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更新: 2026-03-11 12:00:00
決算 2026-03-11T12:00

2026年7月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ベストワンドットコム (6577)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

【企業名】 企業名: 株式会社ベストワンドットコム

【決算評価】 決算評価: 悪い

【簡潔な要約】 株式会社ベストワンドットコムの2026年7月期第2四半期(中間期)決算は、売上高が前年同期比0.6%増の1,035,750万円となったものの、営業損失18,441万円、経常損失31,868万円、親会社株主に帰属する中間純損失34,974万円と、大幅な赤字に転落した。旅行業ではインバウンド需要の拡大を背景に売上は増加したが、販促活動の強化などにより損失幅が拡大。その他事業も売上減少と利益減少が続いている。財務面では総資産が増加した一方で、純資産は減少し、自己資本比率も低下している。


【詳細な財務分析レポート】

1. 総評

株式会社ベストワンドットコム(6577)の2026年7月期第2四半期(中間期)決算は、売上高は前年同期比微増となったものの、営業損失、経常損失、純損失とすべての利益段階で赤字に転落し、業績は大幅に悪化した。旅行業ではインバウンド需要の拡大を背景に売上は増加したが、販促活動の強化などにより損失幅が拡大。その他事業も売上減少と利益減少が続いている。財務面では総資産が増加した一方で、純資産は減少し、自己資本比率も低下している。業績予想については、通期の業績予想は据え置かれているが、中間期の業績を踏まえると、業績予想の達成は厳しい状況と言わざるを得ない。

2. 業績結果

  • 売上高: 1,035,750万円(前年同期比0.6%増)
  • 営業利益: -18,441万円(前年同期は49,214万円の営業利益)
  • 経常利益: -31,868万円(前年同期は53,802万円の経常利益)
  • 当期純利益: -34,974万円(前年同期は35,621万円の親会社株主に帰属する中間純利益)
  • 1株当たり当期純利益(EPS): -23.15円(前年同期は23.62円)
  • 配当金: 0円(前年同期は0円)

業績結果に対するコメント: 売上高は前年同期比微増となったものの、すべての利益段階で赤字に転落し、業績は大幅に悪化した。旅行業ではインバウンド需要の拡大を背景に売上は増加したが、販促活動の強化などにより損失幅が拡大。その他事業も売上減少と利益減少が続いている。財務面では総資産が増加した一方で、純資産は減少し、自己資本比率も低下している。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 3,479,485 | +0.7% | | 現金及び預金 | 2,309,713 | -7.7% | | 受取手形及び売掛金 | 178,337 | +41.7% | | 棚卸資産 | 967,899 | +44.1% | | その他 | 23,534 | -84.5% | | 固定資産 | 784,655 | +41.6% | | 有形固定資産 | 131,178 | -0.9% | | 無形固定資産 | 127,076 | +0.2% | | 投資その他の資産 | 526,400 | +77.7% | | 資産合計 | 4,265,287 | +6.3% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 1,672,591 | +37.0% | | 支払手形及び買掛金 | 23,135 | +127.8% | | 短期借入金 | 484,449 | -1.2% | | その他 | 16,564 | -13.7% | | 固定負債 | 1,507,608 | -7.9% | | 長期借入金 | 1,496,340 | -8.1% | | その他 | 11,268 | +0.4% | | 負債合計 | 3,180,200 | +11.0% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 1,079,304 | -5.9% | | 資本金 | 570,405 | 0.0% | | 利益剰余金 | 57,355 | -51.9% | | その他の包括利益累計額 | -2,011 | -70.6% | | 純資産合計 | 1,085,086 | -5.4% | | 負債純資産合計 | 4,265,287 | +6.3% |

貸借対照表に対するコメント: 総資産は前期比6.3%増加したが、その大半は投資有価証券の増加によるものである。負債は前期比11.0%増加し、その大半は流動負債の増加によるものである。純資産は前期比5.4%減少し、その大半は利益剰余金の減少によるものである。自己資本比率は前期の28.4%から25.3%に低下し、財務安全性が低下している。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 1,035,750 +0.6% 100.0%
売上原価 803,090 +4.2% 77.5%
売上総利益 232,660 -10.6% 22.5%
販売費及び一般管理費 251,101 +18.7% 24.2%
営業利益 -18,441 -136.8% -1.8%
営業外収益 4,584 -58.7% 0.4%
営業外費用 18,010 +249.8% 1.7%
経常利益 -31,868 -159.2% -3.1%
特別利益 0 0.0% 0.0%
特別損失 0 0.0% 0.0%
税引前当期純利益 -31,868 -159.2% -3.1%
法人税等 3,106 -82.9% 0.3%
当期純利益 -34,974 -198.2% -3.4%

損益計算書に対するコメント: 売上高は前年同期比微増となったものの、売上原価の増加率が売上高の増加率を上回り、売上総利益は前年同期比10.6%減少した。販売費及び一般管理費は前年同期比18.7%増加し、営業利益は前年同期比136.8%減少し、赤字に転落した。営業外収益は前年同期比58.7%減少し、営業外費用は前年同期比249.8%増加し、経常利益は前年同期比159.2%減少し、赤字に転落した。当期純利益は前年同期比198.2%減少し、赤字に転落した。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

  • 営業活動によるキャッシュフロー: 101,798万円(前年同期は197,482万円の支出)
  • 投資活動によるキャッシュフロー: -240,140万円(前年同期は12,527万円の支出)
  • 財務活動によるキャッシュフロー: -164,416万円(前年同期は145,795万円の支出)
  • フリーキャッシュフロー: -138,342万円

6. 今後の展望

  • 会社が公表している業績予想: 2026年7月期の連結業績予想は、売上高2,550~3,050億円、営業利益275~325億円、経常利益250~300億円、親会社株主に帰属する当期純利益796.6~976.0億円、1株当たり当期純利益105.90~132.37円としている。
  • 中期経営計画や戦略: 2026年7月期を最終年度とする中期経営計画を策定しており、売上高1,000億円、営業利益100億円、経常利益100億円、親会社株主に帰属する当期純利益70億円を目指している。
  • リスク要因: 新型コロナウイルス感染症の影響、為替相場の変動、地政学リスク、自然災害、競合他社の動向など。
  • 成長機会: インバウンド需要の拡大、クルーズ業界の成長、新規事業の展開など。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 旅行業の売上高は1,022,467万円(前年同期比1.0%増)、セグメント損失は22,353万円(前年同期は44,145万円のセグメント利益)。その他事業の売上高は13,282万円(前年同期比26.2%減)、セグメント利益は3,911万円(前年同期比22.8%減)。
  • 配当方針: 年間配当金は20円(前年同期は18円)を予定している。
  • 株主還元施策: 配当性向30%を目指している。
  • M&Aや大型投資: 2026年7月期に投資有価証券の取得による支出が225,572万円あった。
  • 人員・組織変更: 2026年7月期に新たな役員の就任があった。

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