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更新: 2026-04-03 09:15:37
決算 2026-02-13T15:30

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

福井コンピュータホールディングス株式会社 (9790)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

福井コンピュータホールディングス株式会社は、2026年3月期第3四半期連結累計期間において、堅調な業績を達成しました。売上高は前年同期比9.3%増、営業利益は同9.2%増と、両事業セグメントの好調に支えられ、増収増益となりました。特に建築システム事業と測量土木システム事業は、新製品リリースや業界トレンドへの対応が奏功し、ストック型サービスの売上も堅調に推移しました。しかしながら、ITソリューション事業における前年同期比での減収減益や、投資有価証券評価損の計上により、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で減少しました。全体としては、売上・利益ともに増加傾向にあり、自己資本比率も82.2%と高い水準を維持しており、財務的な安定性も確認できます。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前年同期比(%)
売上高(営業収益) 12,304 9.3
営業利益 5,460 9.2
経常利益 5,602 10.4
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,050 △10.7
1株当たり四半期純利益 147.54 記載なし
配当金(年間予想) 73.00 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高と営業利益は、建築システム事業および測量土木システム事業の好調により、前年同期比で増加しました。建築システム事業では、主力製品の新バージョンリリース効果、業務効率化支援機能への期待、制度改正への対応力が評価され、新規・既存顧客によるライセンス増設が進みました。BIM事業もBIM確認申請制度の変更を見据えた関心の高まりからライセンス増設が進展しました。測量土木システム事業では、業界の3次元化進展に伴い、高精度3次元地図データ整備に使用されるCADシステムの需要が拡大し、地図作成業務向け測量製品の増設・新規導入が進みました。i-Construction及びBIM/CIMの普及も3次元関連製品の需要を後押ししました。両事業ともに、価格改定による単価改善効果も継続し、ストック型サービスの売上が堅調に推移しました。 一方、ITソリューション事業は、前年度に計上した衆議院選挙関連売上と比較し、当期に計上した参議院選挙関連売上の規模差により、前年同期比で減収減益となりました。 親会社株主に帰属する四半期純利益が減少した主な要因は、特別損失として計上された投資有価証券評価損(830百万円)です。この特別損失がなければ、税引前当期純利益は前年同期比で減少していますが、純利益への影響は限定的であったと考えられます。

3. 貸借対照表(バランスシート)

※提供された情報には詳細な貸借対照表のデータが含まれていないため、一部項目は「記載なし」となります。

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |----------------------|---------------|--------| | 流動資産 | 22,299 | 記載なし | | 現金及び預金 | 19,896 | 記載なし | | 受取手形 | 414 | 記載なし | | 売掛金 | 1,395 | 記載なし | | 商品及び製品 | 56 | 記載なし | | 仕掛品 | 5 | 記載なし | | 原材料及び貯蔵品 | 3 | 記載なし | | その他 | 528 | 記載なし | | 貸倒引当金 | △1 | 記載なし | | 固定資産 | 12,957 | 記載なし | | 有形固定資産 | 3,131 | 記載なし | | 建物及び構築物(純額) | 1,746 | 記載なし | | 土地 | 1,153 | 記載なし | | その他(純額) | 232 | 記載なし | | 無形固定資産 | 227 | 記載なし | | 投資その他の資産 | 9,598 | 記載なし | | 投資有価証券 | 5,433 | 記載なし | | 繰延税金資産 | 399 | 記載なし | | その他 | 3,771 | 記載なし | | 貸倒引当金 | △5 | 記載なし | | 資産合計 | 35,257 | 増加 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |----------------------|---------------|--------| | 流動負債 | 5,924 | 記載なし | | 買掛金 | 52 | 記載なし | | 未払法人税等 | 775 | 記載なし | | 前受金 | 3,106 | 記載なし | | 賞与引当金 | 294 | 記載なし | | 役員賞与引当金 | 2 | 記載なし | | その他 | 1,693 | 記載なし | | 固定負債 | 359 | 記載なし | | 繰延税金負債 | 359 | 記載なし | | 負債合計 | 6,283 | 増加 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |----------------------|---------------|--------| | 株主資本 | 28,073 | 記載なし | | 資本金 | 1,631 | 記載なし | | 資本剰余金 | 1,500 | 記載なし | | 利益剰余金 | 25,001 | 記載なし | | 自己株式 | △59 | 記載なし | | その他の包括利益累計額 | 900 | 記載なし | | その他有価証券評価差額金 | 900 | 記載なし | | 純資産合計 | 28,973 | 増加 | | 負債純資産合計 | 35,257 | 増加 |

貸借対照表に対するコメント: 当第3四半期連結会計期間末の総資産は35,257百万円となり、前連結会計年度末から2,213百万円増加しました。これは主に、売上債権(受取手形・売掛金)および投資有価証券の増加によるものです。負債合計は6,283百万円となり、前連結会計年度末から341百万円増加しました。主な要因は前受金の増加です。純資産は28,973百万円となり、前連結会計年度末から1,871百万円増加しました。 自己資本比率は82.2%と非常に高い水準を維持しており、財務的な安定性は極めて良好です。流動比率や当座比率などの安全性指標に関する具体的な数値は記載されていませんが、自己資本比率の高さから、短期的な支払い能力にも問題はないと推測されます。資産構成としては、現金及び預金が19,896百万円と流動資産の大部分を占めており、安定した資金基盤を有しています。投資有価証券も5,433百万円と増加しており、将来的な収益源の確保に向けた投資が行われている可能性があります。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 12,304 9.3 100.0%
売上原価 2,263 記載なし 18.4%
売上総利益 10,040 記載なし 81.6%
販売費及び一般管理費 4,579 記載なし 37.2%
営業利益 5,460 9.2 44.4%
営業外収益 141 △9.0 1.1%
営業外費用 0 記載なし 0.0%
経常利益 5,602 10.4 45.5%
特別利益 161 記載なし 1.3%
特別損失 830 記載なし 6.7%
税引前当期純利益 4,933 △3.2 40.1%
法人税等 1,883 記載なし 15.3%
当期純利益 3,050 △10.7 24.8%

損益計算書に対するコメント: 売上高は前年同期比9.3%増と堅調に推移しました。売上原価の増加率が売上高の増加率を下回ったため、売上総利益率は上昇し、81.6%となりました。販売費及び一般管理費は増加しましたが、売上総利益の増加がそれを上回ったため、営業利益は同9.2%増と増加しました。営業利益率は44.4%と高い水準を維持しています。 営業外収益は前年同期比で減少しましたが、営業外費用は計上されませんでした。これにより、経常利益は同10.4%増と、売上高の伸びを上回るペースで増加しました。 特別利益として投資有価証券売却益が161百万円計上された一方、特別損失として投資有価証券評価損が830百万円計上されました。この特別損失の影響により、税引前当期純利益は前年同期比で減少しました。 最終的な当期純利益は、前年同期比10.7%減となりましたが、これは主に特別損失の計上による一時的な要因です。 収益性指標としては、売上高営業利益率が44.4%と非常に高く、高い収益力を示しています。ROE(自己資本利益率)に関する具体的な数値は記載されていませんが、高い自己資本比率と高い営業利益率から、良好な水準が期待されます。コスト構造としては、売上原価率が低く、販売費及び一般管理費の比率も売上高に対して適切に管理されていると考えられます。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 ただし、減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む)は以下の通りです。 - 前第3四半期連結累計期間(2024年4月1日~2024年12月31日):156百万円 - 当第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日):263百万円

キャッシュフローに対するコメント: キャッシュフロー計算書が作成されていないため、詳細な分析はできません。しかし、減価償却費が増加していることから、固定資産への投資やそれに伴う減価償却が進んでいることが推測されます。営業活動によるキャッシュフローがプラスであるか、投資活動によるキャッシュフローがどのように推移しているか、財務活動によるキャッシュフローの状況などを把握するためには、キャッシュフロー計算書の開示が望まれます。

6. 今後の展望

  • 業績予想の修正:本日公表された「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照のこと。
  • 中期経営計画や戦略:具体的な中期経営計画や戦略に関する情報は、提供された決算短信からは読み取れません。
  • リスク要因
    • ITソリューション事業における選挙関連売上の変動性。
    • 投資有価証券の評価変動リスク。
  • 成長機会
    • 建築システム事業、測量土木システム事業におけるBIM/CIM、3次元化といった業界トレンドへの対応力。
    • ストック型サービスの継続的な拡大。
    • 株式会社ダイテックホールディングスとの合併・統合によるシナジー効果(2026年2月13日締結)。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績
    • 建築システム事業:売上高6,029百万円(前年同期比17.3%増)、営業利益2,455百万円(前年同期比25.6%増)。
    • 測量土木システム事業:売上高5,905百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益2,817百万円(前年同期比2.0%増)。
    • ITソリューション事業:売上高368百万円(前年同期比39.2%減)、営業利益236百万円(前年同期比51.3%減)。
    • 投資事業:営業損失2百万円(前年同期比同額)。
  • 配当方針:2026年3月期の年間配当予想は73.00円となっています。
  • 株主還元施策:配当予想の開示があります。
  • M&Aや大型投資:2026年2月13日に株式会社ダイテックホールディングとの合併契約及び統合契約を締結しました。
  • 人員・組織変更:記載なし。

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