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更新: 2026-02-12 16:00:00
決算 2026-02-12T16:00

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

日本証券金融株式会社 (8511)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

日本証券金融株式会社の2026年3月期第3四半期累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)の連結業績は、堅調な株式市場と市場金利の上昇を背景に、貸借取引業務や株券レポ取引が好調に推移したことにより、売上高、営業利益、経常利益ともに増加しました。特に営業収益は前年同期比で約2倍に増加し、収益基盤の拡大が見られます。一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に計上した特別利益の反動減により減少しましたが、通期業績予想は上方修正されており、今後の収益回復および成長が期待されます。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 79,154 97.7%増
営業利益 10,604 9.9%増
経常利益 11,444 9.5%増
親会社株主に帰属する四半期純利益 8,123 △8.1%減
1株当たり当期純利益(EPS) 99.12円 記載なし
配当金(中間配当) 40.00円 記載なし

業績結果に対するコメント: 当第3四半期累計期間の業績は、主に株式市況の堅調な推移と市場金利の上昇による資金需要の増加が、貸借取引業務や株券レポ取引の堅調な推移に繋がり、営業収益の大幅な増加に寄ちました。これに伴い、営業利益および経常利益も増加しました。しかしながら、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に特別利益として1,828百万円を計上していた反動減により、前年同期比で減少しました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|----------------|--------------| | 流動資産 | 15,200,148 | 記載なし | | 現金及び預金 | 2,072,544 | 記載なし | | 受取手形及び売掛金 | 記載なし | 記載なし | | 棚卸資産 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 固定資産 | 705,619 | 記載なし | | 有形固定資産 | 5,495 | 記載なし | | 無形固定資産 | 535 | 記載なし | | 投資その他の資産 | 699,588 | 記載なし | | 資産合計 | 15,905,768 | 2兆1,361億円増 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|----------------|--------------| | 流動負債 | 15,449,345 | 記載なし | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | 記載なし | | 短期借入金 | 92,000 | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 固定負債 | 320,420 | 記載なし | | 長期借入金 | 316,600 | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 負債合計 | 15,769,765 | 2兆1,345億円増 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|----------------|--------------| | 株主資本 | 132,031 | 記載なし | | 資本金 | 10,000 | 記載なし | | 利益剰余金 | 126,642 | 記載なし | | その他の包括利益累計額 | 3,970 | 記載なし | | 純資産合計 | 136,002 | 16億円増 | | 負債純資産合計 | 15,905,768 | 記載なし |

貸借対照表に対するコメント: 当期末の資産合計額は15兆9,057億円と、前連結会計年度末比で2兆1,361億円増加しました。これは主に買現先勘定の増加によるものです。負債合計額も15兆7,697億円と、同2兆1,345億円増加しており、売現先勘定の増加が主な要因です。純資産合計額は1,360億円と、同16億円増加しました。これは主にその他の包括利益累計額の増加によるものです。自己資本比率は0.9%と低水準ですが、これは証券金融業という業態の特性によるものです。流動比率や当座比率といった一般的な安全性指標は、この業態においては参考になりにくいと考えられます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率
売上高(営業収益) 79,154 97.7%増 100.0%
売上原価 記載なし 記載なし
売上総利益 16,316 7.8%増 20.6%
販売費及び一般管理費 5,711 4.0%増 7.2%
営業利益 10,604 9.9%増 13.4%
営業外収益 865 4.6%増 1.1%
営業外費用 25 記載なし 0.0%
経常利益 11,444 9.5%増 14.5%
特別利益 △100.0%減 0.0%
特別損失 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 11,444 △6.8%減 14.5%
法人税等 3,321 記載なし 4.2%
当期純利益 8,123 △8.1%減 10.3%

損益計算書に対するコメント: 売上高(営業収益)は、貸借取引業務や株券レポ取引の好調により、前年同期比で大幅に増加しました。売上総利益も増加しましたが、売上高の伸び率と比較すると伸び率は鈍化しています。これは、営業費用の増加が影響していると考えられます。営業利益、経常利益は堅調に増加しており、収益性の改善が見られます。しかし、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期に計上した特別利益の剥落により減少しました。売上高営業利益率は13.4%であり、証券金融業としては堅調な水準と言えます。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。

6. 今後の展望

会社は、最近の業績動向を踏まえ、2026年3月期の通期業績予想を上方修正しました。堅調な株式相場等を背景に、貸借取引業務を中心とするセキュリティ・ファイナンス業務が想定を上回って推移したことなどから、利益予想を引き上げています。具体的には、連結営業利益を13,900百万円(前回予想比12.1%増)、連結経常利益を14,900百万円(同12.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益を10,500百万円(同11.7%増)と予想しています。株主還元方針として、2023年度から2025年度までの間、配当と自己株式取得を合わせて累計で総還元性向100%を目指しており、機動的な株主還元を実施する方針です。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 証券金融業が連結営業収益の大部分を占めており、当第3四半期累計期間では71,563百万円(セグメント利益11,492百万円)でした。信託銀行業、不動産賃貸業も事業を展開しています。
  • 配当方針: 2025年3月期は年間84円の配当を実施しました。2026年3月期は中間配当40円を実施しており、期末配当予想は46円、年間では86円を予想しています。
  • 株主還元施策: 2025年5月から12月にかけて、自己株式を1,206,800株、21億96百万円で取得しています。また、2026年2月20日には5,000,000株の自己株式消却を予定しています。
  • M&Aや大型投資: 記載なし。
  • 人員・組織変更: 記載なし。

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