% | | 投資その他の資産 | 2,585,781 | +14.8% | | 資産合計 | 17,148,772 | +5.5% |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 5,770,502 | -9.9% | | 支払手形及び買掛金 | 1,939,508 | -33.4% | | 短期借入金 | - | -100.0% | | その他 | 3,830,994 | +16.2% | | 固定負債 | 3,091,770 | +55.8% | | 長期借入金 | 2,471,756 | +71.6% | | その他 | 620,014 | +44.7% | | 負債合計 | 8,862,272 | +5.6% |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 8,034,259 | +4.5% | | 資本金 | 768,385 | ±0.0% | | 利益剰余金 | 6,675,003 | +5.8% | | その他の包括利益累計額 | -28,605 | +14.2% | | 純資産合計 | 8,286,500 | +5.4% | | 負債純資産合計 | 17,148,772 | +5.5% |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は46.7%と前期末から0.2ポイント低下したものの、依然として高い水準を維持している。流動比率は210.0%、当座比率は159.8%と、短期的な支払い能力に問題はない。資産面では、固定資産が前期比58.0%増加し、特に有形固定資産が323.0%増加した。これは、新物流センターの開設準備などによるものと考えられる。負債面では、長期借入金が71.6%増加し、固定負債が増加傾向にある。純資産は増加しており、財務基盤は安定している。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 27,838,706 | +13.8% | 100.0% |
| 売上原価 | 21,128,846 | +15.8% | 75.9% |
| 売上総利益 | 6,709,859 | +8.5% | 24.1% |
| 販売費及び一般管理費 | 5,814,567 | +12.3% | 20.9% |
| 営業利益 | 895,292 | -11.9% | 3.2% |
| 営業外収益 | 35,005 | +76.0% | 0.1% |
| 営業外費用 | 38,723 | +135.1% | 0.1% |
| 経常利益 | 891,574 | -12.6% | 3.2% |
| 特別利益 | 17,794 | - | 0.1% |
| 特別損失 | - | - | - |
| 税引前当期純利益 | 909,368 | +10.8% | 3.3% |
| 法人税等 | 296,013 | +15.0% | 1.1% |
| 当期純利益 | 613,355 | +10.8% | 2.2% |
損益計算書に対するコメント: 売上高は前年同期比13.8%増と二桁成長を維持したが、営業利益と経常利益は減少した。売上総利益率は24.1%と前年同期比0.6ポイント低下した。これは、売上原価率が75.9%と前年同期比1.5ポイント上昇したことが影響している。販売費及び一般管理費は前年同期比12.3%増加し、営業利益率は3.2%と前年同期比0.5ポイント低下した。ROE(自己資本利益率)は7.4%と前年同期比0.9ポイント低下した。
5. キャッシュフロー(記載があれば)
記載なし
6. 今後の展望
2026年4月期の通期業績予想に変更はない。売上高は前期比13.2%増の381億8,713万円、営業利益は同5.3%減の151億900万円、経常利益は同4.6%減の151億1,200万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同0.8%減の101億1,000万円を見込んでいる。中期経営計画2025-2029に基づき、提供商品・サービスのレベルアップや新物流拠点(柏FC)の早期本格稼働に注力する等、各種成長戦略の実現に向けて取り組んでいく方針。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: 物販事業の売上高は前年同期比12.9%増の230億0,999万7千円、セグメント利益は同6.9%減の79億1,258万円。店舗設計事業の売上高は同12.7%増の26億0,728万3千円、セグメント利益は同66.1%減の4,129万9千円。ソリューション事業の売上高は同25.8%増の22億2,142万5千円、セグメント利益は同6.6%増の24億5,326万円。
- 配当方針: 年間配当金は1株当たり16円00銭を予定(期末一括)。
- 株主還元施策: 記載なし
- M&Aや大型投資: 2025年12月に㈱アルク(現㈱メディカルガレージ)をグループ子会社化。
- 人員・組織変更: 記載なし