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更新: 2026-02-13 18:15:00
決算 2026-02-13T18:15

2026年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕〈連結〉

株式会社アンビスホールディングス (7071)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社アンビスホールディングスの2026年9月期第1四半期(2025年10月1日~2025年12月31日)の連結業績は、売上高が前年同期比で増加したものの、利益面では大幅な減少となりました。これは、主に「医心館」事業における新規施設開設に伴う先行的な人員配置や人件費の増加、および「総合医療支援」事業における貸倒引当金の計上が影響しています。財政状態としては、資産合計は微減、負債合計は減少しましたが、純資産は増加しており、自己資本比率は改善傾向にあります。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 12,936 +9.9%
EBITDA 2,399 △8.6%
営業利益 1,597 △20.5%
経常利益 1,576 △17.4%
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,081 △19.7%
1株当たり当期純利益(円銭) 11.09 △19.7%
配当金(年間予想) 4.00 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高は「医心館」事業における新規事業所開設と稼働立ち上がりの進展、および「総合医療支援」事業の拡大により、前年同期比で9.9%増加しました。しかしながら、利益面では、医心館事業における新規施設開設に伴う先行的な人員配置や人件費の増加、ならびに総合医療支援事業における一部取引先への貸倒引当金繰入(149百万円)が響き、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに大幅な減少となりました。特に、EBITDAも減少しており、収益性の低下が懸念されます。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |------------------|---------------|--------------| | 流動資産 | 20,421 | △6.1% | | 現金及び預金 | 9,157 | △15.5% | | 受取手形及び売掛金 | 9,587 | +4.3% | | 棚卸資産 | 55 | +83.3% | | その他 | 1,943 | +4.7% | | 固定資産 | 62,933 | +1.2% | | 有形固定資産 | 57,986 | +1.4% | | 無形固定資産 | 181 | △1.6% | | 投資その他の資産 | 4,765 | △1.9% | | 資産合計 | 83,354 | △0.7% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |------------------------|---------------|--------------| | 流動負債 | 18,616 | △4.3% | | 支払手形及び買掛金 | 392 | +161.1% | | 短期借入金 | 7,436 | △3.4% | | 1年内返済予定の長期借入金 | 4,931 | +3.5% | | その他 | 662 | △41.9% | | 固定負債 | 27,905 | △1.6% | | 長期借入金 | 18,864 | △2.1% | | その他 | 641 | +0.3% | | 負債合計 | 46,521 | △2.7% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 株主資本 | 36,844 | +1.9% | | 資本金 | 66 | 0.0% | | 利益剰余金 | 25,878 | +2.7% | | 自己株式 | △750 | 0.0% | | その他の包括利益累計額 | △11 | △8.3% | | 純資産合計 | 36,832 | +1.9% | | 負債純資産合計 | 83,354 | △0.7% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は44.2%となり、前期末の43.0%から改善しました。これは、利益剰余金の増加が主な要因です。流動資産は現金及び預金の減少により微減しましたが、売掛金は増加しています。固定資産は新規事業所開設に伴う有形固定資産の増加により微増しました。負債合計は借入金の返済や賞与引当金の減少により減少しましたが、買掛金は増加しています。全体として、財務の健全性は維持されていると言えます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 12,936 +9.9% 100.0%
売上原価 9,227 +19.0% 71.3%
売上総利益 3,708 △8.0% 28.7%
販売費及び一般管理費 2,110 +4.6% 16.3%
営業利益 1,597 △20.5% 12.3%
営業外収益 138 +626.3% 1.1%
営業外費用 159 +32.5% 1.2%
経常利益 1,576 △17.4% 12.2%
税引前当期純利益 1,576 △17.4% 12.2%
法人税等 494 △12.5% 3.8%
当期純利益 1,081 △19.7% 8.4%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は前期の33.8%から28.7%へと低下しました。これは、売上原価の増加率が売上高の増加率を上回ったためです。販売費及び一般管理費は増加しましたが、売上高比率では微増にとどまっています。その結果、営業利益率は前期の17.1%から12.3%へと大幅に低下しました。営業外収益の増加は、補助金収入や受取補償金によるものです。法人税等は減少しましたが、利益全体の減少をカバーするには至りませんでした。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 ただし、以下の情報が記載されています。 - 減価償却費:781百万円(前年同期比 +28.9%) - のれんの償却額:5百万円(前年同期比 記載なし)

6. 今後の展望

2026年9月期の連結業績予想に変更はなく、売上高517億円(前期比5.1%増)、営業利益38億円(前期比38.3%減)、経常利益33億円(前期比48.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益21億円(前期比42.6%減)を見込んでいます。 「医心館」事業では、積極的な施設開設とマーケティング、営業活動を通じて長期的かつ持続的な成長を目指します。 「総合医療支援」事業では、少ない投下資本で収益を創出できるビジネスモデルを維持しつつ、医療機関への支援を拡大していく方針です。 利益面での課題克服が今後の重要な焦点となります。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • 医心館事業: 売上高12,737百万円(前年同期比9.2%増)、セグメント利益1,608百万円(前年同期比19.6%減)。新規施設開設に伴う先行的な人員配置や人件費増加が利益を圧迫。
    • 総合医療支援事業: 売上高200百万円(前年同期比90.3%増)、セグメント損失10百万円(前年同期は8百万円のセグメント利益)。貸倒引当金の計上が影響。
  • 配当方針: 2026年9月期は年間4.00円の配当を予想しています。
  • 株主還元施策: 記載なし。
  • M&Aや大型投資: 記載なし。
  • 人員・組織変更: 報告セグメントを「医心館」および「総合医療支援」の2区分に変更。
  • 譲渡制限付株式報酬: 2026年2月2日に、従業員22名に対し、譲渡制限付株式報酬として普通株式578,000株を処分しました。

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