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更新: 2026-04-03 13:09:03
決算 2026-02-13T16:00

2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

㈱コンセック (9895)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

㈱コンセックは、2026年3月期第3四半期連結累計期間において、厳しい経済環境下で売上高が前年同期比7.5%減の72億18百万円となりました。各事業分野で中期経営計画の推進に注力したものの、市場動向の厳しさから苦戦を強いられました。損益面では、営業損失53百万円(前年同期は営業利益31百万円)を計上し、収益性が悪化しました。しかし、特別利益の計上により、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億16百万円と大幅に増加しました。全体として、売上高の減少と営業利益の赤字転落は懸念材料であり、今後の収益改善に向けた戦略が重要となります。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比
売上高(営業収益) 7,218 -7.5%
営業利益 △53 -270.4%
経常利益 50 -35.3%
当期純利益 116 +95.7%
1株当たり当期純利益(EPS) 記載なし 記載なし
配当金 記載なし 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高は、切削機具事業、特殊工事事業、建設・生活関連品事業、工場設備関連事業のいずれも前年同期比で減少しました。特に特殊工事事業は大型受注の減少が響きました。営業利益は、売上高の減少に加え、販売費及び一般管理費の増加により、前年同期の黒字から赤字に転落しました。経常利益も減益となりましたが、特別利益(投資有価証券売却益など)の計上により、当期純利益は大幅に増加しました。しかし、これは一時的な要因であり、本業の収益力改善が急務です。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 5,793 | +9.5% | | 現金及び預金 | 2,089 | +32.8% | | 受取手形及び売掛金 | 1,507 | -5.3% | | 棚卸資産 | 1,649 (商品・製品、仕掛品、原材料・貯蔵品合計) | +2.2% | | その他 | 126 | -20.2% | | 固定資産 | 6,889 | +2.9% | | 有形固定資産 | 4,408 | +0.6% | | 無形固定資産 | 131 | +6.8% | | 投資その他の資産 | 2,349 | +7.5% | | 資産合計 | 12,682 | +6.0% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 3,084 | +14.4% | | 支払手形及び買掛金 | 749 | -13.0% | | 短期借入金 | 1,120 | +9.8% | | その他 | 571 (電子記録債務、未払法人税等、賞与引当金、完成工事補償引当金、その他合計) | +29.0% | | 固定負債 | 1,322 | +17.3% | | 長期借入金 | 588 | +34.0% | | その他 | 734 (繰延税金負債、役員退職慰労引当金、退職給付に係る負債、その他合計) | +11.9% | | 負債合計 | 4,406 | +15.3% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 7,204 | +0.9% | | 資本金 | 4,090 | 0.0% | | 利益剰余金 | 672 | +11.4% | | その他の包括利益累計額 | 854 | +7.8% | | 純資産合計 | 8,276 | +1.7% | | 負債純資産合計 | 12,682 | +6.0% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は約64.7%(負債純資産合計12,682百万円、純資産合計8,276百万円)であり、健全な水準を維持しています。流動資産は現金及び預金の増加により増加しましたが、売上債権は減少しました。固定資産も増加しており、特に投資有価証券の増加が目立ちます。負債は、短期借入金及び長期借入金の増加により増加し、負債合計は増加傾向にあります。株主資本は利益剰余金の増加により微増しましたが、全体としては負債の増加が資産の増加を上回っています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 7,218 -7.5% 100.0%
売上原価 5,463 -9.2% 75.7%
売上総利益 1,755 -1.7% 24.3%
販売費及び一般管理費 1,808 +3.1% 25.0%
営業利益 △53 -270.4% -0.7%
営業外収益 117 +85.5% 1.6%
営業外費用 14 -15.8% 0.2%
経常利益 50 -35.3% 0.7%
特別利益 161 +115.6% 2.2%
特別損失 1 -92.9% 0.0%
税引前当期純利益 210 +52.0% 2.9%
法人税等 84 +4.7% 1.2%
当期純利益 126 +112.6% 1.7%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は24.3%と前期比で微減しました。販売費及び一般管理費は売上高の減少率を上回って増加しており、これが営業利益の赤字転落の主因です。営業外収益は受取配当金や為替差益の増加により大幅に増加しました。特別利益として投資有価証券売却益が大きく計上されたため、当期純利益は大幅に増加しましたが、これは一時的な要因です。売上高営業利益率は-0.7%とマイナスであり、収益性の改善が急務です。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 減価償却費は103,379千円、のれん償却額は5,399千円でした。

6. 今後の展望

2025年11月13日付で公表された業績予想から変更はありません。具体的な数値は記載されていませんが、現状の業績を踏まえると、今後の収益改善に向けた具体的な施策が求められます。

7. その他の重要事項

セグメント別業績: * 切削機具事業: 売上高 26億77百万円 (-0.9%)、営業利益 1億45百万円 (-12.2%) * 特殊工事事業: 売上高 10億58百万円 (-14.3%)、営業利益 7百万円 (-86.3%) * 建設・生活関連品事業: 売上高 28億4百万円 (-5.3%)、営業利益 1億14百万円 (+4.7%) * 工場設備関連事業: 売上高 6億79百万円 (-7.3%)、営業利益 53百万円 (+0.7%)

配当方針: 記載なし 株主還元施策: 記載なし M&Aや大型投資: 記載なし 人員・組織変更: 介護事業セグメントに属する連結子会社である株式会社サンライフの全株式を売却したため、第2四半期連結会計期間末に連結の範囲から除外されています。