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更新: 2026-02-13 16:00:00
決算 2026-02-13T16:00

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本標準〕(連結)

㈱丸運 (9067)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

㈱丸運は、2026年3月期第3四半期連結累計期間において、緩やかな経済回復と物流業界の環境変化に対応しながら、増収増益を達成しました。特に、運賃・料金改定の効果が売上高の増加に大きく貢献しました。経常利益も増加しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期の特別利益の反動により減少しました。貸借対照表では、有形固定資産や投資有価証券の増加が見られ、自己資本比率は微減ながらも高い水準を維持しています。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比
売上高(営業収益) 35,382 +2.4%
営業利益 1,141 +18.4%
経常利益 1,288 +19.7%
当期純利益 761 -9.8%
1株当たり当期純利益(EPS) 記載なし 記載なし
配当金 記載なし 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高は、運賃・料金改定の効果、一部既存顧客の荷動き回復、新規取扱量の増加により、前年同期比2.4%増となりました。営業利益は、売上総利益の増加と販売費及び一般管理費の増加幅が比較的小さかったことから、同18.4%増と大きく伸びました。経常利益も同様に、営業外収益の増加も寄与し、同19.7%増となりました。一方、当期純利益は、前年同期に投資有価証券売却益を250百万円計上した反動や、公開買付関連費用170百万円の発生などにより、同9.8%減となりました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 9,440 | +2.3% | | 現金及び預金 | 2,221 | -4.9% | | 受取手形 | 28 | -70.8% | | 電子記録債権 | 417 | +16.8% | | 営業未収入金及び契約資産 | 5,410 | +2.5% | | 棚卸資産 | 89 | +43.5% | | その他 | 1,274 | +15.2% | | 固定資産 | 29,361 | +6.1% | | 有形固定資産 | 24,445 | +2.4% | | 無形固定資産 | 407 | -16.2% | | 投資その他の資産 | 4,509 | +36.2% | | 資産合計 | 38,802 | +5.1% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 7,214 | +10.8% | | 支払手形及び買掛金 | 2,599 | +4.4% | | 短期借入金 | 940 | +276.0% | | 未払法人税等 | 13 | -97.5% | | 賞与引当金 | 390 | -45.6% | | その他 | 3,271 | +28.7% | | 固定負債 | 4,978 | +5.9% | | 長期借入金 | 30 | -75.0% | | 再評価に係る繰延税金負債 | 1,942 | 0.0% | | 退職給付に係る負債 | 2,159 | -2.8% | | 資産除去債務 | 19 | 0.0% | | その他 | 827 | +107.8% | | 負債合計 | 12,192 | +8.7% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 21,431 | +0.5% | | 資本金 | 3,559 | 0.0% | | 利益剰余金 | 14,827 | +0.7% | | 自己株式 | △23 | +4.5% | | その他の包括利益累計額 | 4,888 | +19.4% | | 純資産合計 | 26,609 | +3.6% | | 負債純資産合計 | 38,802 | +5.1% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は67.8%(前期末68.9%)と、依然として高い水準を維持しており、財務の安定性は良好です。流動資産は増加しましたが、現金及び預金は微減、受取手形は大幅に減少しています。固定資産では、有形固定資産が増加し、特に機械装置及び運搬具の増加が目立ちます。投資その他の資産も大幅に増加しており、投資有価証券の増加が主な要因です。負債では、短期借入金が大幅に増加している一方、未払法人税等や賞与引当金は減少しています。固定負債では、その他の項目が大きく増加しています。純資産では、利益剰余金が増加したものの、配当金の支払いにより減少分もありました。その他有価証券評価差額金の増加が、その他の包括利益累計額の増加に寄与しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 35,382 +2.4% 100.0%
売上原価 31,688 +1.5% 89.6%
売上総利益 3,693 +10.5% 10.4%
販売費及び一般管理費 2,551 +6.9% 7.2%
営業利益 1,141 +18.4% 3.2%
営業外収益 164 +30.2% 0.5%
営業外費用 17 -21.4% 0.0%
経常利益 1,288 +19.7% 3.6%
特別利益 55 -80.2% 0.2%
特別損失 197 +725.0% 0.6%
税引前当期純利益 1,147 -13.8% 3.2%
法人税等 386 -19.4% 1.1%
当期純利益 761 -9.8% 2.2%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は10.4%(前期3.352百万円/34,567百万円=9.7%)と改善しました。これは、売上高の増加に対して売上原価の増加率が低かったことによります。販売費及び一般管理費は増加しましたが、売上高の伸び率を下回ったため、営業利益率は3.2%(前期2.8%)と改善しました。営業外収益は、受取配当金やその他の増加により、前年同期を上回りました。経常利益率は3.6%(前期3.1%)と改善しました。特別利益は、投資有価証券売却益の減少により大幅に減少しました。一方、特別損失は、公開買付関連費用が新たに発生したことにより大幅に増加しました。これらの影響により、税引前当期純利益は減少し、当期純利益も前年同期比で減少しました。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 減価償却費は1,504百万円でした。

6. 今後の展望

通期の業績予想については、2025年11月6日公表の予想を修正していません。 経済環境は依然として不透明な状況が続いていますが、㈱丸運は「2030丸運グループ長期ビジョン」の実現に向け、第4次中期経営計画の最終年度として、適正運賃・料金の収受、提案営業力の強化、システム化・省人化によるコスト競争力の強化に取り組む方針です。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • 貨物輸送:増収増益。素材物流の取扱量増加、運賃・料金改定、物流拠点の見直しが寄与。
    • エネルギー輸送:増収増益。主要顧客の運賃・料金改定、化成品事業の既存取引拡大が寄与。
    • 海外物流:増収増益。航空輸出貨物、機械設備輸送、ベトナムでの取扱量が安定的に推移。
    • テクノサポート:増収増益。油槽所・製油所関連の業務受託料改定、工事関連業務の取扱量増加が寄与。
  • 配当方針: 記載なし。
  • 株主還元施策: 記載なし。
  • M&Aや大型投資: 記載なし。
  • 人員・組織変更: 記載なし。

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