2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社AIRMAN (6364)
決算評価: 非常に良い主要業績指標
AI財務分析レポート
企業名
企業名: 株式会社AIRMAN
決算評価
決算評価: 非常に良い
簡潔な要約
株式会社AIRMANの2026年3月期第3四半期(2025年4月1日~12月31日)は、売上高42,786百万円(前期比+3.8%)、営業利益5,677百万円(同+12.1%)、経常利益6,253百万円(同+10.7%)、当期純利益4,345百万円(同+11.3%)を記録し、全利益項目で2桁成長を達成。海外建設機械事業(売上高+10.1%)と産業機械事業(同+13.3%)が牽引し、両セグメントで過去最高の売上高・利益を更新。自己資本比率64.9%と財務基盤も強化され、通期業績予想は堅調に推移している。
詳細な財務分析レポート
1. 総評
- 会社名: 株式会社AIRMAN
- 決算期間: 2025年4月1日~2025年12月31日(2026年3月期第3四半期)
- 総合評価: 海外建設機械・産業機械事業の好調により売上高・利益が過去最高を更新。原材料高騰を価格転嫁と原価改善で吸収し、営業利益率13.3%(前期比+1.0ポイント)と収益性が大幅改善。
- 主な変化点:
- 海外建設機械売上高が19,678百万円(+10.1%)と成長の主軸に
- 自己資本比率64.9%(前期比+1.2ポイント)で財務体質強化
- 1株当たり純資産1,610.15円(同+8.3%)と株主価値向上
2. 業績結果
| 科目 | 当期金額(百万円) | 前期比増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 42,786 | +3.8% |
| 営業利益 | 5,677 | +12.1% |
| 経常利益 | 6,253 | +10.7% |
| 当期純利益 | 4,345 | +11.3% |
| EPS(円) | 158.70 | +12.8% |
| 配当金(年間予想) | 60.00円 | 前期比+5.3% |
業績結果に対するコメント:
- 増減要因: 北米向けエンジンコンプレッサ出荷増(海外建設機械+10.1%)とモータコンプレッサ価格転嫁成功(産業機械+13.3%)が貢献。
- 事業セグメント:
- 建設機械事業: 売上高34,803百万円(+1.9%)、セグメント利益5,639百万円(+13.5%)
- 産業機械事業: 売上高7,982百万円(+13.3%)、セグメント利益1,524百万円(+18.8%)
- 特記事項: 新製品「SDG25S-4B1」発売によりコールドチェーン物流市場に参入。
3. 貸借対照表(単位: 百万円)
【資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 流動資産 | 48,201 | +1.5% |
| 現金及び預金 | 16,379 | △14.9% |
| 受取手形・売掛金 | 22,085 | +25.4% |
| 棚卸資産 | 8,019 | △7.1% |
| 固定資産 | 19,072 | +14.2% |
| 有形固定資産 | 11,007 | +6.5% |
| 投資有価証券 | 5,391 | +38.6% |
| 資産合計 | 67,273 | +4.8% |
【負債の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 流動負債 | 12,219 | △3.8% |
| 支払手形・買掛金 | 8,187 | △5.3% |
| 固定負債 | 11,198 | +7.0% |
| 長期借入金 | 7,231 | △3.5% |
| 負債合計 | 23,418 | +1.1% |
【純資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 資本金 | 3,417 | 0.0% |
| 利益剰余金 | 36,562 | +8.1% |
| 自己株式 | △4,048 | +25.9% |
| 純資産合計 | 43,856 | +6.9% |
貸借対照表に対するコメント:
- 安全性指標: 自己資本比率64.9%(前期比+1.2ポイント)、流動比率394%(前期比+5.3ポイント)と極めて健全。
- 変動要因: 現金減少は設備投資拡大(建設仮勘定+79.4%)と株式取得(自己株式増)による。
- 特徴: 投資有価証券の時価評価増(+38.6%)が純資産増加に寄与。
4. 損益計算書(単位: 百万円)
| 科目 | 金額 | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 42,786 | +3.8% | 100.0% |
| 売上原価 | 31,126 | +2.5% | 72.7% |
| 売上総利益 | 11,660 | +7.6% | 27.3% |
| 販管費 | 5,982 | +3.6% | 14.0% |
| 営業利益 | 5,678 | +12.1% | 13.3% |
| 営業外収益 | 664 | △6.2% | 1.6% |
| 営業外費用 | 88 | △26.9% | 0.2% |
| 経常利益 | 6,253 | +10.7% | 14.6% |
| 当期純利益 | 4,345 | +11.3% | 10.2% |
損益計算書に対するコメント:
- 収益性: 売上高営業利益率13.3%(前期比+1.0ポイント)、ROE(年率換算)13.2%と高水準。
- コスト構造: 原材料高騰を販売価格転嫁(売上総利益率+1.0ポイント)と経費削減(販管費比率14.0%→14.0%)で抑制。
- 変動要因: 為替差益332百万円(前期比△13.9%)が営業外収益減少の主因。
5. キャッシュフロー
記載なし
6. 今後の展望
- 業績予想: 通期売上高55,000百万円(+1.2%)、営業利益6,920百万円(+7.1%)を維持。
- 成長戦略: 中期経営計画「ビジョン2027」に基づく新製品開発(リーファーコンテナ用発電機など)でコールドチェーン市場開拓。
- リスク要因: 米中貿易摩擦の東南アジア波及、中東地政学リスク。
- 機会: AI需要拡大に伴う設備投資増の取り込み。
7. その他の重要事項
- 配当方針: 年間配当60円予想(前期比+5.3%)。
- 株主還元: 自己株式取得を継続(期末保有3,040,313株、前期比+14.1%)。
- 投資計画: 生産設備拡張のため建設仮勘定447百万円(前期比+79.4%)を計上。
(注)数値は決算短信に基づき百万円単位で表記。キャッシュフロー情報は非開示。