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更新: 2026-04-03 09:15:37
決算 2026-02-13T15:30

2026年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社AViC (9554)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社AViCは、2026年9月期第1四半期(2025年10月1日~2025年12月31日)において、デジタルマーケティング業界の継続的な成長トレンドを追い風に、非常に好調な業績を達成しました。売上高は前年同期比で大幅に増加し、利益面でも堅調な伸びを示しました。これは、クライアントのデジタルマーケティングニーズへの的確な対応と、事業の成長性が示唆されています。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 820 58.3
営業利益 198 29.8
経常利益 199 29.3
親会社株主に帰属する四半期純利益 137 23.0
1株当たり当期純利益(EPS) 21.66 記載なし
配当金 記載なし 記載なし

業績結果に対するコメント: 当第1四半期は、デジタルマーケティング業界の需要拡大を背景に、売上高が前年同期比で58.3%増と大幅に伸長しました。これは、インターネット広告市場の成長という外部環境に加え、同社が提供するデジタルマーケティングサービスへのクライアントの旺盛なニーズに応えられた結果と考えられます。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益もそれぞれ29.8%増、29.3%増、23.0%増と、売上高の伸びを上回るペースで増加しており、利益率の改善が見られます。特に、売上原価や販売費及び一般管理費の効率的な管理が、利益の増加に貢献していると考えられます。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|----------------|--------------| | 流動資産 | 3,122 | -1.0 | | 現金及び預金 | 2,083 | -0.8 | | 受取手形及び売掛金 | 910 | -2.7 | | 棚卸資産 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 128 | 9.5 | | 固定資産 | 842 | 0.7 | | 有形固定資産 | 52 | -5.0 | | 無形固定資産 | 599 | -2.6 | | 投資その他の資産 | 190 | 14.6 | | 資産合計 | 3,964 | -0.7 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|----------------|--------------| | 流動負債 | 1,036 | -9.2 | | 支払手形及び買掛金 | 439 | 14.1 | | 短期借入金 | 50 | 0.0 | | その他 | 163 | -17.3 | | 固定負債 | 420 | -13.3 | | 長期借入金 | 410 | -13.0 | | その他 | 9 | -8.3 | | 負債合計 | 1,456 | -10.5 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|----------------|--------------| | 株主資本 | 2,477 | 6.2 | | 資本金 | 235 | 1.5 | | 利益剰余金 | 1,591 | 9.4 | | その他の包括利益累計額 | 635 | 106.2 | | 純資産合計 | 2,507 | 6.1 | | 負債純資産合計 | 3,964 | -0.7 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は62.5%と、前連結会計年度末の58.5%から上昇しており、財務の健全性が向上しています。流動資産は微減ですが、現金及び預金はほぼ横ばいであり、売掛金も微減にとどまっています。固定資産は微増ですが、のれんが減少している点は注目されます。負債合計は前連結会計年度末比で10.5%減少しており、特に流動負債と固定負債が減少しています。これは、未払法人税等の減少や長期借入金の返済によるものと考えられます。純資産は6.1%増加しており、特に利益剰余金の増加が顕著です。これは当期の純利益の計上によるものです。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 820 58.3 100.0
売上原価 346 82.6 42.2
売上総利益 474 42.4 57.8
販売費及び一般管理費 275 56.9 33.5
営業利益 198 29.8 24.2
営業外収益 2 39.3 0.2
営業外費用 1 95.7 0.1
経常利益 199 29.3 24.3
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 199 29.3 24.3
法人税等 62 43.6 7.6
当期純利益 137 23.0 16.7

損益計算書に対するコメント: 売上高は大幅に増加しましたが、売上原価の伸び率が売上高の伸び率を上回ったため、売上総利益率は前期の67.2%から57.8%に低下しました。しかし、販売費及び一般管理費の伸び率が売上高の伸び率を下回ったため、営業利益率は前期の27.7%から24.2%に低下したものの、利益額は増加しました。経常利益も同様の傾向を示しています。当期純利益は23.0%増と堅調に推移しました。売上高営業利益率は24.2%であり、収益性は維持されています。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されておりません。

6. 今後の展望

株式会社AViCは、2026年9月期の業績予想に変更はありません。通期業績予想では、売上高3,640百万円(前期比35.8%増)、営業利益984百万円(前期比35.9%増)、経常利益972百万円(前期比33.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益707百万円(前期比31.2%増)と、引き続き高い成長を見込んでいます。これは、デジタルマーケティング業界の継続的な成長と、同社の事業拡大戦略によるものと考えられます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 当社グループはデジタルマーケティング事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はありません。
  • 配当方針: 2026年9月期は期末配当予想が0.00円となっています。
  • M&Aや大型投資: 2026年1月27日開催の取締役会において、TikTok LIVEにおけるライバーマネジメント事業を行う株式会社Spicaの株式を取得し、子会社化することを決議しました。これにより、クリエイター・エコノミー市場への参入と事業ポートフォリオの多角化を図ります。取得対価は現金1,500,000千円で、借入により調達します。条件付取得対価として、Spica社の売上高実績に応じて最大300,000千円の追加支払いが発生する可能性があります。