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更新: 2026-04-03 09:15:38
決算 2026-02-13T14:00

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

日本甜菜製糖株式会社 (2108)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

日本甜菜製糖株式会社の2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)の業績は、売上高は増加したものの、利益面では大幅な悪化となりました。売上高は砂糖事業の販売数量増加により前期比9.9%増となりましたが、砂糖事業における海外粗糖相場の下落や採算の厳しい原料糖販売の増加が響き、営業損失は拡大しました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益の計上にもかかわらず、前期に計上した固定資産売却益の影響がなくなったことから、大幅な減益となりました。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 51,251 +9.9%
営業利益 △1,182
経常利益 △439
親会社株主に帰属する四半期純利益 577 △88.4%
1株当たり当期純利益(EPS) 46.95円
配当金(2025年3月期実績) 80.00円
配当金(2026年3月期予想) 160.00円

業績結果に対するコメント: 売上高の増加は主に砂糖事業の販売数量増加によるものです。しかし、砂糖事業においては、海外粗糖相場の下落による販売価格の低下と、採算の厳しい原料糖販売の増加が営業損失の拡大要因となりました。食品事業は売上増ながら利益減、飼料事業は売上減ながら利益増、農業資材事業は売上減ながら損失改善、不動産事業は売上・利益ともに減となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益の大幅な減少は、前期に計上した固定資産売却益の影響がなくなったことが主因です。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 流動資産 | 59,912 | +16.8% | | 現金及び預金 | 7,478 | ― | | 受取手形及び売掛金 | 7,315 | ― | | 棚卸資産 | 45,963 | ― | | その他 | 8,772 | ― | | 固定資産 | 53,678 | +7.6% | | 有形固定資産 | 21,199 | ― | | 無形固定資産 | 1,624 | ― | | 投資その他の資産 | 30,854 | +9.8% | | 資産合計 | 113,590 | +12.2% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 流動負債 | 27,642 | +68.1% | | 支払手形及び買掛金 | 4,289 | ― | | 短期借入金 | 11,517 | ― | | その他 | 11,737 | ― | | 固定負債 | 11,752 | +7.3% | | 長期借入金 | 11 | ― | | その他 | 11,741 | ― | | 負債合計 | 39,395 | +43.9% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |--------------------------|---------------|------------| | 株主資本 | 58,223 | △2.4% | | 資本金 | 8,279 | ― | | 利益剰余金 | 43,035 | △11.1% | | その他の包括利益累計額 | 15,972 | +12.5% | | 純資産合計 | 74,195 | +0.5% | | 負債純資産合計 | 113,590 | +12.2% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は65.3%と、前期の72.9%から低下しており、財務の安全性がやや低下しています。流動資産は棚卸資産やその他の増加により増加し、固定資産も投資有価証券の時価上昇により増加しました。一方、負債合計は買掛金や短期借入金の増加により大幅に増加しました。純資産は、自己株式の取得により減少したものの、その他有価証券評価差額金の増加により微増となりました。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 51,251 +9.9% 100.0%
売上原価 41,917 +9.9% 81.8%
売上総利益 9,333 +9.9% 18.2%
販売費及び一般管理費 10,516 +12.5% 20.5%
営業利益 △1,182 △2.3%
営業外収益 927 +12.1% 1.8%
営業外費用 183 △19.7% 0.4%
経常利益 △439 △0.9%
特別利益 1,503 △80.7% 2.9%
特別損失 221 +67.4% 0.4%
税引前当期純利益 842 △88.6% 1.6%
法人税等 265 △88.9% 0.5%
当期純利益 577 △88.4% 1.1%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益は売上高の増加に伴い増加しましたが、販売費及び一般管理費の増加率がそれを上回ったため、営業損失は拡大しました。営業外収益は受取配当金の増加により増加しました。特別利益は投資有価証券売却益を計上したものの、前期の固定資産売却益と比較して大幅に減少したため、税引前当期純利益は大幅に減少しました。当期純利益も同様に大幅な減少となりました。売上高営業利益率は△2.3%と赤字であり、収益性の改善が急務です。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 減価償却費は1,662百万円でした。

6. 今後の展望

2026年3月期の連結業績予想は、売上高69,000百万円(前期比6.5%増)、営業利益△400百万円、経常利益300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益4,700百万円(前期比73.8%増)と予想されています。これは、2025年11月11日に公表された業績予想からの修正となります。特別配当を含む年間配当予想は160.00円となっています。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 砂糖事業は売上増ながら営業損失拡大、食品事業は売上増ながら利益減、飼料事業は売上減ながら利益増、農業資材事業は売上減ながら損失改善、不動産事業は売上・利益ともに減、その他事業は売上・利益ともに増となりました。
  • 配当方針: 2026年3月期は、普通配当80円に加え、特別配当80円を合わせた合計160円の配当を予想しています。
  • 株主還元施策: 自己株式の取得及び消却を実施しています。
  • M&Aや大型投資: 記載なし。
  • 人員・組織変更: 記載なし。

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