2026年7月期 第2四半期(中間期)決算短信【日本基準】(連結)
株式会社大盛工業 (1844)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
株式会社大盛工業(東証1部:1844)の2026年7月期第2四半期(中間期)連結決算は、売上高が前年同期比13.5%増の3,603百万円と増収を達成したものの、営業利益は同2.3%減の494百万円と減益となりました。経常利益も同3.9%減の473百万円と減少していますが、親会社株主に帰属する中間純利益は同3.5%増の343百万円と増益を確保しました。建設事業の売上増加が全体を牽引しましたが、利益率の低下が課題となっています。
2. 業績結果
- 売上高: 3,603百万円(前年同期比+13.5%)
- 営業利益: 494百万円(前年同期比-2.3%)
- 経常利益: 473百万円(前年同期比-3.9%)
- 当期純利益: 343百万円(前年同期比+3.5%)
- EPS: 18.40円(前年同期比+3.3%)
- 配当: 据え置き予定
業績結果に対するコメント: 売上高は増加したものの、営業利益と経常利益は減少しました。これは建設事業の受注増加に伴う工事原価の増加や、不動産事業の売上減少が影響しています。しかし、純利益は増加しており、営業外収益の増加や特別利益の計上が寄与しています。セグメント別では、建設事業が売上高17.0%増と好調でしたが、利益率は19.1%低下。不動産事業は売上高25.0%減と苦戦しましたが、利益率は29.0%改善。OLY事業は売上高46.0%増と大幅増収で、利益率は116.6%改善と好調でした。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 11,438 | +6.2% | | 現金及び預金 | 1,369 | -45.4% | | 受取手形及び売掛金 | 3,642 | +95.9% | | 棚卸資産 | 18 | +2.0% | | その他 | 120 | +23.6% | | 固定資産 | 1,296 | +1.7% | | 有形固定資産 | 836 | +1.4% | | 無形固定資産 | 3 | +275.0% | | 投資その他の資産 | 456 | +0.6% | | 資産合計 | 12,734 | +6.0% |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 2,704 | +34.4% | | 工事未払金 | 390 | +13.1% | | 短期借入金 | 1,784 | +514.1% | | その他 | 172 | -30.5% | | 固定負債 | 3,950 | +3.5% | | 長期借入金 | 3,881 | -3.0% | | その他 | 35 | +0.6% | | 負債合計 | 6,655 | +9.0% |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 6,014 | +2.0% | | 資本金 | 3,108 | +0.2% | | 利益剰余金 | 1,915 | +7.2% | | その他の包括利益累計額 | 66 | -15.2% | | 純資産合計 | 6,079 | +2.0% | | 負債純資産合計 | 12,734 | +6.0% |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は47.2%(前年同期比-1.6ポイント)とやや低下しましたが、依然として高い水準を維持しています。流動比率は422.3%、当座比率は313.1%と安全性は高い水準です。資産増加の主な要因は受取手形・売掛金の増加で、負債増加の主な要因は短期借入金の大幅増加です。純資産増加は利益剰余金の増加によるものです。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 3,604 | +13.5% | 100.0% |
| 売上原価 | 2,853 | +14.7% | 79.2% |
| 売上総利益 | 751 | -0.1% | 20.8% |
| 販売費及び一般管理費 | 257 | +4.9% | 7.1% |
| 営業利益 | 494 | -2.3% | 13.7% |
| 営業外収益 | 11 | +182.0% | 0.3% |
| 営業外費用 | 32 | +83.5% | 0.9% |
| 経常利益 | 473 | -3.9% | 13.1% |
| 特別利益 | 2 | - | 0.1% |
| 特別損失 | - | - | - |
| 税引前当期純利益 | 476 | -3.3% | 13.2% |
| 法人税等 | 132 | -25.0% | 3.7% |
| 当期純利益 | 344 | +3.5% | 9.5% |
損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は13.7%(前年同期比-1.4ポイント)とやや低下しましたが、ROEは5.7%(前年同期比+0.3ポイント)と改善しています。売上総利益率は20.8%(前年同期比-0.7ポイント)とやや低下。販管費率は7.1%(前年同期比+0.3ポイント)とやや上昇。営業外収益の増加や特別利益の計上が利益改善に寄与しています。
5. キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュフローは2,222百万円のマイナス(前年同期比-77.7%)。投資活動によるキャッシュフローは63百万円のマイナス(前年同期比-24.7%)。財務活動によるキャッシュフローは1,148百万円のプラス(前年同期比+194.4%)。現金及び現金同等物は1,274百万円(前年同期比-62.0%)と大幅減少。
6. 今後の展望
通期業績予想は期首予想を据え置き、売上高7,190百万円(前期比+11.6%)、営業利益657百万円(同-16.3%)、経常利益607百万円(同-20.0%)、当期純利益431百万円(同-16.8%)を計画しています。年間配当金は据え置き予定です。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: 建設事業(売上高2,681百万円、営業利益230百万円)、不動産事業(売上高298百万円、営業利益86百万円)、OLY事業(売上高395百万円、営業利益129百万円)、通信関連事業(売上高244百万円、営業利益50百万円)
- 配当方針: 年間配当金は据え置き予定
- 株主還元施策: 配当性向は20.1%(前年同期比-1.8ポイント)
- M&Aや大型投資: 特筆事項なし
- 人員・組織変更: 特筆事項なし