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更新: 2025-10-15 15:30:00
決算短信 2025-10-15T15:30

2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

東宝株式会社 (9602)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

東宝株式会社の2026年2月期第2四半期(中間期、2025年3月1日~2025年8月31日)の連結業績は、営業収入が前年同期比17.1%増の1,916億77百万円と大幅増収を記録し、親会社株主帰属中間純利益も26.3%増の334億50百万円と好調に推移した。映画事業のメガヒット作やIP・アニメ事業の配信・グッズ収入が主な成長要因である。一方、営業利益は0.6%増と微増にとどまり、コスト増の影響が見られるが、全体として安定した業績を維持。財政状態も総資産が7,157億24百万円へ増加し、自己資本比率71.3%と健全性を保っている。

2. 業績結果

項目 金額(百万円) 前年同期比(%)
売上高(営業収入) 191,677 17.1
営業利益 41,146 0.6
経常利益 42,192 6.1
当期純利益(親会社株主帰属中間純利益) 33,450 26.3
1株当たり当期純利益(EPS、中間純利益) 197.27円 -
配当金(第2四半期末) 42.50円 -

業績結果に対するコメント: - 増収の主な要因は映画事業(営業収入1,037億9百万円、前年同期比30.3%増)の好調で、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編第一章猗窩座再来」「名探偵コナン隻眼の残像」などのメガヒットが興行収入を押し上げた。IP・アニメ事業(373億13百万円、9.0%増)では配信利用・商品化権収入が伸長。不動産事業は横ばいながら利益増。 - 事業セグメント別では、映画興行事業(538億50百万円、30.9%増、入場者数27.6%増)が突出。営業利益は全体微増だが、映画営業事業で原価増により12.2%減。 - 特筆事項:報告セグメント区分変更(前年同期数値は変更後組み替え)。包括利益は412億49百万円(28.5%増)。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |-------------------|---------------|-----------------| | 流動資産 | 記載なし | - | | 現金及び預金 | 記載なし | +10,372 | | 受取手形及び売掛金 | 記載なし | +15,654 | | 棚卸資産 | 記載なし | - | | その他 | 記載なし | - | | 固定資産 | 記載なし | - | | 有形固定資産 | 記載なし | - | | 無形固定資産 | 記載なし | - | | 投資その他の資産| 記載なし | 有価証券+29,492、投資有価証券+5,550 | | 資産合計 | 715,724 | +62,656 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |-------------------|---------------|-----------------| | 流動負債 | 記載なし | - | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | 買掛金+19,422 | | 短期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 記載なし | - | | 固定負債 | 記載なし | - | | 長期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 記載なし | - | | 負債合計 | 188,231 | +29,978 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |--------------------------|---------------|-----------------| | 株主資本 | 記載なし | 資本剰余金-3,179、利益剰余金-12,074、自己株式-40,341 | | 資本金 | 記載なし | - | | 利益剰余金 | 記載なし | -12,074 | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | その他有価証券評価差額金+10,813、為替換算調整勘定-3,898 | | 純資産合計 | 527,493 | +32,678 | | 負債純資産合計 | 715,724 | +62,656 |

貸借対照表に対するコメント: - 自己資本比率71.3%(前期73.3%)と高水準を維持し、財務安全性が高い。自己資本は510,370百万円(前期478,389百万円)。 - 流動比率・当座比率の詳細記載なしだが、流動資産増加(現金・受取手形等)が安定性を支える。 - 資産構成の特徴:投資有価証券・有価証券中心の増加。負債は買掛金増が主で、事業拡大に伴う。 - 主な変動:総資産62,656百万円増(現金等増加)、純資産32,678百万円増(包括利益貢献)。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 191,677 17.1 100.0
売上原価 記載なし - -
売上総利益 記載なし - -
販売費及び一般管理費 記載なし - -
営業利益 41,146 0.6 21.5
営業外収益 記載なし - -
営業外費用 記載なし - -
経常利益 42,192 6.1 22.0
特別利益 記載なし - -
特別損失 記載なし - -
税引前当期純利益 記載なし - -
法人税等 記載なし - -
当期純利益 33,450 26.3 17.5

損益計算書に対するコメント: - 収益性:営業利益率21.5%(前期比微減推定)、経常利益率22.0%。純利益率は高く、税効果等で伸長。ROE詳細記載なし。 - コスト構造:映画事業のヒット原価増が営業利益を圧迫。不動産・道路事業で利益率改善。 - 主な変動要因:売上増に対し販管費等抑制も不十分。セグメント変更影響あり。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

  • 中間連結キャッシュ・フロー計算書の詳細記載なし(添付資料参照)。

6. 今後の展望

  • 通期業績予想(修正後):営業収入360,000百万円(15.0%増)、営業利益65,000百万円(0.5%増)、経常利益65,500百万円(1.6%増)、当期純利益47,500百万円(9.6%増)、EPS280.13円。
  • 中期経営計画2028策定。新作映画(「劇場版呪術廻戦」「チェンソーマン」など)、IP展開(アニメ新作、ゴジラグッズ・海外ストア)、演劇公演強化。
  • リスク要因:景気下振れ、物価上昇、労務費高騰、興行不振。
  • 成長機会:Warner Bros.洋画配給提携、TOHOanimation海外展開、ECサイトオープン。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:映画事業(収入1,037億9百万円/30.3%増、利益231億93百万円/13.4%増)、IP・アニメ(373億13百万円/9.0%増、106億98百万円/19.5%減)、演劇(106億98百万円/7.2%増、9億97百万円/19.6%減)、不動産(393億14百万円/0.3%増、104億63百万円/18.3%増)。
  • 配当方針:年間85.00円予想(第2四半期末42.50円、無修正)。
  • 株主還元施策:自己株式減少(6,428,271株)。
  • M&Aや大型投資:記載なし。
  • 人員・組織変更:記載なし。会計方針変更(会計基準改正に伴う)あり。

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