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更新: 2026-02-13 14:00:00
決算 2026-02-13T14:00

2026年6月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

澁谷工業株式会社 (6340)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

澁谷工業株式会社は、2026年6月期第2四半期(中間期)において、売上高は前期比0.9%増と微増を達成しましたが、利益面では大幅な減少となりました。パッケージングプラント事業は好調でしたが、メカトロシステム事業および農業用設備事業の業績悪化が全体を押し下げました。特に、メカトロシステム事業は半導体製造システムや医療機器の需要低迷、農業用設備事業は新本社工場建設に伴う償却負担増により、それぞれ営業損失を計上しました。これにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益はいずれも前期比で大幅な減少となりました。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 63,063 +0.9
営業利益 5,056 -31.4
経常利益 5,311 -28.1
当期純利益 4,024 -21.1
1株当たり当期純利益(EPS) 記載なし 記載なし
配当金 記載なし 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高は前期比で微増となりましたが、これは主にパッケージングプラント事業の好調によるものです。しかし、メカトロシステム事業および農業用設備事業の減収減益が響き、売上総利益は前期比で減少しました。販売費及び一般管理費の増加も利益を圧迫し、営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも大幅な減少となりました。特に、メカトロシステム事業は半導体製造システムや医療機器の需要低迷、農業用設備事業は新本社工場建設に伴う償却負担増が減益の主な要因です。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|-------------| | 流動資産 | 104,210 | -1.3 | | 現金及び預金 | 37,577 | -17.5 | | 受取手形及び売掛金 | 31,949 | +12.3 | | 棚卸資産 | 20,461 | +23.6 | | その他 | 4,187 | -5.1 | | 固定資産 | 56,104 | +4.2 | | 有形固定資産 | 45,328 | +3.4 | | 無形固定資産 | 503 | -6.5 | | 投資その他の資産 | 10,273 | +8.1 | | 資産合計 | 160,314 | +0.6 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|-------------| | 流動負債 | 39,944 | -6.5 | | 支払手形及び買掛金 | 16,167 | -2.8 | | 短期借入金 | 907 | 0.0 | | その他 | 16,860 | -11.6 | | 固定負債 | 8,795 | +0.2 | | 長期借入金 | 2,335 | -16.2 | | その他 | 6,460 | +2.8 | | 負債合計 | 48,740 | -5.4 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|-------------| | 株主資本 | 106,383 | +2.5 | | 資本金 | 11,392 | 0.0 | | 利益剰余金 | 85,083 | +3.2 | | その他の包括利益累計額 | 5,182 | +24.0 | | 純資産合計 | 111,574 | +3.4 | | 負債純資産合計 | 160,314 | +0.6 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は69.6%と高い水準を維持しており、財務の安定性は良好です。流動資産は現金及び預金の減少が目立ちますが、受取手形及び売掛金、棚卸資産が増加しています。負債合計は減少していますが、これは主に流動負債の減少によるものです。純資産は増加しており、特にその他の包括利益累計額の増加が目立ちます。これは、その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定の増加によるものです。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 63,063 +0.9 100.0%
売上原価 51,956 +4.5 82.4%
売上総利益 11,106 -13.3 17.6%
販売費及び一般管理費 6,050 +11.1 9.6%
営業利益 5,056 -31.4 8.0%
営業外収益 289 +170.1 0.5%
営業外費用 35 -63.5 0.1%
経常利益 5,311 -28.1 8.4%
特別利益 477 +1225.0 0.8%
特別損失 40 - 0.1%
税引前当期純利益 5,748 -22.5 9.1%
法人税等 1,724 -25.7 2.7%
当期純利益 4,024 -21.1 6.4%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は17.6%と前期から大幅に低下しました。これは、売上原価が売上高の増加率を上回って増加したためです。販売費及び一般管理費も増加しており、これが営業利益の減少に拍車をかけています。営業外収益の増加は、為替差益の計上などが影響しています。特別利益の増加は、補助金収入によるものです。全体として、売上高は微増でしたが、コスト増加と販管費の増加により、利益水準は大きく低下しました。売上高営業利益率は8.0%と前期から大幅に低下しています。

5. キャッシュ・フロー

  • 営業活動によるキャッシュ・フロー: △3,663百万円(前年同期は+156百万円)
    • 税金等調整前中間純利益は減少しましたが、減価償却費の増加などがあったものの、売上債権及び契約資産の増加、棚卸資産の増加、未払金及び未払費用の減少、法人税等の支払額の増加により、大幅な資金減少となりました。
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △7,855百万円(前年同期は△3,562百万円)
    • 定期預金の預入による支出および有形固定資産の取得による支出が増加したため、大幅な資金減少となりました。
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △1,837百万円(前年同期は△2,114百万円)
    • 長期借入金の返済および配当金の支払いが主な要因です。
  • フリーキャッシュフロー: 記載なし

6. 今後の展望

会社は2025年8月13日付で公表した連結業績予想の内容に変更はないとしています。具体的な数値は開示されていませんが、現状の業績を踏まえると、下期での挽回が課題となります。特に、減益の要因となったメカトロシステム事業および農業用設備事業の回復が重要です。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • パッケージングプラント事業:売上高は17.0%増と好調でしたが、原価率の上昇により営業利益は微増に留まりました。
    • メカトロシステム事業:半導体製造システムや医療機器の需要低迷により、売上高は22.5%減、営業損失を計上しました。
    • 農業用設備事業:選果選別プラントの減少により、売上高は16.5%減、営業損失を計上しました。
  • 配当方針: 記載なし
  • 株主還元施策: 記載なし
  • M&Aや大型投資: 新本社工場の完成に伴う償却負担増が農業用設備事業の業績に影響を与えています。
  • 人員・組織変更: 記載なし

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