2026年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
株式会社まんだらけ (2652)
決算評価: 非常に良い主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
株式会社まんだらけの2026年9月期第1四半期決算は、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の全てにおいて前年同期比で大幅な増加を記録し、非常に好調な結果となりました。特に利益面での伸びが顕著であり、収益性が大きく改善しています。これは、店舗のリニューアルオープン、新店舗の安定稼働、大型イベントの成功、そしてEC事業の成長といった複数の要因が複合的に作用した結果と考えられます。
2. 業績結果
| 科目 | 当期(百万円) | 前期(百万円) | 前期比 (%) |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 4,130 | 3,762 | +9.7% |
| 営業利益 | 556 | 320 | +73.8% |
| 経常利益 | 543 | 311 | +74.1% |
| 当期純利益 | 352 | 145 | +142.2% |
| 1株当たり当期純利益(EPS) | 10.88円 | 4.42円 | +144.1% |
| 配当金 | 記載なし | 記載なし | - |
業績結果に対するコメント: 当第1四半期は、売上高が前期比9.7%増と堅調に増加しました。特に利益面では、営業利益が73.8%増、経常利益が74.1%増、当期純利益が142.2%増と、大幅な伸びを記録しました。これは、神戸市の店舗移転リニューアルによる集客力向上、新店舗「まんだらけコンプレックス2」の安定稼働、年一度の大型イベント「大まん祭」の成功、そしてEC事業(SAHRA)の堅調な成長が主な要因です。これらの施策が奏功し、売上総利益率の改善や販管費の効率的な運用に繋がったと考えられます。1株当たり当期純利益も大きく増加しており、株主価値の向上に寄与しています。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |----------------------|---------------|-----------------| | 流動資産 | 13,110 | +660 | | 現金及び預金 | 1,092 | +326 | | 受取手形及び売掛金 | 446 | +51 | | 棚卸資産 | 11,321 | +212 | | その他 | 251 | -66 | | 固定資産 | 6,359 | -97 | | 有形固定資産 | 5,367 | -39 | | 無形固定資産 | 12 | -2 | | 投資その他の資産 | 979 | -56 | | 資産合計 | 19,470 | +563 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |--------------------------|---------------|-----------------| | 流動負債 | 4,765 | -135 | | 支払手形及び買掛金 | 20 | -2 | | 短期借入金 | 2,400 | 0 | | 1年以内返済予定の長期借入金 | 1,577 | +174 | | 未払金 | 317 | -77 | | 未払費用 | 114 | +21 | | 未払法人税等 | 156 | -141 | | 契約負債 | 2 | -46 | | 預り金 | 86 | +31 | | 賞与引当金 | 24 | -73 | | 株主優待引当金 | 63 | -23 | | 固定負債 | 2,562 | +378 | | 長期借入金 | 1,471 | +359 | | 退職給付引当金 | 805 | +14 | | 役員退職慰労引当金 | 202 | +4 | | 資産除去債務 | 83 | +0 | | 負債合計 | 7,327 | +243 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |----------------------|---------------|-----------------| | 株主資本 | 12,141 | +320 | | 資本金 | 837 | 0 | | 資本剰余金 | 1,117 | 0 | | 利益剰余金 | 10,572 | +320 | | 自己株式 | -385 | 0 | | その他の包括利益累計額 | 1 | -1 | | 純資産合計 | 12,142 | +320 | | 負債純資産合計 | 19,470 | +563 |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は62.3%と、前期の62.5%から微減しましたが、依然として高い水準を維持しており、財務の健全性は良好です。流動資産は現金及び預金、棚卸資産の増加により増加しました。特に棚卸資産の増加は、今後の販売拡大への期待を示唆しています。負債面では、長期借入金および1年以内返済予定の長期借入金の増加が見られますが、これは店舗の設備投資や事業拡大に伴うものと考えられます。純資産は利益剰余金の増加により増加しており、内部留保の積み増しが進んでいます。全体として、事業拡大に伴う資金調達と収益力の向上による純資産の増加がバランス良く進んでいると言えます。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | 売上高比率 (%) |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 4,130 | +367 | 100.0% |
| 売上原価 | 1,848 | +130 | 44.8% |
| 売上総利益 | 2,282 | +237 | 55.2% |
| 販売費及び一般管理費 | 1,725 | +0 | 41.8% |
| 営業利益 | 556 | +236 | 13.5% |
| 営業外収益 | 1 | -4 | 0.0% |
| 営業外費用 | 15 | +1 | 0.4% |
| 経常利益 | 543 | +231 | 13.1% |
| 特別損失 | 0 | -2 | 0.0% |
| 税引前当期純利益 | 542 | +233 | 13.1% |
| 法人税等 | 190 | +26 | 4.6% |
| 当期純利益 | 352 | +207 | 8.5% |
損益計算書に対するコメント: 売上高は前期比9.7%増と好調でした。売上原価の増加を上回るペースで売上総利益が増加したことにより、売上総利益率は55.2%と前期の54.3%から改善しました。販売費及び一般管理費はほぼ横ばいであったため、営業利益は前期比73.8%増と大幅に増加しました。営業外損益は微減でしたが、経常利益も大幅に増加しました。特別損失はほぼ計上されず、税引前当期純利益、当期純利益ともに大きく伸びています。売上高営業利益率は13.5%と、前期の8.5%から大幅に改善しており、収益性が著しく向上したことが伺えます。
5. キャッシュフロー(記載があれば)
当四半期決算短信にはキャッシュフロー計算書の記載がありませんが、注記にて減価償却費が記載されています。 - 減価償却費(当第1四半期累計期間):63,720千円(約63.7百万円)
6. 今後の展望
株式会社まんだらけは、2026年9月期の業績予想に変更はなく、引き続き積極的な営業展開を進める方針です。具体的には、店舗における買取強化による希少で良質な商品の充実、EC事業(SAHRA)を主力とした通信販売の推進、年6回開催するオークション大会、そして年1回開催する「大まん祭」といった大規模販売イベントを通じて、新規顧客層の獲得と知名度向上を目指します。これらの施策により、国内外への販売をさらに拡大していく計画です。
7. その他の重要事項
- セグメント情報: 中古品販売の単一セグメントであるため、記載は省略されています。
- 配当方針: 2025年9月期は年間1.00円の配当を実施しました。2026年9月期は年間1.00円の配当を予想しています。
- 株主還元施策: 配当以外に特筆すべき株主還元施策の記載はありません。
- M&Aや大型投資: 記載はありませんが、店舗のリニューアルや新設は継続的に行われています。
- 人員・組織変更: 記載はありません。