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更新: 2025-09-10 16:00:00
決算短信 2025-09-10T16:00

2026年4月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社テンポスホールディングス (2751)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社テンポスホールディングス、2026年4月期第1四半期(2025年5月1日~7月31日)。当期は売上高が前年同期比4.5%増の11,978百万円と堅調に推移したものの、営業・経常・純利益はそれぞれ10.9%、9.9%、33.7%減と減益となった。人材投資やM&A(サンライズサービス、マルシェ)の初期費用が利益を圧迫した「成長痛」が主因。総資産は27,274百万円(同4.1%増)、純資産17,642百万円(同2.4%増)と増加し、財務基盤は安定している。

2. 業績結果

項目 金額(百万円) 前期比
売上高(営業収益) 11,978 +4.5%
営業利益 715 -10.9%
経常利益 774 -9.9%
当期純利益 496 -33.7%
1株当たり当期純利益(EPS) 記載なし -
配当金 記載なし -

業績結果に対するコメント: 増収減益の主因は、M&A実施や新規事業(日本語学校開校、テンポス法人ドットコム立ち上げ)に向けた積極的人材投資と販管費増。物販事業(厨房機器販売中心、売上72億45百万円・6.3%増、利益6億17百万円・9.1%減)が全体の6割を占め、テンポスバスターズの既存店客数減(-4.6%)が課題。飲食事業(あさくま、ヤマトサカナ、売上41億45百万円・8.7%増、利益1億55百万円・80.1%増)が大幅増益で貢献。情報・サービス事業は投資負担で赤字転落(売上10億22百万円・2.2%減、損失22百万円)。特筆は飲食M&Aによるグループ強化と通販のダイナミックプライシング成功。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |-----------------------|---------------|-----------------| | 流動資産 | 17,147 | -4.4% | | 現金及び預金 | 8,251 | -14.2% | | 受取手形及び売掛金 | 2,649 | +1.7% | | 棚卸資産 | 5,800 | +7.7% | | その他 | 449 | +33.6% | | 固定資産 | 10,127 | +22.3% | | 有形固定資産 | 2,580 | +12.9% | | 無形固定資産 | 2,269 | +90.4% | | 投資その他の資産 | 5,278 | +9.9% | | 資産合計 | 27,274 | +4.1% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |-----------------------|---------------|-----------------| | 流動負債 | 7,393 | +7.2% | | 支払手形及び買掛金 | 3,010 | -1.6% | | 短期借入金 | 2 | 横ばい | | その他 | 4,381 | + (推定、契約負債等増) | | 固定負債 | 2,238 | +6.5% | | 長期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 2,238 | + (資産除去債務等増) | | 負債合計 | 9,631 | +5.0% (推定) |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |----------------------------|---------------|------------| | 株主資本 | 記載なし | - | | 資本金 | 記載なし | - | | 利益剰余金 | 記載なし | + (3,950増) | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | - | | 純資産合計 | 17,642 | +2.4% | | 負債純資産合計 | 27,274 | +4.1% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は64.7%(17,642/27,274、前期比向上)と高水準で財務安全性が高い。流動比率約2.3倍(17,147/7,393)と当座比率も良好。資産構成の特徴は固定資産比率37.1%(のれん・関係会社株式急増によるM&A反映)。主な変動は固定資産+18億49百万円(のれん+10億53百万円、関係会社株式+7億47百万円)、流動資産減少は現金減(-13億66百万円)と棚卸増の綱引き。負債増は流動負債の契約負債+4億41百万円。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 11,978 +4.5% 100.0%
売上原価 記載なし - -
売上総利益 記載なし - -
販売費及び一般管理費 記載なし - -
営業利益 715 -10.9% 6.0%
営業外収益 記載なし - -
営業外費用 記載なし - -
経常利益 774 -9.9% 6.5%
特別利益 記載なし - -
特別損失 記載なし - -
税引前当期純利益 記載なし - -
法人税等 記載なし - -
当期純利益 496 -33.7% 4.1%

損益計算書に対するコメント: 営業利益率6.0%(前期推定7.0%超から低下)、純利益率4.1%と収益性低下。ROEは純利益増でも投資先行で圧迫か。コスト構造は販管費増(人材投資)が主因、売上総利益率不明だが物販の客単価微増・客数減が影響。変動要因はセグメント投資負担とM&A初期費用。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

記載なし(注記ありだが数値未開示)。

6. 今後の展望

  • 会社公表業績予想: 第2四半期累計・通期予想変更なし(2025年7月22日発表数値据え置き)。
  • 中期経営計画: 外食周辺事業1,000億円、飲食500億円、新分野500億円の計2,000億円規模目指す。新規出店(全国300店舗)、M&A、海外進出(ミャンマー日本語学校)。
  • リスク要因: 中小飲食店減少、客数減、投資効果遅れ。
  • 成長機会: 通販強化、道の駅運営受託、共同仕入れによる飲食効率化。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 物販(売上72.45億円+6.3%、利益6.17億円-9.1%)、飲食(41.45億円+8.7%、1.55億円+80.1%)、情報・サービス(10.22億円-2.2%、△0.22億円)。
  • 配当方針: 記載なし。
  • 株主還元施策: 記載なし。
  • M&Aや大型投資: 2025年7月、サンライズサービス(100%子会社化)、マルシェ(持分法適用)。テンポス法人ドットコム立ち上げ。
  • 人員・組織変更: 海外人材投資、営業研修見直し、コンサル育成選抜化。

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