2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
RecoveryInternational株式会社 (9214)
決算評価: 良い主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
RecoveryInternational株式会社は、2025年12月期において、連結財務諸表作成初年度ながら、訪問看護サービス事業の拡大と、新たにM&Aにより取得したコメディカル人材紹介事業の立ち上げを両輪として、堅調な業績を達成しました。売上高は26億89百万円、営業利益は2億3百万円となり、新規事業譲受に伴う一時的な費用が発生したにも関わらず、利益を確保しました。自己資本比率は57.2%と健全な財務基盤を維持しており、今後の成長に向けた投資も積極的に行われています。2026年12月期は、さらなる事業拡大と収益性向上を目指しており、高い成長が見込まれます。
2. 業績結果
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 2,689 | 記載なし |
| 営業利益 | 203 | 記載なし |
| 経常利益 | 207 | 記載なし |
| 当期純利益 | 127 | 記載なし |
| 1株当たり当期純利益(EPS) | 93.36円 | 記載なし |
| 配当金 | 記載なし | 記載なし |
業績結果に対するコメント: 2025年12月期は連結財務諸表作成初年度のため、前期との直接的な比較はできません。しかし、売上高26億89百万円、営業利益2億3百万円、経常利益2億7百万円、当期純利益1億27百万円と、いずれも黒字を達成しました。特に、主軸である訪問看護サービス事業は、拠点展開と運営管理体制の強化により堅調に推移し、グループ全体の収益基盤として貢献しました。一方で、新たに取得したコメディカル人材紹介事業は、事業譲受に伴う一時的な費用や先行投資が発生したため、セグメント損失となりましたが、成約件数は順調に推移しており、次期以降の収益貢献が期待されます。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 1,195 | 記載なし | | 現金及び預金 | 587 | 記載なし | | 受取手形及び売掛金 | 545 | 記載なし | | 棚卸資産 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 26 | 記載なし | | 固定資産 | 152 | 記載なし | | 有形固定資産 | 6 | 記載なし | | 無形固定資産 | 74 | 記載なし | | 投資その他の資産 | 70 | 記載なし | | 資産合計 | 1,347 | 記載なし |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 403 | 記載なし | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | 記載なし | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 固定負債 | 169 | 記載なし | | 長期借入金 | 137 | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 負債合計 | 573 | 記載なし |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 771 | 記載なし | | 資本金 | 203 | 記載なし | | 利益剰余金 | 504 | 記載なし | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 774 | 記載なし | | 負債純資産合計 | 1,347 | 記載なし |
貸借対照表に対するコメント: 当連結会計年度末の総資産は13億47百万円です。流動資産が11億95百万円と資産の大半を占め、そのうち現金及び預金が5億87百万円、売掛金が5億45百万円となっています。固定資産は1億52百万円で、無形固定資産(のれん73百万円含む)がその大部分を占めています。負債合計は5億73百万円で、流動負債が4億3百万円、固定負債が1億69百万円です。固定負債の主な内訳は長期借入金1億37百万円です。純資産合計は7億74百万円で、自己資本比率は57.2%と健全な水準を維持しています。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 2,689 | 記載なし | 100.0% |
| 売上原価 | 1,522 | 記載なし | 56.6% |
| 売上総利益 | 1,166 | 記載なし | 43.4% |
| 販売費及び一般管理費 | 963 | 記載なし | 35.8% |
| 営業利益 | 203 | 記載なし | 7.6% |
| 営業外収益 | 6 | 記載なし | 0.2% |
| 営業外費用 | 2 | 記載なし | 0.1% |
| 経常利益 | 207 | 記載なし | 7.7% |
| 特別利益 | 0 | 記載なし | 0.0% |
| 特別損失 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 税引前当期純利益 | 207 | 記載なし | 7.7% |
| 法人税等 | 79 | 記載なし | 2.9% |
| 当期純利益 | 127 | 記載なし | 4.7% |
損益計算書に対するコメント: 売上高は26億89百万円で、売上原価は15億22百万円、売上総利益は11億66百万円(売上高比率43.4%)となりました。販売費及び一般管理費は9億63百万円(売上高比率35.8%)で、営業利益は2億3百万円(売上高比率7.6%)となりました。営業外収益・費用は軽微であり、経常利益は2億7百万円(売上高比率7.7%)となりました。当期純利益は1億27百万円(売上高比率4.7%)です。連結初年度のため前期比較はできませんが、売上高に対する利益率は概ね健全な水準を維持していると考えられます。
5. キャッシュフロー
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュフロー | 70 | 記載なし |
| 投資活動によるキャッシュフロー | △70 | 記載なし |
| 財務活動によるキャッシュフロー | 77 | 記載なし |
| フリーキャッシュフロー | 記載なし | 記載なし |
キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュフローは70百万円の収入となりました。主な要因として、税金等調整前当期純利益や未払費用の増加が挙げられますが、売上債権の増加や法人税等の支払いが支出要因となりました。投資活動によるキャッシュフローは70百万円の支出となりました。これは主に事業譲受による支出によるものです。財務活動によるキャッシュフローは77百万円の収入となりました。これは主に長期借入による収入によるものです。期末の現金及び現金同等物は5億87百万円となっています。
6. 今後の展望
2026年12月期は、訪問看護事業において神奈川県への新規事業所開設を含む関東圏でのドミナント戦略を加速させ、全国44事業所体制への拡大を目指します。コメディカル人材紹介事業では、M&Aによるシナジー創出と市場開拓を推進します。また、SaaS事業としてAIを用いたルート整備システムを本格リリースし、業務効率化とサービス品質向上を目指します。これらの成長を支えるため、人材確保と育成にも注力します。 業績予想としては、売上高34億30百万円(前期比27.5%増)、営業利益2億15百万円(前期比6.0%増)、経常利益2億18百万円(前期比5.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1億51百万円(前期比18.6%増)を見込んでいます。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績:
- 訪問看護サービス事業: 売上高 25億97百万円、セグメント利益 7億74百万円。
- コメディカル人材紹介事業: 売上高 93百万円、セグメント損失 33百万円。
- 配当方針: 2024年12月期、2025年12月期ともに配当実績はありません。2026年12月期も配当予想は0円です。
- 株主還元施策: 現在、積極的な株主還元策は開示されていません。
- M&Aや大型投資: 2025年3月7日付で、子会社RePath株式会社が株式会社clutchcommunicationより有料職業紹介事業等を譲り受け、コメディカル人材紹介事業を開始しました。
- 人員・組織変更: 連結範囲の重要な変更として、RePath株式会社が新規連結子会社となっています。