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更新: 2026-01-14 15:30:00
決算 2026-01-14T15:30

2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社サーバーワークス** (4434)

決算評価: 悪い**

主要業績指標

AI財務分析レポート

企業名

企業名: 株式会社サーバーワークス

決算評価

決算評価: 悪い


簡潔な要約

株式会社サーバーワークス2026年2月期第3四半期決算(2025年3月1日~2025年11月30日)は、売上高が前期比11.0%増の29,069百万円と堅調に推移したものの、営業利益は55.9%減の363百万円、経常利益は42.8%減の485百万円、当期純利益は△506百万円と大幅な減益となりました。主な要因は、のれん償却(742百万円)や受注損失引当の計上など、一過性の特別損失による影響です。クラウドインテグレーション・リセール・MSP事業は売上増を達成しましたが、大規模案件のリスク管理強化や投資損失が収益を圧迫しました。通期予想でも営業利益48.6%減が見込まれるなど、短期的な収益改善は厳しい状況です。


詳細な財務分析レポート

1. 総評

  • 会社名: 株式会社サーバーワークス
  • 決算期間: 2025年3月1日~2025年11月30日
  • 総合評価: 売上高はクラウド市場の成長を背景に11%増加したが、営業利益は56%減と大幅悪化。特別損失(のれん償却・受注損失引当)が収益を圧迫し、当期純損失を計上。財務基盤は流動負債増と自己資本比率低下で弱体化傾向にある。
  • 前期比の主な変化点:
  • 売上高増加(+11.0%)に対し、営業利益率は2.8ポイント低下(3.1%→1.3%)。
  • 自己資本比率が5.7ポイント低下(55.9%→50.2%)。

2. 業績結果

科目 当期(百万円) 前期(百万円) 前期比増減率
売上高 29,069 26,196 +11.0%
営業利益 363 824 △55.9%
経常利益 485 849 △42.8%
当期純利益 △506 505 △200.2%
EPS(円) △65.74 64.37 △202.1%
配当金(円銭) 0.00 0.00 0%

業績結果に対するコメント:
- 減益要因:
- 特別損失計上(のれん償却742百万円、受注損失引当165百万円)。
- 売上原価率の悪化(88.4%→90.9%)、販管費の増加(+2.1%)。
- 事業セグメント:
- リセール(売上高26,021百万円/+11.8%):AWS利用料増と新規顧客獲得が貢献。
- クラウドインテグレーション(売上高1,741百万円/+4.0%):大規模案件増も受注損失引当で収益性低下。
- MSP(売上高1,284百万円/+3.4%):利益率最高だが成長鈍化。


3. 貸借対照表(単位: 百万円)

【資産の部】

科目 金額 前期比増減
流動資産 16,324 +1,102
現金及び預金 6,325 +273
売掛金 5,733 +553
固定資産 4,924 △348
有形固定資産 107 △4
のれん 0 △797
資産合計 21,248 +755

【負債の部】

科目 金額 前期比増減
流動負債 10,028 +1,319
買掛金 5,538 +385
短期借入金 600 +600
固定負債 551 +226
負債合計 10,579 +1,545

【純資産の部】

科目 金額 前期比増減
株主資本 9,213 △970
利益剰余金 3,254 △507
自己株式 △503 △500
純資産合計 10,669 △791
負債純資産合計 21,248 +755

貸借対照表に対するコメント:
- 財務健全性悪化: 自己資本比率が50.2%(前期55.9%)に低下。流動比率は163%(前期175%)で短期支払能力は維持。
- 負債増加: 短期借入金600百万円新規調達。買掛金増は取引拡大の反映。
- 資産構成: のれん全額償却で固定資産減少。現金預金は6,325百万円と手元流動性は確保。


4. 損益計算書(単位: 百万円)

科目 金額 前期比増減 売上高比率
売上高 29,069 +11.0% 100.0%
売上原価 26,456 +14.2% 91.0%
売上総利益 2,613 △13.7% 9.0%
販管費 2,250 +2.1% 7.7%
営業利益 363 △55.9% 1.3%
営業外収益 256 +49.6% 0.9%
営業外費用 134 △8.0% 0.5%
経常利益 485 △42.8% 1.7%
特別損失 843 - 2.9%
当期純利益 △506 △200.2% △1.7%

損益計算書に対するコメント:
- 収益性低下: 売上高営業利益率は1.3%(前期3.1%)。売上原価率悪化と販管費増が主因。
- 特別損失の影響: のれん償却(742百万円)と受注損失引当(165百万円)で利益を圧迫。
- ROE: 当期純損失により算出不能(前期4.4%)。


5. キャッシュフロー

記載なし


6. 今後の展望

  • 通期予想(2026年2月期):
  • 売上高39,569百万円(+10.8%)、営業利益551百万円(△48.6%)、当期純損失△705百万円。
  • 戦略:
  • AWSとの協業強化、生成AI・セキュリティ・海外展開に注力。
  • 不採算案件の整理と財務基盤安定化を優先。
  • リスク: 為替変動・大規模案件の収益性悪化・競争激化。

7. その他の重要事項

  • 子会社設立: 株式会社サーバーワークス・スマートオペレーションズを新潟市に設立。
  • 配当方針: 通期予想で年間配当50円(前期0円)を計画。
  • 株式取得: 自己株式を499百万円取得(自己株式残高△503百万円)。

分析責任者: 財務アナリスト
免責事項: 本レポートは開示情報に基づく分析であり、投資判断の参考情報です。実際の投資決定には専門家の助言を推奨します。

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