適時開示情報 要約速報

更新: 2026-04-03 09:15:31
決算 2026-02-13T16:00

2025年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社メンタルヘルステクノロジーズ (9218)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社メンタルヘルステクノロジーズの2025年12月期(2025年1月1日~2025年12月31日)連結決算は、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の全てにおいて前期比で大幅な増加を達成し、非常に好調な結果となりました。前連結会計年度に計上された一時的な費用がなくなったことに加え、主力事業であるメンタルヘルスソリューション事業の堅調な成長、および新たに連結対象となったメディカルワークシフト事業の貢献が業績を牽引しました。これにより、前期の赤字から大幅な黒字転換を果たし、財務基盤の強化と株主還元への意欲を示しています。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 6,435 25.3%
営業利益 598 445.6%
経常利益 438
親会社株主に帰属する当期純利益 254
1株当たり当期純利益(円) 24.56
配当金(円) 10.00

業績結果に対するコメント: 当期は、前連結会計年度に株式会社タスクフォース社の買収関連費用や第11回新株予約権に係る株式報酬費用といった一時的な費用が計上され、赤字となった反動もあり、大幅な増収増益となりました。特に営業利益は445.6%増と、収益構造が本来のストック型収益構造に回帰したことを示しています。売上高は、メンタルヘルスソリューション事業の堅調な成長に加え、2024年3月から連結対象となったメディカルワークシフト事業(旧タスクフォース社)の貢献が大きく寄与しました。経常利益および当期純利益も黒字転換し、 EPSは24.56円となりました。株主還元としては、10円の配当が実施されました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 流動資産 | 2,401 | 32.8% | | 現金及び預金 | 1,492 | 33.6% | | 受取手形及び売掛金 | 851 | 32.9% | | 棚卸資産 | 3 | - | | その他 | 54 | - | | 固定資産 | 2,966 | 4.1% | | 有形固定資産 | 115 | 64.6% | | 無形固定資産 | 2,540 | -3.3% | | 投資その他の資産 | 309 | 155.8% | | 資産合計 | 5,368 | 15.5% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 流動負債 | 1,500 | 53.5% | | 支払手形及び買掛金 | 147 | 12.7% | | 短期借入金 | 508 | 36.8% | | その他 | 844 | - | | 固定負債 | 2,300 | -7.0% | | 長期借入金 | 2,110 | -5.5% | | その他 | 190 | - | | 負債合計 | 3,801 | 13.4% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 株主資本 | 1,369 | 24.9% | | 資本金 | 記載なし | - | | 利益剰余金 | 記載なし | - | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | - | | 純資産合計 | 1,566 | 21.0% | | 負債純資産合計 | 5,368 | 15.5% |

貸借対照表に対するコメント: 当期末の資産合計は5,368百万円となり、前期末比15.5%増加しました。特に流動資産は、事業拡大に伴う現金及び預金の増加(375百万円増)や売掛金の増加(210百万円増)が顕著です。固定資産では、投資その他の資産が188百万円増加し、子会社のクリニック・薬局拠点増加に伴う設備投資や、資本業務提携による投資有価証券の増加が影響しています。 負債合計は3,801百万円となり、前期末比13.4%増加しました。流動負債の増加が目立ち、これは資金調達による1年内返済予定の長期借入金の増加(136百万円増)や株主優待引当金の計上(119百万円)によるものです。固定負債は長期借入金の返済により微減しました。 純資産合計は1,566百万円となり、前期末比21.0%増加しました。これは主に当期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものです。自己資本比率は25.5%となり、前期の23.6%から改善しています。流動比率や当座比率などの安全性指標は、詳細な数値が記載されていないため算出できませんが、流動資産の増加は短期的な支払い能力の向上を示唆しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 6,435 25.3% 100.0%
売上原価 記載なし
売上総利益 記載なし
販売費及び一般管理費 記載なし
営業利益 598 445.6% 9.3%
営業外収益 記載なし
営業外費用 記載なし
経常利益 438 6.8%
特別利益 記載なし
特別損失 記載なし
税引前当期純利益 記載なし
法人税等 記載なし
当期純利益 254 3.9%

損益計算書に対するコメント: 売上高は6,435百万円と、前期比25.3%増加しました。営業利益は598百万円と、前期の赤字から大幅に回復し、445.6%増となりました。これは、売上高の増加に加え、前期に計上された一時的な費用の減少が大きく寄与した結果です。売上高営業利益率は9.3%と、前期の2.1%から大幅に改善しました。経常利益は438百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は254百万円となり、黒字転換を果たしました。 セグメント別の業績を見ると、メンタルヘルスソリューション事業は売上高19.0%増、セグメント利益35.4%増と好調を維持しました。新たに連結対象となったメディカルワークシフト事業は、売上高は3,269百万円を計上しましたが、スタッフの募集・定着のための人件費増加により、セグメント利益は265百万円となりました。その他事業は、売上高30.5%減、セグメント利益99.7%減と苦戦しました。

5. キャッシュフロー

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
営業活動によるキャッシュフロー 631 133.9%
投資活動によるキャッシュフロー △324 -84.9%
財務活動によるキャッシュフロー 67 -96.7%
現金及び現金同等物期末残高 1,492 33.6%
フリーキャッシュフロー 307

キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュフローは631百万円と、前期比で大幅に増加しました。これは、株主優待引当金の増加や、のれんの償却額、未払消費税等の増加が主な要因です。 投資活動によるキャッシュフローは324百万円の支出となりました。これは、長期貸付による支出や有形・無形固定資産の取得による支出が主な要因です。 財務活動によるキャッシュフローは67百万円の収入となりました。これは、長期借入金の借入れによる収入があったものの、長期借入金の返済による支出がそれを上回ったためです。 フリーキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローから投資活動によるキャッシュフローを差し引いたもので、307百万円となりました。これは、事業活動で生み出したキャッシュが、設備投資や長期貸付などの投資活動を上回ったことを示しています。

6. 今後の展望

株式会社メンタルヘルステクノロジーズは、2026年12月期において、メンタルヘルスソリューション事業およびメディカルワークシフト事業を軸とした着実な成長を見込んでいます。 また、2026年3月31日にインクルード株式会社の株式を100%取得し子会社化する予定です。この子会社化が業績に与える影響については現在精査中であり、2026年12月期の連結業績予想は、2026年3月下旬に開示される予定です。 中期経営計画「MHT100/20-25」では、2027年12月期に連結売上高100億円、営業利益20-25億円の達成を目指しています。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: メンタルヘルスソリューション事業は堅調、メディカルワークシフト事業は貢献、その他事業は減収減益。
  • 配当方針: 2025年12月期より配当を開始し、10円を実施。2026年12月期も10円の配当を予想。
  • 株主還元施策: 株主優待制度を導入。
  • M&Aや大型投資: 2026年3月にインクルード株式会社を子会社化予定。
  • 人員・組織変更: 経営管理区分の見直しにより、報告セグメントを再編。