2026年1月期決算短信〔日本基準〕(非連結)
株式会社coly (4175)
決算評価: 良い主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
株式会社colyは2026年1月期に売上高7,020百万円を達成し、創業以来最高売上を記録しました。営業損失は144百万円と前期比で大幅に改善し、経常利益46百万円、当期純利益73百万円と黒字転換を果たしました。モバイルオンラインゲーム事業が好調で、自社IPタイトル『ブレイクマイケース』の売上増加や『魔法使いの約束』のTVアニメ放映効果により新規・復帰ユーザー獲得が進みました。メディア事業もTVアニメ放映やグッズ販売、リアルイベントの展開により堅調に推移しました。中長期的な成長に向けた新規タイトル開発等の費用先行計上により販売費及び一般管理費は増加したものの、営業損失の縮小と黒字転換は大きな進歩です。
2. 業績結果
- 売上高: 7,020,100千円(前年同期比8.0%増)
- 営業利益: -144,075千円(前年同期比72.1%改善)
- 経常利益: 46,148千円(前年同期比109.0%改善)
- 当期純利益: 72,693千円(前年同期比113.4%改善)
- EPS: 13.21円
- 配当金: 0円
業績結果に対するコメント: 売上高は創業以来最高の7,020百万円を達成し、前期比8.0%増と好調に推移しました。営業損失は144百万円と前期比で大幅に改善し、経常利益46百万円、当期純利益73百万円と黒字転換を果たしました。売上増加の要因は、モバイルオンラインゲーム事業が好調で、自社IPタイトル『ブレイクマイケース』の売上増加や『魔法使いの約束』のTVアニメ放映効果により新規・復帰ユーザー獲得が進んだことです。メディア事業もTVアニメ放映やグッズ販売、リアルイベントの展開により堅調に推移しました。Web上でゲーム内アイテムを販売する『coly ID』を推進したことにより手数料の圧縮が想定以上に進捗し、売上総利益も前期比で増加しました。また、投資有価証券売却益等の営業外収益の計上も黒字転換に寄与しました。中長期的な成長に向けた新規タイトル開発等に係る費用の先行計上により販売費及び一般管理費は増加したものの、営業損失の縮小と黒字転換は大きな進歩です。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 4,084,298 | 0.3% | | 現金及び預金 | 2,003,794 | -40.4% | | 受取手形及び売掛金 | 569,741 | 15.4% | | 商品 | 137,308 | 40.8% | | 貯蔵品 | 703 | 38.9% | | 前渡金 | 28,256 | 39.2% | | 前払費用 | 435,927 | 589.9% | | 未収入金 | 904,520 | 3,187.6% | | その他 | 4,046 | -61.8% | | 固定資産 | 2,747,919 | 24.0% | | 有形固定資産 | 215,660 | 3.0% | | 無形固定資産 | 36,679 | 20.5% | | 投資その他の資産 | 2,495,580 | 16.4% | | 資産合計 | 6,832,218 | 8.7% |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 1,312,987 | 32.1% | | 支払手形及び買掛金 | 215,347 | 66.0% | | 短期借入金 | 62,500 | -10.7% | | 一年内返済予定長期借入金 | 160,008 | 1,394.1% | | その他 | 875,132 | 17.5% | | 固定負債 | 92,860 | -0.1% | | 長期借入金 | 31,648 | 90.0% | | その他 | 61,212 | 339.3% | | 負債合計 | 1,405,847 | 36.1% |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 5,293,381 | 0.3% | | 資本金 | 1,910,309 | 0.0% | | 利益剰余金 | 1,478,106 | 5.2% | | その他の包括利益累計額 | 132,989 | 300.1% | | 純資産合計 | 5,426,370 | 3.3% | | 負債純資産合計 | 6,832,218 | 8.7% |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は79.4%と前期の83.6%から低下したものの、依然として高い水準を維持しています。流動比率は311.1%と前期の409.0%から低下したものの、依然として高い水準を維持しています。資産構成を見ると、流動資産が全体の59.8%を占め、その中でも現金及び預金が29.3%と最も大きな割合を占めています。負債構成を見ると、流動負債が全体の93.4%を占め、その中でも買掛金が15.3%と最も大きな割合を占めています。前期からの主な変動点は、現金及び預金が1,353,760千円減少した一方で、前払費用が373,877千円、未収入金が877,085千円増加したことです。また、投資有価証券が258,941千円増加したことも大きな変動点です。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 7,020,100 | 8.0% | 100.0% |
| 売上原価 | 4,051,118 | -1.4% | 57.7% |
| 売上総利益 | 2,968,982 | 24.0% | 42.3% |
| 販売費及び一般管理費 | 3,113,058 | 7.0% | 44.3% |
| 営業利益 | -144,075 | -72.1% | -2.1% |
| 営業外収益 | 195,496 | 1,116.0% | 2.8% |
| 営業外費用 | 5,272 | -1.9% | 0.1% |
| 経常利益 | 46,148 | 109.0% | 0.7% |
| 特別利益 | 105,200 | - | 1.5% |
| 特別損失 | 2,019 | -92.8% | -0.0% |
| 税引前当期純利益 | 149,328 | -72.5% | 2.1% |
| 法人税等 | 76,635 | 988.0% | 1.1% |
| 当期純利益 | 72,693 | 113.4% | 1.0% |
損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は-2.1%と前期の-7.9%から改善しました。ROE(自己資本利益率)は1.4%と前期の-9.9%から大幅に改善しました。売上高経常利益率は0.7%と前期の-8.0%から大幅に改善しました。コスト構造を見ると、売上原価率は57.7%と前期の62.9%から改善しました。販売費及び一般管理費率は44.3%と前期の44.7%から改善しました。前期からの主な変動要因は、売上高が8.0%増加した一方で、売上原価が1.4%減少したことです。また、営業外収益が1,116.0%増加したことも大きな変動要因です。
5. キャッシュフロー
- 営業活動によるキャッシュフロー: -469,301千円
- 投資活動によるキャッシュフロー: -1,041,810千円
- 財務活動によるキャッシュフロー: 157,351千円
- フリーキャッシュフロー: -1,511,111千円
6. 今後の展望
2027年1月期の業績予想は、非開示といたします。詳細は、添付資料3ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。中長期的には、当社が得意とする女性向けエンタメ市場において、「Life with coly(生活の中に、常にcoly IPを。)」の標語のもと、末永くユーザー様に寄り添うことのできるオリジナルIPを育て上げ、デジタルとリアルの体験融合の場を提供しつつ、グローバル市場への本格進出を推進してまいります。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: 単一セグメントのため記載なし
- 配当方針: 0円
- 株主還元施策: 記載なし
- M&Aや大型投資: 記載なし
- 人員・組織変更: 記載なし
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用しています。 - データが不明な場合は「記載なし」と明記しています。 - 表形式はmarkdown形式で見やすく整形しています。 - 金額の単位を明確に記載しています(百万円)。