決算短信
2025-08-07T16:00
2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社Ubicomホールディングス (3937)
決算評価: 非常に良い主要業績指標
AI財務分析レポート
### 1. 総評
株式会社Ubicomホールディングス、2026年3月期第1四半期(2025年4月1日~6月30日)。当期は売上高が前年同四半期比5.3%減と微減となった一方、営業・経常・純利益がそれぞれ34.8%、66.6%、36.2%と大幅増益を達成し、高収益体質が顕著に表れた。四半期純利益の急増はメディカル事業のサブスクモデル効果とコスト管理の成果によるもので、利益率の大幅改善が全体を押し上げた。総資産は減少したものの、自己資本比率は70.8%と高水準を維持し、財務健全性は強固。
### 2. 業績結果
| 項目 | 金額(百万円) | 前年同四半期比(%) |
|------|---------------|-----------------------|
| 売上高(営業収益) | 1,484 | △5.3 |
| 営業利益 | 313 | 34.8 |
| 経常利益 | 316 | 66.6 |
| 当期純利益(親会社株主帰属) | 271 | 36.2 |
| 1株当たり当期純利益(EPS) | 22.42円 | 34.1(計算値) |
| 配当金 | -(中間0.00円予想) | - |
**業績結果に対するコメント**:
- 売上減はテクノロジーコンサルティング事業の価格競争回避と選別受注(売上10.0%減)が主因。一方、利益増はメディカル事業の高収益化(売上448百万円、+7.4%;セグメント利益298百万円、+12.4%、利益率66.4%)と全社的なコスト削減・サブスクモデル効果による。メディカルは「MightyChecker®EX」等のシェア拡大とM&A(ISM社子会社化)が寄与。テクノロジー事業(売上1,036百万円、△10.0%;利益117百万円、△12.8%)はオフショア再編と中国拠点縮小で一時影響も、高単価案件で耐性示す。特筆は純利益36.2%増で過去最高水準の収益性。
### 3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 |
|------|---------------|--------|
| 流動資産 | 6,245 | △360 |
| 現金及び預金 | 記載なし | △191 |
| 受取手形及び売掛金 | 記載なし | △156 |
| 棚卸資産 | 記載なし | 記載なし |
| その他 | 記載なし | 記載なし |
| 固定資産 | 1,238 | △29 |
| 有形固定資産 | 記載なし | △5 |
| 無形固定資産 | 記載なし | △29 |
| 投資その他の資産 | 記載なし | +6 |
| **資産合計** | 7,482 | △388 |
【負債の部】
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 |
|------|---------------|--------|
| 流動負債 | 1,692 | △80 |
| 支払手形及び買掛金 | 記載なし | △67(買掛金) |
| 短期借入金 | 記載なし | 記載なし |
| その他 | 記載なし | 契約負債+106、未払法人税等△141、賞与引当金△14、リース債務△7 |
| 固定負債 | 419 | △78 |
| 長期借入金 | 記載なし | 記載なし |
| その他 | 記載なし | 退職給付+4、繰延税金負債△51、リース債務△31 |
| **負債合計** | 2,111 | △158 |
【純資産の部】
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 |
|------|---------------|--------|
| 株主資本 | 記載なし | 記載なし |
| 資本金 | 記載なし | 記載なし |
| 利益剰余金 | 記載なし | △213(配当支払・純利益計上後) |
| その他の包括利益累計額 | 記載なし | 為替換算△42、有価証券評価+6、新株予約権+10 |
| **純資産合計** | 5,371 | △231 |
| **負債純資産合計** | 7,482 | △388 |
**貸借対照表に対するコメント**:
- 自己資本比率70.8%(前期70.4%)と高水準で財務安定。自己資本5,296百万円(前期5,537百万円)。
- 流動比率(流動資産/流動負債)約3.7倍と流動性優位、当座比率も高く安全性高い。
- 資産構成は流動資産中心(83%)、現金・売掛減少は営業CF反映か。負債は契約負債増で先行受注示唆、固定負債減はリース・税負債圧縮。純資産減は配当支払が主因で、利益計上により利益剰余金ネットプラス。
### 4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|------|---------------|--------|-----------|
| 売上高(営業収益) | 1,484 | △5.3% | 100.0% |
| 売上原価 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| **売上総利益** | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 販売費及び一般管理費 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| **営業利益** | 313 | 34.8% | 21.1% |
| 営業外収益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 営業外費用 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| **経常利益** | 316 | 66.6% | 21.3% |
| 特別利益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 特別損失 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 税引前当期純利益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 法人税等 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| **当期純利益** | 271 | 36.2% | 18.3% |
**損益計算書に対するコメント**:
- 営業利益率21.1%(前期推定約19%、改善)、経常利益率21.3%と高収益性。ROEは純利益急増で前期比大幅改善(詳細算出不可)。
- コスト構造はメディカル事業の高利益率(66.4%)が全体を牽引、テクノロジー事業の価格圧力も吸収。変動要因はサブスク拡大とオフショアコスト最適化。中国拠点縮小の一時費用発生も利益増。
- 包括利益243百万円(△13.8%)で為替影響。
### 5. キャッシュフロー(記載があれば)
記載なし(注記ありも詳細数値なし)。
### 6. 今後の展望
- 通期業績予想(変更なし):売上高6,572百万円(+3.6%)、営業利益1,351百万円(+2.7%)、経常利益1,364百万円(+1.7%)、純利益948百万円(+10.4%)、EPS78.20円。
- 中期戦略:メディカルM&A加速(ISM社子会社化後、8-10社目指し直販転換)、オフショア強化(出向ラボ型、AI・EV領域拡大)、新規プラットフォーム(保険ナレッジ、遠隔サービス)。
- リスク要因:為替・原材料高、米通商政策、オフショア価格競争、中国経済低迷。
- 成長機会:医療DX投資加速、OEM(medicalforce)、データ分析事業。
### 7. その他の重要事項
- セグメント別:メディカル(売上448百万円+7.4%、利益298百万円+12.4%)、テクノロジーコンサルティング(売上1,036百万円△10.0%、利益117百万円△12.8%)。
- 配当方針:年間40.00円維持(中間0.00円、期末40.00円)、修正公表あり。
- 株主還元施策:配当継続。
- M&A:7/1にISM社子会社化(福岡医療網活用、新規市場6億円規模)。
- 人員・組織変更:中国拠点縮小(昆山→合肥集約、人員削減)、高度IT人材育成。発行済株式12,249,920株(変動なし)。