適時開示情報 要約速報

更新: 2026-02-12 15:30:00
決算 2026-02-12T15:30

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

加賀電子株式会社 (8154)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

加賀電子株式会社の2026年3月期第3四半期連結累計期間の業績は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益の全てにおいて、前年同期比で大幅な増加を達成しました。特に、親会社株主に帰属する四半期純利益は91.2%増と目覚ましい伸びを示しており、業績は非常に好調に推移しています。これは、電子部品事業におけるサプライチェーンの正常化やEMSビジネスの拡大、情報機器事業の堅調な販売、そしてM&Aによる事業規模の拡大が複合的に寄与した結果です。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 445,475 12.4
営業利益 19,449 7.7
経常利益 20,766 13.0
親会社株主に帰属する四半期純利益 24,308 91.2
1株当たり当期純利益(EPS) 485.11 91.2
配当金(年間予想) 130.00 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高は、電子部品事業における在庫調整の解消とEMSビジネスの好調、情報機器事業のセキュリティソフト販売の伸び、そして協栄産業株式会社の連結子会社化が主な要因となり、前年同期比12.4%増と大幅に増加しました。 売上総利益率は0.3pt改善し、売上総利益は77億71百万円増加しました。 営業利益は、販売費及び一般管理費の増加があったものの、売上総利益の増加がこれを上回り、13億93百万円増益となりました。 経常利益は、為替差損の減少など営業外損益の改善により、23億86百万円増益となりました。 親会社株主に帰属する四半期純利益は、企業買収に伴う負ののれん発生益(75億94百万円)および投資有価証券売却益(16億36百万円)といった特別利益の計上が大きく寄与し、115億93百万円増益と大幅に増加しました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】

科目 金額(百万円) 前期比(%)
流動資産 286,963 11.5
現金及び預金 82,068 2.3
受取手形 536 △40.2
電子記録債権 10,914 52.5
売掛金 106,966 0.8
棚卸資産 記載なし 記載なし
その他 記載なし 記載なし
固定資産 56,208 15.8
有形固定資産 記載なし 記載なし
無形固定資産 記載なし 記載なし
投資その他の資産 記載なし 記載なし
資産合計 343,171 12.3

【負債の部】

科目 金額(百万円) 前期比(%)
流動負債 記載なし 記載なし
支払手形及び買掛金 記載なし 記載なし
短期借入金 記載なし 記載なし
その他 記載なし 記載なし
固定負債 記載なし 記載なし
長期借入金 記載なし 記載なし
その他 記載なし 記載なし
負債合計 168,472 20.9

【純資産の部】

科目 金額(百万円) 前期比(%)
株主資本 記載なし 記載なし
資本金 記載なし 記載なし
利益剰余金 記載なし 記載なし
その他の包括利益累計額 記載なし 記載なし
純資産合計 174,699 5.0
負債純資産合計 343,171 12.3

貸借対照表に対するコメント: 当第3四半期末の総資産は3,431億71百万円となり、前連結会計年度末から12.3%増加しました。これは主に、協栄産業株式会社の連結化に伴う商品及び製品の増加(195億75百万円増)や、有形固定資産、投資有価証券の増加によるものです。 負債合計は1,684億72百万円となり、前連結会計年度末から20.9%増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金(109億73百万円増)や短期借入金(146億92百万円増)の増加によるものです。 純資産合計は1,746億99百万円となり、前連結会計年度末から5.0%増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。 自己資本比率は50.9%となり、前期の54.4%から低下しましたが、依然として健全な水準を維持しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 445,475 12.4 100.0
売上原価 記載なし 記載なし 記載なし
売上総利益 59,961 14.9 13.5
販売費及び一般管理費 40,511 18.7 9.1
営業利益 19,449 7.7 4.4
営業外収益 記載なし 記載なし 記載なし
営業外費用 記載なし 記載なし 記載なし
経常利益 20,766 13.0 4.7
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 31,317 69.6 7.0
法人税等 記載なし 記載なし 記載なし
当期純利益 24,308 91.2 5.5

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は13.5%と、前年同期比で0.3pt改善しました。これは、売上増に加え、比較的採算性の高い製品・ビジネスが好調に推移したことが要因です。 販売費及び一般管理費は、売上増に伴う販売経費の増加や企業買収による固定費の増加により、前年同期比18.7%増加しましたが、売上総利益の増加がこれを上回りました。 営業利益率は4.4%と、前年同期比で0.2pt低下しましたが、利益額は7.7%増加しました。 経常利益率は4.7%で、為替差損の減少などにより営業外損益が改善し、利益額は13.0%増加しました。 税引前当期純利益は、企業買収に伴う負ののれん発生益(75億94百万円)および投資有価証券売却益(16億36百万円)といった特別利益の計上により、大幅に増加しました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税等の計上により、前年同期比91.2%増と大幅に増加しました。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

  • 営業活動によるキャッシュフロー: 記載なし
  • 投資活動によるキャッシュフロー: 記載なし
  • 財務活動によるキャッシュフロー: 記載なし
  • フリーキャッシュフロー: 記載なし

6. 今後の展望

会社は2026年3月期の通期連結業績予想を上方修正しており、売上高は620,000百万円(前期比13.2%増)、営業利益は27,000百万円(前期比14.4%増)、経常利益は28,000百万円(前期比23.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は28,500百万円(前期比66.8%増)を見込んでいます。また、配当予想も増配修正されています。 中期経営計画「中期経営計画 2027」では、資本効率性や株主還元目標が掲げられており、今後も持続的な成長と株主還元を目指していく方針です。 リスク要因としては、世界経済の動向、為替レートの変動、サプライチェーンの混乱などが考えられます。成長機会としては、半導体市場の回復、EMSビジネスの拡大、新規事業の開拓などが挙げられます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • 電子部品事業: 売上高3,838億92百万円(10.9%増)、セグメント利益137億68百万円(1.5%増)。車載向け半導体や汎用メモリの需給逼迫、EMSビジネスの好調が寄与。
    • 情報機器事業: 売上高336億52百万円(24.9%増)、セグメント利益24億99百万円(28.0%増)。教育機関向けPC、AIパソコン、セキュリティソフト販売が好調。
    • ソフトウェア事業: 売上高25億25百万円(22.0%増)、セグメント利益2億33百万円(24.2%減)。大型案件受注で売上は好調も、第1四半期の営業損失の影響が残る。
    • その他事業: 売上高254億4百万円(20.9%増)、セグメント利益27億47百万円(31.0%増)。PCリサイクルビジネスが好調。
  • 配当方針: 連結配当性向30%~40%を目標としており、当期は増配を発表。
  • 株主還元施策: 自己株式の取得・消却も実施しており、総還元性向72.4%となっています。
  • M&Aや大型投資: 協栄産業株式会社の連結子会社化を実施。
  • 人員・組織変更: 記載なし。

関連する開示情報(同じ企業)