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更新: 2026-04-03 09:15:36
決算 2026-02-13T15:30

2026年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社CS-C (9258)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

  • 会社名: 株式会社CS-C
  • 決算期間: 2025年10月1日~2025年12月31日(2026年9月期第1四半期)
  • 当期は売上高9億円台を維持する一方、新規出店費用や広告投資が重なり営業赤字4,973万円を計上。経常利益・純利益も同水準の赤字となり、収益性が低下。
  • セグメント別では主力の「ローカルビジネスDX」が黒字を維持するも、「リアル店舗」の拡張投資が損失拡大の主因に。
  • 貸借対照表では現金17億円超を保有し自己資本比率67.7%と高い安定性を示すが、利益剰余金が前期比5.6億円減少し内部留保の圧迫が懸念される。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前年同期比 備考
売上高 902 記載なし 前期データなし
営業利益 △49 記載なし 新規出店費用・広告費増
経常利益 △49 記載なし 営業外損益は微益
当期純利益 △55 記載なし 法人税等6,582千円
EPS(円) △8.35 - 潜在株式調整後なし
配当金 0.00 - 通期予想も0円

業績結果に対するコメント: - 赤字要因: リアル店舗の新規出店(例:目黒「麺屋周郷 別邸 雅」)に伴う初期費用、メディア事業「JAPAN FOOD GUIDE」の広告投資増。 - セグメント動向:
- ローカルビジネスDX: 飲食・美容業界向けSaaS「C-mo」が売上高7.2億円・利益1,960万円と基幹事業として安定。
- リアル店舗: 売上高1.5億円だが損失3,289万円と採算性に課題。
- その他: メディア事業の投資が損失3,644万円に影響。 - 特記事項: ストック売上高20.4億円と継続収益の基盤は堅調。

3. 貸借対照表(単位: 百万円)

【資産の部】 | 科目 | 金額 | 前期比 | |------|------|--------| | 流動資産 | 2,190 | △99 | | 現金及び預金 | 1,774 | △85 | | 売掛金 | 335 | △19 | | 棚卸資産 | 3 | △1 | | その他 | 89 | +10 | | 固定資産 | 1,002 | +16 | | 有形固定資産 | 149 | +32 | | 無形固定資産 | 527 | △24 | | 投資その他資産 | 325 | +8 | | 資産合計 | 3,193 | △82 |

【負債の部】 | 科目 | 金額 | 前期比 | |------|------|--------| | 流動負債 | 814 | △17 | | 買掛金 | 174 | +44 | | 未払金 | 241 | △87 | | 短期借入金 | 63 | ±0 | | その他 | 336 | +26 | | 固定負債 | 217 | △8 | | 長期借入金 | 206 | △15 | | その他 | 11 | +6 | | 負債合計 | 1,031 | △26 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額 | 前期比 | |------|------|--------| | 資本金 | 773 | ±0 | | 資本剰余金 | 773 | ±0 | | 利益剰余金 | 615 | △55 | | 自己株式 | △0 | ±0 | | 純資産合計 | 2,161 | △55 | | 負債純資産合計 | 3,193 | △82 |

貸借対照表に対するコメント: - 安全性指標: 自己資本比率67.7%(前期比±0pt)、流動比率269%(現預金カバー率218%)と極めて高い財務健全性。 - 変動点: 利益剰余金が55百万円減少し内部留保が圧迫。無形固定資産(ソフトウェア等)が24百万円減。 - 特徴: 総資産の55%を現預金が占め流動性重視の構成。負債は長期借入金2億円が中心で金利負担軽微。

4. 損益計算書(単位: 百万円)

科目 金額 前期比 売上高比率
売上高 902 - 100.0%
売上原価 417 - 46.2%
売上総利益 485 - 53.8%
販管費 534 - 59.2%
営業利益 △49 - △5.4%
営業外収益 1 - 0.1%
営業外費用 0 - 0.0%
経常利益 △49 - △5.4%
税引前利益 △49 - △5.4%
法人税等 6 - 0.7%
当期純利益 △55 - △6.1%

損益計算書に対するコメント: - 収益性: 売上総利益率53.8%と高水準だが、販管費率59.2%が利益を圧迫(人件費1.9億円、広告費・出店費が主因)。 - 損失構造: 営業損失率5.4%、純損失率6.1%と継続的な赤字状態。リアル店舗の早期採算化が急務。 - コスト分析: 販管費の34%を人件費が占め、固定費の最適化余地あり。

5. キャッシュフロー

  • 記載なし(四半期キャッシュフロー計算書未作成)。

6. 今後の展望

  • 業績予想: 通期売上高36億2,600万円(前年比+14.1%)、純損失6,900万円を予測(前期比改善なし)。
  • 成長戦略:
  • ローカルビジネスDX: 医療機関向けサービス拡大・金融機関連携による新規顧客開拓。
  • リアル店舗: M&A・自社出店による規模拡大。
  • リスク: インバウンド依存度の高さ、人件費上昇、新規事業の採算遅れ。

7. その他の重要事項

  • 配当方針: 2026年9月期も無配継続。
  • 投資計画: リアル店舗の出店加速とシステム開発投資を継続。
  • 人事: 代表取締役社長・椙原健氏、管理本部長・金城一樹氏の体制維持。

総括

株式会社CS-CはDX支援事業で一定の基盤を築く一方、リアル店舗拡張に伴う投資負担が業績を圧迫。財務基盤の強固さを武器に中長期成長を狙うが、短期的な収益改善が経営課題。今四半期は「悪い」評価だが、ストック売上高の堅調さから中期回復に期待。