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更新: 2026-04-03 09:15:36
決算 2026-02-13T15:30

2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

株式会社ノバレーゼ (9160)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社ノバレーゼの2025年12月期連結決算は、売上収益、営業利益、当期純利益ともに大幅な増加を達成し、非常に好調な結果となりました。ブライダル事業における婚礼施行の回復と単価上昇、レストラン特化型事業の堅調な推移が業績を牽引しました。また、新規出店や海外展開も進め、将来の成長に向けた基盤を強化しています。財務面では、自己資本比率が向上し、キャッシュフローも改善傾向にあり、財務健全性も高まっています。2026年4月には株式会社エスクリとの経営統合を予定しており、業界再編を主導し、さらなる企業価値向上を目指す戦略が注目されます。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 22,039 14.2
営業利益 2,247 68.1
経常利益 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 1,849 89.5
当期純利益 1,256 89.3
親会社の所有者に帰属する当期純利益 1,256 89.3
1株当たり当期純利益(EPS) 50.16 88.9
配当金 記載なし 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高は、ブライダル事業における婚礼施行組数および施行単価の増加、レストラン特化型事業の一般飲食にかかる売上増加により、前期比14.2%増と大幅に伸長しました。利益面では、一部店舗の収益性悪化による減損損失の計上等で販売費及び一般管理費が増加したものの、売上増加に伴う売上総利益の増加が寄与し、営業利益は同68.1%増と大きく改善しました。税引前当期純利益、当期純利益も同様に大幅な増加を示しており、収益性が著しく向上しています。1株当たり当期純利益も前期の26.56円から50.16円へと大幅に増加しました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 流動資産 | 記載なし | 記載なし | | 現金及び預金 | 記載なし | 記載なし | | 受取手形及び売掛金 | 記載なし | 記載なし | | 棚卸資産 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 固定資産 | 記載なし | 記載なし | | 有形固定資産 | 1,479 (増加) | 記載なし | | 無形固定資産 | 記載なし | 記載なし | | 投資その他の資産 | 記載なし | 記載なし | | 資産合計 | 36,823 | 5.7 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 流動負債 | 記載なし | 記載なし | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | 記載なし | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 固定負債 | 記載なし | 記載なし | | 長期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 負債合計 | 26,714 | 3.2 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 株主資本 | 記載なし | 記載なし | | 資本金 | 記載なし | 記載なし | | 利益剰余金 | 記載なし | 記載なし | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 10,109 | 14.3 | | 負債純資産合計 | 36,823 | 5.7 |

貸借対照表に対するコメント: 資産合計は前期末比5.7%増加し36,823百万円となりました。これは主に、新規出店および既存店に係る有形固定資産の取得による増加が要因です。負債合計は同3.2%増加の26,714百万円となりました。借入金の純減額があったものの、未払消費税等の増加などが影響しました。純資産合計は同14.3%増加し10,109百万円となりました。これは主に、当期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものです。 自己資本比率は27.5%となり、前期の25.5%から上昇しており、財務健全性が向上しています。流動比率や当座比率に関する詳細なデータは開示されていませんが、自己資本比率の上昇は、より安定した財務構造を示唆しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 22,039 14.2 100.0
売上原価 記載なし 記載なし 記載なし
売上総利益 記載なし 記載なし 記載なし
販売費及び一般管理費 記載なし 記載なし 記載なし
営業利益 2,247 68.1 10.2
営業外収益 記載なし 記載なし 記載なし
営業外費用 記載なし 記載なし 記載なし
経常利益 1,849 89.5 8.4
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 1,849 89.5 8.4
法人税等 記載なし 記載なし 記載なし
当期純利益 1,256 89.3 5.7

損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は10.2%と、前期の6.9%から大幅に改善しました。これは、売上増加に伴う利益率の向上と、一部店舗の収益性悪化による減損損失の計上にもかかわらず、全体としてコスト管理が奏功したことを示唆しています。税引前利益率は8.4%となり、こちらも前期の2.9%から大きく改善しました。当期純利益率は5.7%となり、収益性の改善が顕著です。 ブライダル事業は売上収益が12.7%増、セグメント利益が46.5%増と好調でした。レストラン特化型事業は売上収益が37.9%増となりましたが、新規出店に係る開業費用の増加によりセグメント損失となりました。しかし、全体としてはブライダル事業の貢献が大きく、利益を押し上げています。

5. キャッシュフロー

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
営業活動によるキャッシュ・フロー 4,756 22.2
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,651 △82.8
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,219 △260.5
現金及び現金同等物 期末残高 3,417 △3.7

キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュ・フローは4,756百万円と、前期比22.2%増加しました。これは、税引前利益の増加や減価償却費及び償却費の計上が主な要因です。投資活動によるキャッシュ・フローは、新規出店および既存店に係る有形固定資産の取得により、2,651百万円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済等により2,219百万円の支出となりました。期末の現金及び現金同等物は3,417百万円となり、前期末比で微減となりましたが、営業活動で得たキャッシュフローが投資・財務活動の支出をカバーしており、全体として健全なキャッシュフロー状況と言えます。

6. 今後の展望

株式会社ノバレーゼは、2026年4月1日に株式会社エスクリとの経営統合を予定しており、これにより国内最大級のブライダルグループが誕生します。この統合により、都市型・地方型双方を網羅する全国規模の式場ネットワークを構築し、スケールメリットを活かしたコスト削減、人材・ノウハウの相互活用によるサービス品質向上、そして海外展開やインバウンド需要の取り込み、アフターウエディング事業の拡充など、新規事業の創出を目指します。 また、新規出店計画も積極的に進めており、2026年3月には静岡市、2026年4月には富山市、2027年5月には軽井沢町、2027年9月には仙台市での婚礼施設の開業を予定しています。レストラン特化型事業においても、国内外での出店を進め、収益基盤の拡大を図ります。 リスク要因としては、少子化や婚姻件数の減少、価値観の多様化といったブライダル市場の縮小傾向が挙げられますが、業界再編や新規事業展開により、これらのリスクに対応し、持続的な成長を目指す方針です。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: ブライダル事業は売上収益12.7%増、セグメント利益46.5%増と好調。レストラン特化型事業は売上収益37.9%増も、新規出店費用によりセグメント損失。
  • 配当方針: 2024年12月期、2025年12月期ともに配当は実施されていません。2026年12月期は1.20円の配当予想が出ています。
  • 株主還元施策: 現時点では積極的な株主還元策は開示されていません。
  • M&Aや大型投資: 株式会社エスクリとの経営統合が最大の注目点です。新規出店も積極的な投資と見られます。
  • 人員・組織変更: 海外市場への進出として、ベトナムに現地法人(NOVARESE VIETNAM COMPANY LIMITED)を設立しました。