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更新: 2026-04-03 09:15:28
決算 2026-02-13T16:30

2025年12月期 決算短信[日本基準](連結)

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ (4331)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズの2025年12月期(2025年4月1日~2025年12月31日)の連結業績は、決算期変更に伴う9ヶ月決算という変則的な期間であったものの、売上高は357億円となりました。しかし、直営店舗の戦略的再編の影響、人材・広告投資の積極化、そして固定資産の減損損失計上などが重なり、営業利益は16億円、経常利益は12億円と、前期(2025年3月期、15ヶ月決算)と比較して大幅に減少しました。特に、当期純利益は38百万円と、厳しい結果となりました。2026年12月期は売上高の回復を見込んでいますが、先行投資等により利益は低水準の予想となっています。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 35,709 記載なし (決算期変更のため)
営業利益 1,626 記載なし (決算期変更のため)
経常利益 1,218 記載なし (決算期変更のため)
親会社株主に帰属する当期純利益 38 記載なし (決算期変更のため)
1株当たり当期純利益 2.64円 記載なし (決算期変更のため)
配当金(期末) 31.00円 記載なし (決算期変更のため)

業績結果に対するコメント: 当期は決算期変更により9ヶ月決算となったため、前期との直接的な増減率比較はできません。しかし、参考として記載されている2025年3月期第3四半期(2024年4月~12月)と比較すると、売上高はほぼ横ばいですが、営業利益、経常利益、当期純利益は大幅に減少しています。これは、直営4店舗の戦略的再編の影響、人材・広告投資の増加、そして固定資産の減損損失1,163百万円の計上が主な要因と考えられます。特に、ウェディング市場は緩やかな回復傾向にあるものの、市場環境は依然として慎重な対応が求められています。ホテル市場は訪日外国人旅行者数の増加で堅調ですが、当期の業績はこれらの要因により圧迫されました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 12,530 | △2,000 | | 現金及び預金 | 6,586 | △2,487 | | 受取手形及び売掛金 | 736 | 174 | | 営業貸付金 | 3,645 | 235 | | 棚卸資産 (商品+貯蔵品) | 255 | 19 | | 前払費用 | 750 | 85 | | その他 | 642 | 15 | | 貸倒引当金 | △86 | △14 | | 固定資産 | 39,593 | △117 | | 有形固定資産 | 28,422 | △7 | | 建物及び構築物(純額) | 11,515 | 139 | | 機械装置及び運搬具(純額) | 25 | 6 | | 工具、器具及び備品(純額) | 854 | △20 | | 土地 | 13,030 | 0 | | リース資産(純額) | 2,105 | △283 | | 建設仮勘定 | 891 | 161 | | 無形固定資産 | 417 | 417 | | のれん | 417 | 417 | | その他 | 456 | 105 | | 投資その他の資産 | 10,754 | △527 | | 資産合計 | 52,123 | △1,117 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 13,493 | 1,161 | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | 記載なし | | 短期借入金 | 2,250 | 2,250 | | その他 | 11,243 | △1,089 | | 固定負債 | 20,763 | △1,931 | | 長期借入金 | 2,043 | △2,043 | | その他 | 18,720 | 112 | | 負債合計 | 34,256 | △773 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 17,746 | △392 | | 資本金 | 記載なし | 記載なし | | 利益剰余金 | 17,746 | △399 | | その他の包括利益累計額 | 120 | 48 | | 純資産合計 | 17,866 | △344 | | 負債純資産合計 | 52,123 | △1,117 |

貸借対照表に対するコメント: 当期末の自己資本比率は34.0%であり、前期末の34.1%から微減ですが、安定的な水準を維持しています。流動資産は現金及び預金の減少が主な要因で減少しましたが、棚卸資産や前払費用は増加しています。固定資産では、建物及び構築物が増加した一方、リース資産が減少しました。無形固定資産では、のれんが新たに計上されています。負債面では、短期借入金が増加し、長期借入金が減少したことで、負債構成が短期化する傾向が見られます。純資産は、配当金の支払い等により利益剰余金が減少し、微減となりました。全体として、財務基盤は一定の安定性を保っていますが、流動性の低下や負債構成の変化には注意が必要です。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 35,709 記載なし 100.0%
売上原価 11,540 記載なし 32.3%
売上総利益 24,169 記載なし 67.7%
販売費及び一般管理費 22,543 記載なし 63.1%
営業利益 1,626 記載なし 4.6%
営業外収益 記載なし 記載なし 記載なし
営業外費用 410 記載なし 1.1%
経常利益 1,218 記載なし 3.4%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 1,163 記載なし 3.3%
税引前当期純利益 55 記載なし 0.2%
法人税等 17 記載なし 0.0%
当期純利益 38 記載なし 0.1%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は67.7%と高い水準を維持していますが、販売費及び一般管理費が売上高比率で63.1%と高止まりしており、営業利益率は4.6%にとどまっています。これは、人材及び広告投資の積極化が要因と考えられます。営業外費用では、支払利息が410百万円計上されています。当期純利益を大きく圧迫したのは、固定資産の減損損失1,163百万円の特別損失計上です。これにより、税引前当期純利益は55百万円、当期純利益は38百万円と大幅に落ち込みました。ROEやROAなどの収益性指標は、当期の業績を鑑みると低水準となることが予想されます。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュフロー: 662百万円
    • 減価償却費1,451百万円、減損損失1,163百万円を計上したことなどが主な要因です。
  • 投資活動によるキャッシュフロー: △2,615百万円
    • 有形固定資産の取得による支出1,544百万円、事業譲受による支出880百万円が主な要因です。
  • 財務活動によるキャッシュフロー: △653百万円
    • 配当金の支払額437百万円が主な要因です。
  • フリーキャッシュフロー: 営業活動によるCF + 投資活動によるCF = 662百万円 + (△2,615百万円) = △1,953百万円

6. 今後の展望

2026年12月期は、婚姻組数の緩やかな回復基調や、婚礼単価の上昇傾向を背景に、売上高は47,840百万円と前期(9ヶ月決算)を上回る見込みです。しかし、人的資本への投資強化に伴う人件費上昇、婚礼施設のリニューアル投資、将来のホテル開業に向けた先行費用などにより、営業利益は1,240百万円、経常利益は720百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は570百万円と、例年の水準を下回る見通しです。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • 国内ウェディング事業:売上高34,522百万円、営業利益3,007百万円。直営店婚礼件数は減少しましたが、単価は上昇しました。コンサルティング事業も好調です。
    • ホテル事業(TRUNK):売上高4,723百万円。インバウンド需要を背景に高水準を維持しましたが、一部期間で稼働機会が減少しました。
    • その他事業(金融・クレジット、旅行):売上高1,186百万円、営業利益356百万円。貸付残高の増加や売上単価上昇で好調を維持しました。
  • 配当方針: 株主への利益還元を適正かつ安定的に行うことを基本方針とし、DOE3.0%以上を指標として採用しています。2025年12月期は期末配当31円、2026年12月期は中間配当20円、期末配当20円の合計40円を予定しています。
  • 株主還元施策: 配当金の支払い。
  • M&Aや大型投資: 2025年10月にリーガロイヤルホテル京都と婚礼コンサルティング契約を締結。2025年10月に香港の大手旅行会社「EGL Tours」とインバウンドウェディング領域で業務提携。2025年10月にカジュアルウェディング専門施設「UNWEDDING中之島」をオープン。2025年12月に株式会社エルフラットより名古屋の2店舗を譲り受けました。
  • 人員・組織変更: 記載なし。

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