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更新: 2026-01-14 15:30:00
決算 2026-01-14T15:30

2026年5月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

Sansan株式会社 (4443)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

  • 会社名: Sansan株式会社
  • 決算期間: 2025年6月1日~2025年11月30日(2026年5月期中間期)
  • 当期は売上高26.5%増、当期純利益512.4%増と「非常に良い」業績を達成。AIトランスフォーメーション(AX)戦略の転換が収益構造を改善し、営業利益率が11.9%(前期比8.5ポイント改善)に急伸。
  • 主な変化点:
    ①「Bill One」の契約件数38.9%増で経理AX市場シェアNo.1を維持
    ②固定費効率化により販管費率が18.8%→14.6%に改善
    ③自己資本比率が31.2%→35.5%に向上し財務基盤が強化

2. 業績結果

科目 2026年5月期中間期(百万円) 前年同期比
売上高 25,381 +26.5%
営業利益 2,912 -(注)
調整後営業利益 3,024 +265.2%
経常利益 2,885 +1,974.6%
当期純利益 1,959 +512.4%
EPS(円) 15.50 +510.2%
配当金 0.00 変更なし

業績結果に対するコメント
- 増減要因
- 収益源の多角化が進展(「Sansan」ストック収益17.4%増、「Bill One」40.1%増、「Contract One」62.4%増)
- 人件費率・広告宣伝費率低下と本社移転費用の消滅が営業利益率改善に寄与
- 事業別動向
- 「Sansan」:契約単価4.5%増、解約率0.53%と低水準維持
- 「Eight」:BtoBサービス39.3%増で収益性転換(前期△115百万円→当期+136百万円)

3. 貸借対照表(単位:百万円)

【資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 流動資産 | 記載なし | - |
| 現金及び預金 | 記載なし | - |
| 固定資産 | 記載なし | - |
| 資産合計 | 44,394 | △7.5% |

【負債の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 負債合計 | 27,596 | △12.8% |

【純資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 株主資本 | 15,751 | +5.4% |
| 利益剰余金 | 記載なし | - |
| 純資産合計 | 16,798 | +4.7% |
| 負債純資産合計 | 44,394 | △7.5% |

貸借対照表に対するコメント
- 自己資本比率が31.2%→35.5%に改善し、財務健全性が向上
- 総資産7.5%減ながら純資産4.7%増で、負債圧縮と利益蓄積を推進
- 流動比率・当座比率は開示なしだが、負債減少で安全性が強化されたと推測

4. 損益計算書(単位:百万円)

科目 金額 前期比 売上高比率
売上高 25,381 +26.5% 100.0%
売上原価 3,033 +11.2% 12.0%
売上総利益 22,348 +28.9% 88.0%
販管費 19,436 +19.7% 76.6%
営業利益 2,912 - 11.5%
経常利益 2,885 +1,974.6% 11.4%
当期純利益 1,959 +512.4% 7.7%

損益計算書に対するコメント
- 売上高営業利益率11.5%(前期3.1%)と収益性が急改善
- 売上総利益率88.0%(前期86.4%)は高付加価値ビジネスモデルの反映
- ROEは前年同期2.1%→中間期11.7%に大幅向上(年率換算で23%超)

5. キャッシュフロー

  • 記載なし(中間決算のため開示対象外)

6. 今後の展望

  • 通期予想(2026年5月期):売上高52,707~54,003百万円(+22~25%)、調整後営業利益6,851~8,640百万円(+92.7~143.0%)
  • 成長戦略
  • AX(AIトランスフォーメーション)による企業データインフラの深化
  • 「Contract One」の営業体制強化と「Eight」の収益性改善
  • リスク要因:AI投資競争激化・人材獲得コスト増

7. その他の重要事項

  • 配当方針:継続せず(利益全額を成長投資に充当)
  • 人員体制:営業部門を中心に拡充
  • 市場環境
  • 国内AIシステム市場が2024年1.3兆円→2029年4.1兆円へ拡大予測(IDC)
  • クラウド請求書受領サービス市場は前年度比52.4%増と高成長持続

(注)営業利益は調整前数値。調整後営業利益=営業利益+株式報酬費用+のれん償却費

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