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更新: 2026-02-12 15:30:00
決算 2026-02-12T15:30

2026年6月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社 JDSC (4418)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社JDSCは、2026年6月期第2四半期(中間期)において、売上高が前年同期比で減少しました。AIソリューション事業は好調に推移したものの、マーケティング支援事業における一時的な減収が全体に影響しました。営業利益も成長投資に伴う販管費の増加により減少しましたが、関係会社株式売却益の計上により、最終利益は大幅に増加しました。貸借対照表においては、自己資本比率が大きく改善しており、財務基盤は強化されています。

2. 業績結果

科目 当期(2026年6月期中間期) 前期(2025年6月期中間期) 前期比
売上高(営業収益) 11,182百万円 11,938百万円 △6.3%
営業利益 314百万円 328百万円 △4.5%
経常利益 284百万円 290百万円 △1.9%
親会社株主に帰属する中間純利益 231百万円 106百万円 117.9%
1株当たり中間純利益 15.80円 7.74円 104.8%
配当金 記載なし 記載なし 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高は、AIソリューション事業の堅調な需要と新規顧客獲得、既存顧客からのアップセルがあったものの、マーケティング支援事業における郵便料金改訂の影響による取引量の一時的な減少が響き、前年同期比で減少しました。営業利益は、売上総利益は増加したものの、人材採用・育成、オフィス拡張、資本業務提携等に伴う租税公課の増加など、積極的な成長投資による販売費及び一般管理費の増加が影響し、微減となりました。経常利益も同様に微減となりました。しかし、関係会社株式売却益を特別利益として計上したことにより、親会社株主に帰属する中間純利益は大幅に増加し、1株当たり中間純利益も大きく改善しました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | | | | 現金及び預金 | 4,584 | 増加 | | 受取手形及び売掛金 | 3,012 | 増加 | | 棚卸資産 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 59 | 減少 | | 固定資産 | | | | 有形固定資産 | 110 | 増加 | | 無形固定資産 | 1,716 | 減少 | | 投資その他の資産 | 489 | 減少 | | 資産合計 | 10,030 | 増加 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | | | | 支払手形及び買掛金 | 1,571 | 増加 | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 851 | 減少 | | 固定負債 | | | | 長期借入金 | 1,010 | 減少 | | その他 | 422 | 減少 | | 負債合計 | 3,864 | 減少 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | | | | 資本金 | 756 | 増加 | | 利益剰余金 | 149 | 増加 | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 6,166 | 増加 | | 負債純資産合計 | 10,030 | 増加 |

貸借対照表に対するコメント: 資産合計は、現金及び預金、受取手形・売掛金・契約資産の増加により、前連結会計年度末から大幅に増加しました。負債合計は、長期借入金等の減少により減少しました。純資産合計は、資本金、資本剰余金、利益剰余金の増加により大幅に増加し、自己資本比率は60.1%と、前期の47.4%から大きく改善しました。これは、増資等による資本の増加が主な要因と考えられます。流動比率や当座比率などの安全性指標は、詳細なデータがないため算出できませんが、自己資本比率の改善は財務の健全性向上を示唆しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 11,182 △6.3% 100.0%
売上原価 9,840 記載なし 88.0%
売上総利益 1,342 12.2%増 12.0%
販売費及び一般管理費 1,028 記載なし 9.2%
営業利益 314 △4.5% 2.8%
営業外収益 12 記載なし 0.1%
営業外費用 41 記載なし 0.4%
経常利益 284 △1.9% 2.5%
特別利益 96 記載なし 0.9%
特別損失 55 記載なし 0.5%
税引前当期純利益 326 記載なし 2.9%
法人税等 68 記載なし 0.6%
当期純利益 258 71.4%増 2.3%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益は、売上高の減少にもかかわらず、売上原価の減少率がそれを上回ったため増加しました。しかし、販売費及び一般管理費が大幅に増加したため、営業利益は減少し、売上高営業利益率は2.8%となりました。経常利益も同様に微減しました。特別利益として関係会社株式売却益を計上したことにより、税引前当期純利益は増加し、当期純利益は大幅に増加しました。ROEなどの収益性指標は、詳細なデータがないため算出できませんが、親会社株主に帰属する中間純利益の増加は、一時的な要因によるものです。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュ・フロー: △470,251千円(前年同期は331,932千円の収入)
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー: 222,952千円(前年同期は98,413千円の支出)
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー: 2,054,255千円(前年同期は26,658千円の収入)
  • フリーキャッシュフロー: 記載なし

キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加や法人税の支払額の増加などにより、大幅な支出となりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは、関係会社株式の売却による収入によりプラスに転じました。財務活動によるキャッシュ・フローは、株式の発行による収入が大幅に増加したことにより、大きくプラスとなりました。

6. 今後の展望

株式会社JDSCは、「UPGRADE JAPAN」をミッションに掲げ、AIエージェント開発を中心としたAX(AI Transformation)や「フィジカルAI」といった成長分野に注力しています。AIソリューション事業においては、DX/AI導入支援やJoint R&Dを推進し、人材採用・育成による組織強化を進めています。2026年6月期の通期連結業績予想は、売上高231億円(前期比0.2%増)、営業利益7.5億円(同29.0%増)、経常利益7億円(同33.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5.2億円(同50.4%増)と、増収増益を見込んでいます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: AIソリューション事業は好調、マーケティング支援事業は郵便料金改訂の影響で減収。
  • 配当方針: 記載なし。
  • 株主還元施策: 記載なし。
  • M&Aや大型投資: 関係会社株式の売却益を計上。
  • 人員・組織変更: 正社員数は161名となり、期初計画を超える組織拡大・チーム体制強化が進んでいます。

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