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更新: 2026-04-03 09:15:37
決算 2026-02-13T15:00

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社 錢高組 (1811)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社錢高組の2026年3月期第3四半期連結累計期間の業績は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益の全てにおいて前年同期比で大幅な増加を達成し、非常に好調な結果となりました。世界経済の回復基調や国内建設市場の堅調な民間設備投資を背景に、売上高は12.1%増を記録しました。利益面では、収益性の改善と効率的なコスト管理が奏功し、特に営業利益は113.6%増と目覚ましい伸びを示しました。貸借対照表においても、自己資本比率が51.7%と向上し、財務の健全性が一層高まっています。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前年同四半期比(%)
売上高(営業収益) 92,691 12.1
営業利益 3,474 113.6
経常利益 5,070 63.8
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,966 34.2
1株当たり当期純利益(円銭) 414.28 記載なし
配当金(年間予想、円) 110.00 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高の増加は、主に建設事業の好調によるものです。前年同期比で12.1%増となり、堅調な需要を取り込みました。利益面では、売上総利益率の改善と販売費及び一般管理費の効率的な抑制が寄与し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が大幅に増加しました。特に営業利益の113.6%増は、収益性の改善が顕著であることを示しています。1株当たり当期純利益も大幅に増加しており、株主価値の向上に繋がっています。年間配当予想は110円となっており、株主還元にも配慮が見られます。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 流動資産 | 102,153 | △9.2 | | 現金及び預金 | 33,296 | 記載なし | | 受取手形及び売掛金 | 63,811 | 記載なし | | 棚卸資産 | 855 | 記載なし | | その他 | 4,190 | 記載なし | | 固定資産 | 111,697 | 18.5 | | 有形固定資産 | 25,517 | 記載なし | | 無形固定資産 | 108 | 記載なし | | 投資その他の資産 | 86,070 | 記載なし | | 資産合計 | 213,851 | 3.4 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 流動負債 | 72,692 | △2.5 | | 支払手形及び買掛金 | 16,778 | 記載なし | | 短期借入金 | 18,550 | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 固定負債 | 30,654 | △13.2 | | 長期借入金 | 4,650 | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 負債合計 | 103,346 | △6.0 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 株主資本 | 63,022 | 記載なし | | 資本金 | 3,695 | 記載なし | | 利益剰余金 | 59,324 | 記載なし | | その他の包括利益累計額 | 47,481 | 記載なし | | 純資産合計 | 110,504 | 14.1 | | 負債純資産合計 | 213,851 | 3.4 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は51.7%(前期末46.8%)と大幅に改善しており、財務の健全性が向上しています。流動資産は減少しましたが、固定資産が増加しており、これは投資活動の活発化を示唆している可能性があります。負債合計は減少しており、特に固定負債の減少が目立ちます。純資産は大幅に増加しており、利益剰余金の増加やその他包括利益累計額の増加が寄与しています。安全性指標としては、自己資本比率の改善が特筆すべき点です。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 92,691 12.1 100.0%
売上原価 83,776 9.9 90.4%
売上総利益 8,914 38.1 9.6%
販売費及び一般管理費 5,440 12.7 5.9%
営業利益 3,474 113.6 3.8%
営業外収益 1,964 16.9 2.1%
営業外費用 367 72.3 0.4%
経常利益 5,070 63.8 5.5%
特別利益 145 △79.1 0.2%
特別損失 354 129.8 0.4%
税引前当期純利益 4,861 39.6 5.2%
法人税等 1,894 49.0 2.0%
当期純利益 2,966 34.2 3.2%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は9.6%と、前期の6.45%から大幅に改善しました。これは売上原価率が90.4%に低下したことによるものです。販売費及び一般管理費は売上高の増加率を上回る伸びを示しましたが、営業利益は売上総利益の増加に牽引され、113.6%増と大きく伸びました。営業外収益の増加(特に受取配当金)も利益を押し上げ、経常利益も63.8%増となりました。特別損失の増加が税引前当期純利益の伸びをやや抑制しましたが、当期純利益も34.2%増と堅調な伸びを示しました。売上高営業利益率は3.8%(前期1.6%)と大幅に改善しました。

5. キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、当第3四半期連結累計期間で475百万円でした。

6. 今後の展望

2026年3月期の連結業績予想は、売上高125,100百万円(前期比3.7%増)、営業利益4,170百万円(同12.3%増)、経常利益5,730百万円(同12.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,410百万円(同△2.7%減)と予想されています。第3四半期までの好調な業績を踏まえると、通期予想達成に向けた見通しは明るいと考えられます。建設市場においては、資材価格は一部下落傾向にあるものの、労務費は上昇基調であり、厳しい経営環境が続く見通しですが、同社は収益性の改善と効率的な事業運営により、これらの課題に対応していくものと予想されます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 建設事業、不動産事業ともに売上高が増加しました。特に建設事業の売上総利益が大幅に増加し、全体の利益を牽引しました。
  • 配当方針: 2026年3月期の年間配当予想は110円となっています。
  • 株主還元施策: 公表されている情報からは、具体的な株主還元施策の詳細は不明です。
  • M&Aや大型投資: 公表されている情報からは、特筆すべきM&Aや大型投資に関する情報は確認できませんでした。
  • 人員・組織変更: 公表されている情報からは、人員・組織変更に関する情報は確認できませんでした。
  • 受注実績: 建設事業の受注高は、前年同四半期比5.0%減の64,432百万円となりました。民間部門の受注が大幅に増加したものの、土木部門の受注が大きく減少したことが影響しました。

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