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更新: 2026-02-19 16:00:00
決算 2026-02-19T16:00

2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) (公認会計士等による期中レビューの完了)

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート (3850)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートの2026年3月期第3四半期連結累計期間の業績は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益の全てにおいて、前年同期比で大幅な増加を記録し、非常に好調な結果となりました。これは、同社が掲げる「ローコード開発ツールの充実とシェア拡大」「業務アプリケーションのターゲット市場を拡大」「クラウド・サブスクリプションへの転換」「ビジネス変革全般のサポート強化」といった重点方針が着実に実行され、事業成長に貢献したことを示しています。特に、営業利益は前年同期比で300%を超える大幅な増加を達成しており、収益性の著しい改善が見られます。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前年同期比 (%)
売上高(営業収益) 10,332 21.8
営業利益 966 322.5
経常利益 1,004 272.3
親会社株主に帰属する四半期純利益 618 313.7
1株当たり当期純利益(円) 126.97 313.7
配当金(年間予想) 100.00 -

業績結果に対するコメント: 当期は、経済環境が不透明な状況下においても、情報サービス産業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)需要の堅調さを背景に、同社は積極的な事業展開を進めました。売上高の増加は、注力しているサブスクリプション型ライセンス販売の好調さやクラウド型サービスの堅調な推移、大型システム開発案件の順調な進捗によるものです。特に、営業利益の大幅な増加は、売上高の増加に加え、コスト管理の効率化や高付加価値サービスの提供による利益率の改善が寄与したと考えられます。1株当たり当期純利益も大きく伸長しており、株主価値の向上に繋がっています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
資産の部
流動資産 6,248 21.9
現金及び預金 2,734 8.5
売掛金 875 -42.6
契約資産 1,870 182.0
棚卸資産 7 -3.1
その他 759 87.3
固定資産 3,985 -4.0
有形固定資産 261 -8.5
無形固定資産 2,649 2.3
投資その他の資産 1,074 -17.5
資産合計 10,233 10.4
負債の部
流動負債 3,662 12.8
買掛金 647 16.1
未払金 366 78.9
未払法人税等 263 35.1
契約負債 2,070 30.9
賞与引当金 91 -64.6
その他 147 10.6
固定負債 983 8.2
退職給付に係る負債 867 9.3
資産除去債務 115 0.6
負債合計 4,645 11.8
純資産の部
株主資本 5,556 9.2
資本金 738 0.0
資本剰余金 668 0.0
利益剰余金 4,448 11.2
自己株式 -299 -6.3
その他の包括利益累計額 31 2.6
純資産合計 5,588 9.2
負債純資産合計 10,233 10.4

貸借対照表に対するコメント: 当期末の総資産は102億33百万円となり、前連結会計年度末から10.4%増加しました。特に流動資産の増加が顕著で、契約資産が182.0%と大幅に増加したことが主な要因です。これは、クラウド・サブスクリプションへの転換や、DX関連プロジェクトの進展に伴う契約形態の変化を示唆しています。負債合計も11.8%増加し、契約負債の増加が目立ちます。これは、将来の収益が見込まれる契約が増加していることを示しており、ポジティブな兆候と言えます。純資産は9.2%増加し、特に利益剰余金の増加が顕著であり、企業の内部留保が増加していることを示しています。自己資本比率は54.6%と健全な水準を維持しており、財務の安定性は高いと言えます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 10,332 21.8 100.0%
売上原価 6,295 20.3 61.0%
売上総利益 4,036 24.5 39.0%
販売費及び一般管理費 3,069 1.6 29.7%
営業利益 966 322.5 9.4%
営業外収益 38 -7.7 0.4%
営業外費用 0 -14.4 0.0%
経常利益 1,004 272.3 9.7%
特別利益 0 -100.0 0.0%
特別損失 6 -100.0 0.1%
税引前当期純利益 997 269.4 9.6%
法人税等 379 215.3 3.7%
当期純利益 618 313.7 6.0%

損益計算書に対するコメント: 当期は、売上高が21.8%増加したことに加え、売上原価の伸びを上回るペースで売上総利益が増加したため、売上総利益率は39.0%と前期(37.7%)から改善しました。販売費及び一般管理費は微増に抑えられたこともあり、営業利益は322.5%増と大幅に増加し、営業利益率は9.4%となりました。これは、同社が提供するローコード開発ツールやクラウドサービスの高付加価値化、および効率的な事業運営によるものです。経常利益も同様に大幅に増加し、収益性が大きく向上しました。当期純利益も313.7%増と大きく伸長しており、全体として非常に力強い業績を示しています。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、注記によると、当第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、それぞれ726,762千円、57,960千円となっています。

6. 今後の展望

2026年3月期通期の連結業績予想は、最近の業績動向を踏まえ、修正されています。具体的な修正内容は「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照する必要がありますが、第3四半期までの好調な業績を踏まえると、通期でも堅調な業績が見込まれます。同社は、引き続きDX推進ニーズに応えるべく、ローコード開発ツールの機能強化や新たなソリューション開発、クラウド・サブスクリプションモデルの推進に注力していくと考えられます。特に、AI技術の進展に対応したサービス展開や、グローバルなパートナーシップ強化が今後の成長ドライバーとなる可能性があります。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • ソフトウェア事業:売上高45億42百万円(前年同期比20.3%増)。サブスクリプション型ライセンス販売、クラウド型サービスの好調が牽引。
    • サービス事業:売上高57億89百万円(前年同期比23.1%増)。システム開発やコンサルティングなどの周辺サービスが好調。
  • 配当方針: 2026年3月期の年間配当予想は100円(中間配当35円、期末配当65円)となっています。
  • 株主還元施策: 公表されている情報からは、具体的な株主還元施策に関する詳細な記述は見当たりませんが、配当予想の引き上げは株主還元への意欲を示唆しています。
  • M&Aや大型投資: 公表されている情報からは、現時点でのM&Aや大型投資に関する具体的な記述は見当たりません。
  • 人員・組織変更: 公表されている情報からは、人員・組織変更に関する具体的な記述は見当たりません。

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