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更新: 2026-02-12 14:00:00
決算 2026-02-12T14:00

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ハードオフコーポレーション (2674)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社ハードオフコーポレーションの2026年3月期第3四半期連結累計期間の決算は、売上高が前期比13.7%増と大幅な増加を示し、事業拡大の勢いが見られます。しかし、利益面では、新店開業費用や子会社化に伴う一時費用などの増加により、営業利益、経常利益が前期比で減少しました。親会社株主に帰属する四半期純利益は微増となりましたが、全体としては売上増に対して利益が伸び悩む結果となりました。

2. 業績結果

科目 当期(百万円) 前期(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 28,198 24,803 13.7
営業利益 2,420 2,535 △4.5
経常利益 2,531 2,696 △6.1
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,782 1,734 2.8
1株当たり当期純利益(円) 128.23 124.82 2.7
配当金(年間予想、円) 78.00 78.00 0.0

業績結果に対するコメント: 売上高は、国内既存店売上高の3.6%増に加え、前期オープン店舗、当期オープン店舗、そして第3四半期より連結開始した株式会社エコノス(69店舗)の売上寄与により、大幅な増加となりました。店舗数も直営店540店舗、FC加盟店531店舗の合計1,071店舗と拡大しています。 一方、利益面では、期中オープンの新店22店舗の開業費用、人件費、減価償却費の増加、さらに株式会社エコノスの株式公開買付関連費用83百万円といった特殊要因の影響により、販売費及び一般管理費が16.1%増加しました。これにより、営業利益、経常利益は前期を下回りました。 親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益(段階取得に係る差益176百万円など)の計上もあり、微増となりました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |----------------------|----------------|-----------------| | 流動資産 | 17,323 | +3,405 | | 現金及び預金 | 3,665 | +656 | | 受取手形及び売掛金 | 1,843 | +463 | | 棚卸資産 | 11,109 | +2,137 | | その他 | 704 | +145 | | 固定資産 | 13,855 | +2,155 | | 有形固定資産 | 5,778 | +969 | | 無形固定資産 | 1,718 | +922 | | 投資その他の資産 | 6,358 | +263 | | 資産合計 | 31,179 | +5,561 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |----------------------|----------------|-----------------| | 流動負債 | 9,852 | +3,812 | | 支払手形及び買掛金 | 128 | △40 | | 短期借入金 | 6,430 | +3,480 | | その他 | 2,388 | +156 | | 固定負債 | 2,297 | +1,092 | | 長期借入金 | 551 | +551 | | その他 | 793 | +354 | | 負債合計 | 12,149 | +4,904 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |----------------------|----------------|-----------------| | 株主資本 | 17,415 | +726 | | 資本金 | 1,676 | ±0 | | 利益剰余金 | 13,830 | +698 | | その他の包括利益累計額 | 1,506 | △75 | | 純資産合計 | 19,029 | +656 | | 負債純資産合計 | 31,179 | +5,561 |

貸借対照表に対するコメント: 当期末の自己資本比率は60.7%となり、前期末の71.3%から低下しました。これは、総資産の増加(+5,561百万円)に対して、負債合計が大きく増加(+4,904百万円)したことが主な要因です。特に、短期借入金が3,480百万円増加しており、運転資金や設備投資のための資金調達が増加していることが伺えます。 流動資産は棚卸資産の増加(+2,137百万円)が目立ち、事業拡大に伴う在庫の増加を示唆しています。固定資産も有形固定資産、無形固定資産ともに増加しており、店舗網の拡充やシステム投資などが進んでいると考えられます。 負債面では、短期借入金の大幅な増加に加え、長期借入金も増加しており、財務レバレッジが高まっている傾向が見られます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(百万円) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 28,198 +3,395 100.0%
売上原価 8,922 +1,172 31.6%
売上総利益 19,276 +2,222 68.4%
販売費及び一般管理費 16,856 +2,337 59.8%
営業利益 2,420 △114 8.6%
営業外収益 150 △32 0.5%
営業外費用 40 +18 0.1%
経常利益 2,531 △165 9.0%
特別利益 176 +176 0.6%
特別損失 85 +23 0.3%
税引前当期純利益 2,622 △12 9.3%
法人税等 835 △53 3.0%
当期純利益 1,786 +41 6.3%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は68.4%と、前期の68.7%から微減ですが、高い水準を維持しています。売上原価の増加率(15.1%)が売上高の増加率(13.7%)を上回ったことが要因です。 販売費及び一般管理費は、売上高の増加率(16.1%)を上回る増加率となりました。これは、新店開業費用、人件費、減価償却費の増加に加え、株式会社エコノスの株式公開買付関連費用83百万円といった一時的な費用が影響しています。 営業利益率は8.6%と、前期の10.2%から低下しました。経常利益率も9.0%と前期の10.9%から低下しています。 特別利益として、段階取得に係る差益176百万円などが計上されたことにより、税引前当期純利益はほぼ横ばいとなりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比2.8%増の1,782百万円となりました。ROE(自己資本利益率)は、純資産の増加と利益の微増により、前期比で若干低下すると予想されます。

5. キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間におけるキャッシュフロー計算書は作成されていませんが、注記によると、減価償却費は762百万円、のれんの償却額は46百万円でした。

6. 今後の展望

会社は、2026年3月期の通期連結業績予想に変更はなく、売上高360億円(前期比7.4%増)、営業利益35億50百万円(前期比10.3%増)、経常利益36億60百万円(前期比7.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益24億50百万円(前期比5.9%増)、1株当たり当期純利益176.30円を予想しています。 リユース市場は継続的に拡大しており、物価高騰の影響もあり、今後も成長が期待されます。店舗網の拡大や子会社化によるシナジー効果を活かし、利益目標の達成を目指していくと考えられます。 リスクとしては、原材料価格の高騰や地政学的リスク、競合他社の動向などが挙げられます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • リユース事業: 売上高26,663百万円、セグメント利益3,963百万円
    • FC事業: 売上高1,482百万円、セグメント利益978百万円
    • その他: 売上高52百万円、セグメント利益50百万円 リユース事業が売上・利益ともに主要なセグメントとなっています。
  • 配当方針: 2026年3月期の年間配当予想は78円(前期と同額)です。
  • 株主還元施策: 公表されている情報からは、配当以外の具体的な株主還元施策は確認できませんでした。
  • M&Aや大型投資: 株式会社エコノスの連結子会社化(10月実施)が当期の重要なイベントです。
  • 人員・組織変更: 株式会社エコノスの連結子会社化に伴い、53店舗をFC加盟店から直営店に移管しました。

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