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更新: 2026-02-13 15:30:00
決算 2026-02-13T15:30

2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社フジオフードグループ本社 (2752)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社フジオフードグループ本社は、2025年12月期(2025年1月1日~2025年12月31日)において、売上高は微増を達成したものの、利益面では大幅な減少となりました。これは、食材費や人件費の高騰、および減損損失の計上が主な要因です。前期に大幅な増益を達成していた反動もあり、収益性が著しく悪化しました。財政状態については、自己資本比率が改善傾向にあるものの、キャッシュフローは営業活動による収入が減少し、投資活動による支出が増加したため、現金及び現金同等物の残高が大幅に減少しました。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 31,932 1.9
営業利益 725 △40.4
経常利益 596 △42.1
親会社株主に帰属する当期純利益 90 △80.3
1株当たり当期純利益(EPS) 1.76
配当金(年間合計) 3円

業績結果に対するコメント: 売上高は前期比1.9%増と微増を達成しましたが、これは主に「まいどおおきに食堂」事業の売上高増加や、新規出店によるものです。しかし、営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも大幅な減少となりました。営業利益の減少要因としては、食材費やエネルギー価格、人件費の上昇による原価・販管費の増加に加え、固定資産の減損損失4億36百万円の計上が大きく影響しました。当期純利益の減少は、これらの営業外・経常外損益の悪化に加え、法人税等の影響も加わった結果です。1株当たり当期純利益も大幅に低下しました。配当金については、前期の10.03円から3円へと大幅な減配となりました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|----------------|--------------| | 流動資産 | 13,450 | △12.2 | | 現金及び預金 | 7,981 | △37.3 | | 受取手形及び売掛金 | 655 | 3.3 | | 棚卸資産 | 196 | 1.0 | | その他 | 4,618 | - | | 固定資産 | 10,979 | △0.03 | | 有形固定資産 | 4,669 | 1.5 | | 無形固定資産 | 1,225 | △5.6 | | 投資その他の資産 | 5,085 | 0.0 | | 資産合計 | 24,429 | △7.2 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|----------------|--------------| | 流動負債 | 8,483 | 29.0 | | 支払手形及び買掛金 | 1,611 | 3.4 | | 短期借入金 | 3,570 | 136.4 | | その他 | 3,299 | - | | 固定負債 | 7,261 | △35.0 | | 長期借入金 | 5,200 | △43.1 | | その他 | 2,061 | - | | 負債合計 | 15,744 | △11.2 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|----------------|--------------| | 株主資本 | 8,484 | 0.2 | | 資本金 | 5,971 | 0.2 | | 利益剰余金 | △2,636 | - | | その他の包括利益累計額 | 194 | 83.0 | | 純資産合計 | 8,685 | 1.3 | | 負債純資産合計 | 24,429 | △7.2 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は35.5%と、前期の32.6%から改善しており、財務基盤の安定性は向上しています。流動資産は現金及び預金の減少が大きく、全体で12.2%減少しました。これは、投資活動における信託受益権の取得や、借入金の返済などに充当されたためと考えられます。負債合計は11.2%減少しましたが、流動負債のうち短期借入金が大幅に増加しており、資金繰りの一時的な逼迫を示唆している可能性があります。固定負債は長期借入金の返済により大幅に減少しました。純資産は微増ですが、利益剰余金が大幅なマイナスとなっている点は懸念材料です。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 31,932 1.9 100.0%
売上原価 23,150 7.7 72.5%
売上総利益 8,782 △14.4 27.5%
販売費及び一般管理費 8,057 △1.0 25.2%
営業利益 725 △40.4 2.3%
営業外収益 23 △80.0 0.1%
営業外費用 160 12.2 0.5%
経常利益 596 △42.1 1.9%
特別利益 0 0.0%
特別損失 436 1.4%
税引前当期純利益 233 △76.2 0.7%
法人税等 143 0.4%
当期純利益 90 △80.3 0.3%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は前期の32.1%から27.5%へと大幅に低下しました。これは、売上原価が売上高の伸びを上回って増加したためであり、食材費や人件費の高騰が直接的な影響を与えていると考えられます。販売費及び一般管理費は微減でしたが、売上高比率は25.2%と前期の25.8%から若干改善しました。営業利益率は2.3%と前期の3.9%から大きく低下しました。特別損失として計上された減損損失4億36百万円が、税引前当期純利益を大きく押し下げました。当期純利益率は0.3%と非常に低く、収益性の悪化が顕著です。

5. キャッシュフロー

科目 金額(百万円) 前期比(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー 980 △54.4
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,774 414.3
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,007 △141.0
現金及び現金同等物期末残高 7,616 △38.6
フリーキャッシュフロー(営業CF - 投資CF) △2,794

キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュ・フローは前期の21億53百万円から9億80百万円へと大幅に減少しました。これは、税金等調整前当期純利益の減少に加え、減価償却費やのれん償却額などの非現金支出項目はあったものの、減損損失の計上などが影響したと考えられます。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得や信託受益権の取得により、支出が大幅に増加しました。財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済が収入を上回ったため、大幅な支出となりました。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は大幅に減少しました。フリーキャッシュフローもマイナスとなり、今後の資金繰りに注意が必要です。

6. 今後の展望

会社は、2026年12月期の連結業績予想として、売上高326億53百万円、営業利益5億10百万円、経常利益4億45百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1億10百万円を見込んでいます。これは、当期と比較して売上高は増加するものの、利益は引き続き厳しい水準にとどまる見通しです。 今後の戦略としては、国内では「まいどおおきに食堂」を中心とした既存店舗の改装による収益力向上や管理体制の強化、海外ではフランチャイズを中心とした着実な展開を目指すとしています。 リスク要因としては、依然として不透明な経済状況、物価上昇、地政学的リスクなどが挙げられます。成長機会としては、インバウンド需要の回復や、既存事業の底上げによる収益改善が期待されます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 「まいどおおきに食堂」事業は売上高51億60百万円と好調でしたが、他の事業セグメントの詳細は開示されていません。FC事業の売上高は15億90百万円でした。
  • 配当方針: 株主への利益還元を重要課題と認識しており、収益力の向上と財務体質の改善を図りながら、業績に応じた機動的な配当を行う方針です。
  • 株主還元施策: 2025年12月期は1株当たり3円の配当を予定しており、2026年12月期も同額を予想しています。
  • M&Aや大型投資: 詳細な記載はありませんが、投資活動によるキャッシュフローの大きな支出は、今後の事業拡大に向けた投資を示唆している可能性があります。
  • 人員・組織変更: 詳細な記載はありません。

【注意事項】 本レポートは、提供された決算短信に基づき作成されています。一部、詳細な情報が不足している項目については、その旨を明記しています。また、決算短信は監査対象外であるため、その点をご留意ください。

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