2026年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社Y EDIGITAL (2354)
決算評価: 良い主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 株式会社Y EDIGITAL
【決算評価】 決算評価: 良い
【簡潔な要約】 株式会社Y EDIGITALは、2026年2月期の連結業績を発表し、売上高は前期比1.6%増の202億6,300万円、営業利益は同15.6%増の16億2,800万円、経常利益は同18.5%増の18億1,200万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同23.4%増の12億8,200万円となった。ビジネスソリューション事業とIoTソリューション事業が共に増収増益に貢献し、生成AIの活用やデジタル技術を活用した顧客体験価値の向上に注力した結果、収益性が改善した。2027年2月期は売上高22,000百万円、営業利益2,200百万円、経常利益2,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,600百万円を見込んでいる。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
株式会社Y EDIGITALは、2026年2月期の連結業績を発表し、売上高は前期比1.6%増の202億6,300万円、営業利益は同15.6%増の16億2,800万円、経常利益は同18.5%増の18億1,200万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同23.4%増の12億8,200万円となった。ビジネスソリューション事業とIoTソリューション事業が共に増収増益に貢献し、生成AIの活用やデジタル技術を活用した顧客体験価値の向上に注力した結果、収益性が改善した。2027年2月期は売上高22,000百万円、営業利益2,200百万円、経常利益2,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,600百万円を見込んでいる。
2. 業績結果
- 売上高: 202,631百万円(前年同期比1.6%増)
- 営業利益: 1,628百万円(同15.6%増)
- 経常利益: 1,812百万円(同18.5%増)
- 当期純利益: 1,282百万円(同23.4%増)
- 1株当たり当期純利益: 71.41円
- 配当金: 20円(年間)
業績結果に対するコメント: - 売上高は微増ながら、営業利益、経常利益、当期純利益は2桁増益を達成し、収益性が改善した。 - ビジネスソリューション事業は、ERPソリューションやビジネスDX推進・構築、新たな顧客開拓や案件獲得により増収増益を達成した。 - IoTソリューション事業は、物流DX事業や畜産DX事業、スマートシティ向けソリューションが増収増益に貢献した。 - 生成AIの活用やデジタル技術を活用した顧客体験価値の向上に注力し、生産性と収益性の最大化を目指した結果、収益性が改善した。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 10,331,895 | +5.8% | | 現金及び預金 | 3,405,057 | +6.5% | | 受取手形及び売掛金 | 3,766,443 | +54.2% | | 契約資産 | 2,334,217 | -18.8% | | 商品及び製品 | 121,392 | -19.2% | | 仕掛品 | 149,697 | -20.6% | | 原材料及び貯蔵品 | 14,746 | +6.3% | | その他 | 560,511 | -5.3% | | 固定資産 | 3,965,494 | +13.0% | | 有形固定資産 | 951,513 | -12.7% | | 無形固定資産 | 700,912 | +178.7% | | 投資その他の資産 | 2,313,068 | +7.5% | | 資産合計 | 14,297,389 | +8.1% |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 4,511,102 | +10.0% | | 支払手形及び買掛金 | 1,242,143 | -18.9% | | 未払費用 | 1,854,743 | +19.2% | | 契約負債 | 453,983 | -7.2% | | 未払法人税等 | 429,468 | +100.6% | | 役員賞与引当金 | 55,900 | +38.2% | | 受注損失引当金 | 750 | - | | その他 | 474,113 | +64.9% | | 固定負債 | 1,653,486 | -11.2% | | 長期借入金 | - | - | | その他 | 1,653,486 | -11.2% | | 負債合計 | 6,164,589 | +3.1% |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 7,494,776 | +8.4% | | 資本金 | 750,608 | +0.2% | | 利益剰余金 | 6,652,912 | +15.9% | | その他の包括利益累計額 | 59,322 | -36.4% | | 新株予約権 | 559,230 | +27.0% | | 非支配株主持分 | 19,471 | +21.5% | | 純資産合計 | 8,132,800 | +12.2% | | 負債純資産合計 | 14,297,389 | +8.1% |
貸借対照表に対するコメント: - 資産合計は8.1%増加し、流動資産の増加が主な要因。 - 負債合計は3.1%増加し、流動負債の増加が主な要因。 - 純資産合計は12.2%増加し、利益剰余金の増加が主な要因。 - 自己資本比率は52.8%で、前期比1.5ポイント上昇し、財務基盤は安定している。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 20,263,161 | +1.6% | 100.0% |
| 売上原価 | 14,448,594 | -1.7% | 71.3% |
| 売上総利益 | 5,814,567 | +11.0% | 28.7% |
| 販売費及び一般管理費 | 4,186,119 | +9.1% | 20.7% |
| 営業利益 | 1,628,448 | +15.6% | 8.0% |
| 営業外収益 | 188,380 | +46.0% | 0.9% |
| 営業外費用 | 36 | - | 0.0% |
| 経常利益 | 1,812,192 | +18.5% | 8.9% |
| 特別利益 | 43,056 | +118.1% | 0.2% |
| 特別損失 | - | - | - |
| 税引前当期純利益 | 1,855,248 | +21.4% | 9.2% |
| 法人税等 | 573,046 | +24.8% | 2.8% |
| 当期純利益 | 1,282,202 | +23.4% | 6.3% |
損益計算書に対するコメント: - 売上高は微増ながら、営業利益、経常利益、当期純利益は2桁増益を達成し、収益性が改善した。 - 売上総利益率は28.7%で、前期比1.3ポイント上昇し、粗利率が改善した。 - 販売費及び一般管理費は9.1%増加したが、売上高の増加率を下回り、費用効率が改善した。 - 営業利益率は8.0%で、前期比0.9ポイント上昇し、営業収益性が改善した。 - 経常利益率は8.9%で、前期比1.0ポイント上昇し、経常収益性が改善した。 - 当期純利益率は6.3%で、前期比0.8ポイント上昇し、最終収益性が改善した。
5. キャッシュフロー
- 営業活動によるキャッシュフロー: 1,422百万円(前年同期比+10.6%)
- 投資活動によるキャッシュフロー: -522百万円(同-119.2%)
- 財務活動によるキャッシュフロー: -692百万円(同-114.0%)
- フリーキャッシュフロー: 900百万円
6. 今後の展望
- 2027年2月期の連結業績予想は、売上高22,000百万円、営業利益2,200百万円、経常利益2,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,600百万円を見込んでいる。
- 中期経営計画(2025-2027)の2年目として、顧客価値の最大化を追求し、以下の4つの取組みを進めていく。
- 新規獲得した重点顧客とのチャネル(接点)を最大限活用し、クロスファンクショナルな顧客価値提案による受注拡大を目指す。
- 新サービス「AQUADataFusion」や「COREVIO」の立ち上げを加速し早期事業化・収益化につなげる。
- 生成AIの活用の全社展開、さらなる加速により、生産性と収益性の最大化を目指す。
- 人的資本経営の推進により、人材価値の最大化を図り、組織力を強化する。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: ビジネスソリューション事業とIoTソリューション事業が共に増収増益に貢献した。
- 配当方針: 1株あたり30円(中間配当金15円、期末配当金15円)を予定している。
- 株主還元施策: 配当性向とDOE(株主資本配当率)を重視した経営指標と安定的な株主還元の実現を両立させることを目的としている。
- M&Aや大型投資: 記載なし。
- 人員・組織変更: 記載なし。