2026年10月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社ミロク (7983)
決算評価: 悪い主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 株式会社ミロク
【決算評価】 決算評価: 悪い
【簡潔な要約】 株式会社ミロクは2026年10月期第1四半期決算で、売上高が前年同期比14.4%減の2,535億円、営業損失39億円を計上しました。猟銃事業が米国関税の影響で19.7%減少し、営業損失8億円を計上。工作機械事業は増収増益でしたが、クラウドソリューション事業の損失拡大やその他事業の減益が響き、全体として厳しい決算となりました。経常利益は71.5%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は56.3%減と大幅な減益です。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
株式会社ミロク(7983)は2026年10月期第1四半期決算で、売上高2,535億円(前年同期比14.4%減)、営業損失39億円(前年同期は21億円の利益)と大幅な減収減益となりました。猟銃事業の不振が大きく響き、全体の業績を押し下げました。経常利益は71.5%減、四半期純利益は56.3%減と厳しい結果に。ただし、工作機械事業は増収増益であり、クラウドソリューション事業の損失幅も縮小しています。
2. 業績結果
- 売上高: 2,535億円(前年同期比14.4%減)
- 営業利益: △39億円(前年同期比173.4%減)
- 経常利益: 38億円(前年同期比71.5%減)
- 当期純利益: 45億円(前年同期比56.3%減)
- EPS: 15.22円(前年同期34.70円)
- 配当金: 未定
業績結果に対するコメント: 売上高の減少は猟銃事業の不振が主因で、ブローニンググループからの受注が米国関税の影響で低調に推移しました。工作機械事業は営業活動の強化により増収増益を達成しましたが、クラウドソリューション事業の損失拡大とその他事業の減益が全体の足を引っ張りました。営業外収益の増加や特別利益の計上が経常利益の下支えに貢献しました。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 10,305,750 | -1.9% | | 現金及び預金 | 1,560,236 | -6.2% | | 受取手形及び売掛金 | 1,585,827 | -25.7% | | 棚卸資産 | 6,826,652 | 8.8% | | その他 | 332,072 | -14.7% | | 固定資産 | 11,880,586 | 3.5% | | 有形固定資産 | 7,068,507 | 3.2% | | 無形固定資産 | 5,903 | -3.1% | | 投資その他の資産 | 4,806,175 | 5.0% | | 資産合計 | 22,186,336 | 1.4% |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 4,322,733 | 0.4% | | 支払手形及び買掛金 | 1,053,700 | -8.3% | | 短期借入金 | 2,210,000 | 19.0% | | その他 | 680,912 | -5.1% | | 固定負債 | 6,903,769 | 0.4% | | 長期借入金 | 5,050,000 | -1.0% | | その他 | 960,230 | 10.0% | | 負債合計 | 11,226,503 | 0.9% |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 9,287,757 | 0.2% | | 資本金 | 863,126 | 0.0% | | 利益剰余金 | 7,917,890 | 0.4% | | その他の包括利益累計額 | 1,671,076 | 13.5% | | 純資産合計 | 10,958,833 | 1.9% | | 負債純資産合計 | 22,185,336 | 1.4% |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は49.4%と前期末から0.3ポイント上昇し、財務基盤は安定しています。流動比率は239.9%、当座比率は109.1%と短期的な支払い能力は十分です。資産構成では棚卸資産の増加が目立ち、投資有価証券も増加しています。負債面では短期借入金の増加が大きく、支払手形及び買掛金の減少が続いています。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 2,535,060 | -14.4% | 100.0% |
| 売上原価 | 2,287,257 | -20.3% | 90.3% |
| 売上総利益 | 247,803 | 31.5% | 9.8% |
| 販売費及び一般管理費 | 287,068 | 15.6% | 11.3% |
| 営業利益 | △39,265 | -284.2% | -1.5% |
| 営業外収益 | 96,208 | -20.0% | 3.8% |
| 営業外費用 | 18,918 | 11.0% | 0.7% |
| 経常利益 | 38,024 | -71.5% | 1.5% |
| 特別利益 | 8,262 | - | 0.3% |
| 特別損失 | - | - | - |
| 税引前当期純利益 | 46,287 | -65.4% | 1.8% |
| 法人税等 | 1,543 | -93.7% | 0.1% |
| 当期純利益 | 44,743 | -56.3% | 1.8% |
損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は-1.5%と大幅に悪化し、売上総利益率は9.8%と前年同期の12.2%から低下しました。販売費及び一般管理費の増加が利益を圧迫し、営業損失を計上しました。営業外収益の減少と営業外費用の増加が経常利益の減少に寄与しました。税引前当期純利益は65.4%減と大幅に減少し、法人税等の大幅な減少が四半期純利益の下支えに貢献しました。
5. キャッシュフロー
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。減価償却費は102,935百万円でした。
6. 今後の展望
通期業績予想は売上高12,200億円(前期比2.5%減)、営業利益△100億円、経常利益60億円(前期比71.6%減)、当期純利益610億円としています。猟銃事業の回復と工作機械事業の拡大に期待がかかりますが、クラウドソリューション事業の損失改善が課題です。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: 猟銃事業(19.7%減)、工作機械事業(12.3%増)、クラウドソリューション事業(129.2%増)、その他事業(6.9%減)
- 配当方針: 年間配当金10円(1株)
- 株主還元施策: 配当性向20%程度を目安
- M&Aや大型投資: ミロク日章工場の移設完了
- 人員・組織変更: 記載なし
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載