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更新: 2025-08-06 11:30:00
決算短信 2025-08-06T11:30

2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社図研 (6947)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社図研、2026年3月期第1四半期(自2025年4月1日至2025年6月30日)。
当期は売上高が前年同期比1.1%増の過去最高を達成したものの、積極的な開発投資により営業利益以下が微減となり、業績は横ばい傾向。経済環境の緩やか回復と製造業DX需要が売上を支えた一方、欧州大型案件減やコスト増が利益を圧迫。総資産は前期末比1.4%減の624億6,498万円、純資産は7億円減の392億4,780万円だが、自己資本比率62.8%を維持し財務基盤は安定。

2. 業績結果

項目 金額(百万円) 前期比
売上高 9,120 +1.1%
営業利益 828 -3.4%
経常利益 1,113 -1.1%
当期純利益 701 -0.3%
1株当たり当期純利益(EPS) 記載なし -
配当金 記載なし -

業績結果に対するコメント:
売上高微増は日本での電気設計システム「CR-8000 Design Force」およびデータ管理システムDSシリーズの堅調推移によるが、欧州大型案件減が影響。営業利益減は開発投資増と販管費微増(5,541百万円、前年5,523百万円)が主因。セグメント別ではソリューション(日本中心)とクライアントサービスが外部売上9,120百万円を支え、日本6,564百万円(前年5,866百万円、+11.9%増)が牽引。米国はセグメント損失拡大も全体堅調。特筆は四半期純利益の安定。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |-------------------|---------------|-----------------| | 流動資産 | 4,792 | -116 (-2.4%) | | 現金及び預金 | 2,896 | +746 (+2.7%) | | 受取手形及び売掛金 | 461 | -2,623 (-36.3%)| | 棚卸資産 | 93 | +35 (+35.0%) | | その他 | 1,342 | +15 (+1.1%) | | 固定資産 | 1,455 | -233 (-13.8%) | | 有形固定資産 | 607 | -70 (-10.3%) | | 無形固定資産 | 79 | -42 (-4.9%) | | 投資その他の資産 | 769 | -122 (-13.7%) | | 資産合計 | 6,247 | -809 (-11.5%) |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |-------------------|---------------|-----------------| | 流動負債 | 1,926 | -116 (-5.7%) | | 支払手形及び買掛金 | 107 | +24 (+2.9%) | | 短期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 1,819 | -140 (-7.1%) | | 固定負債 | 395 | +1 (+0.2%) | | 長期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 395 | +8 (+2.1%) | | 負債合計 | 2,322 | -109 (-4.5%) |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |--------------------------|---------------|--------------| | 株主資本 | 3,656 | -928 (-20.2%)| | 資本金 | 1,012 | 0 (0%) | | 利益剰余金 | 2,187 | -382 (-14.9%)| | その他の包括利益累計額 | 269 | +23 (+9.3%) | | 純資産合計 | 3,925 | -701 (-15.2%)| | 負債純資産合計 | 6,247 | -809 (-11.5%)|

貸借対照表に対するコメント:
自己資本比率62.8%(前期61.1%推定、改善)と高水準で財務安全性高い。流動比率249.0倍(流動資産/流動負債、前期250倍超)と当座比率も潤沢。資産構成は流動資産77%、固定23%でキャッシュリッチ(現金29%)。主変動は受取手形・売掛金減少(売上入金加速)と前受金増加(将来収益裏付け)。純資産減は配当支払(10億8,300万円)と自己株式取得(5億4,500万円)による。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 9,120 +1.1% 100.0%
売上原価 2,751 +4.3% 30.2%
売上総利益 6,369 -0.2% 69.8%
販売費及び一般管理費 5,541 +0.3% 60.8%
営業利益 828 -3.4% 9.1%
営業外収益 295 +5.0% 3.2%
営業外費用 10 -18.5% 0.1%
経常利益 1,113 -1.1% 12.2%
特別利益 0 -86.1% 0.0%
特別損失 0 +28.0% 0.0%
税引前当期純利益 1,112 -1.3% 12.2%
法人税等 411 +0.3% 4.5%
当期純利益 701 -0.3% 7.7%

損益計算書に対するコメント:
売上総利益率69.8%(前年70.7%)微減も高水準維持、販管費比率60.8%で営業利益率9.1%(同9.5%)。経常利益率12.2%は営業外収益(持分法投資利益230百万円)が寄与。ROEは純資産回転率考慮で高収益性示唆(詳細非開示)。変動要因は原価率上昇(30.2%)と開発費増。コスト構造は販管中心(人件・研投資)。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

記載なし(注記に減価償却費211百万円のみ部分開示)。

6. 今後の展望

  • 会社公表業績予想: 2026年3月通期予想変更なし(2025年5月12日公表)。
  • 中期計画・戦略: 製造業DX推進、電気設計・データ管理システム強化。
  • リスク要因: 米国経済政策懸念、業績の第4四半期集中(導入・検収偏重)。
  • 成長機会: エレクトロニクス・自動車・産業機器向けIT投資活発化、日本・欧米需要継続。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 外部売上日本6,086百万円(+3.8%)、欧州1,792百万円(-6.9%)、米国640百万円(-3.6%)、アジア601百万円(+0.1%)。ソリューション・クライアントサービス計9,120百万円。日本セグメント利益810百万円堅調、米国損失219百万円。
  • 配当方針: 年間100円(中間50円・期末50円)継続。
  • 株主還元施策: 配当10億8,300万円支払、自己株式5億4,500万円取得。
  • M&Aや大型投資: 記載なし。
  • 人員・組織変更: 記載なし。

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